12/21

かたる:どうも市場は機能不全に近い…強烈な失望感に包まれた印象を持ちます。明らかに売られ過ぎでしょうが…誰が猫に鈴を付け、どの株が、その先頭を走るのでしょう。

そんな中SUMCOは、先の安値10/26の1280円を割れていません。今の所…本日は寄り値が安値で1305円です。古河電工は順調に下値を切り下げています。昨日の東邦チタンは意外に株価の値動きが強く感じましたが、本日は1000円を割れました。また4ケタ割れです。東芝は全く駄目です。カタルが現物で買った買い値も下回って来ました。

いったい、どこまで損切りをすれば良いのでしょう。今年の儲けは全て吐き出し…それでも不足状態になって来ました。ケネディクスの買い値は遙か上値です。株と言うのは、分からないものです。いったい何が根底になって株価が付けられているのか…。企業業績は良いのに…株価だけがドンドン下げている印象を持ちます。いくら市場リスクが高いとはいえ、いくらなんでも…やり過ぎでしょう。

このような株式取引を通じて感じることは、期待値の「絶大さ」です。今の中国は成功に次ぐ大成功で…傲慢になっています。中国人の「厚かましさ」はヘキヘキします。大声での会話は周りの迷惑です。でも逆に…この行動が成長の源になっています。過去の日本がそうでした。しかし今は「失われた時代」を通じて、カタルような失敗体験者しか居らず、どうせ…やっても駄目だろうと、やっても居ないのに、最初から挑戦を諦めるのです。株式市場を見ると分かります。この期待値が生まれるまで、日銀は無限の資金を使って、「副作用」など…と、日経新聞で批判されようが…ガンガンやればいいのです。

その意味で東芝は、絶対にあの金額を市場から買えないと思っていますが…まだ駄目ですね。ヘッジファンドの売りが続くのかどうか。 カタルは本日も損切りのクロスをしました。この背景は、あの金額を買うには株価を上げるしかないと思っています。日産自動車のゴーン事件は、これから更に波紋を広げますよ。いろんな面で…ガバナンスの問題を提示する歴史的な事件になると思っています。

東京地検の論理が正しいのかどうか…。初めて…じゃないのでしょうか? 裁判官は誰かな? 覚えていますか? カタルは最高裁の武富士の判決を下した今井判事を過去に批判したことがあります。だって法律は後で出来たのに、その法律ができる以前の罪まで、問うて…サラ金業界を潰しました。いまでは…どのサラ金も銀行の傘下です。武富士は超優良企業でしたが、消えました。日本の村論理は恐いのです。故に地検幹部は「自分が法律だ」と…中国人のような暴言を吐くのでしょう。

ブルドックの裁判でもそうでした。だから日本では、なかなかM&Aが進展しないのです。その為に非効率な社会構造が長く続きました。最後は嫌々…パイオニアのような結果に追い込まれます。1993年かな? もし…あの時に日本の社会が「終身雇用が当たり前だ」とパイオニアを叩かなければ…今の日本の形は変わっていたかもしれません。

何も失われた時代は、政策動向だけで形成されるものではなく…メディアが間違った方向に誘導したために日本が悪化したとも言えます。傲慢な地検幹部とメディアは同じ穴のムジナに見えます。

河野外務大臣の会見がメディアから批判されましたが、あんな馬鹿げた質問を何度も…必用に迫る方が可笑しいと思います。「交渉に影響を及ぼすので言えない」と既に述べているのです。

ほぉ…ソフトバンクBが高いですね。カタルが書いた上場初日のレポートで1463-1464-1344-1391の値動きで、安値が良い所だとカタルは述べています。今の株価は1345円前後ですね。この株が先導役か?…とも考えましたが、大型過ぎてやれません。一度は1500円を超えるかもしれませんが、やはり駄目でしょう。

米国もFAANG関連の値戻しが起ると思っています。そう考えると…メルカリの選択肢も浮上しますが…背景がどうなのでしょう。本日の値動きは1950-1980-1861-1871です。また買うべき水準ですね。後場に損切りのクロスを振り、更に買い増すべきか、どうか…。もっと出来高が増えると面白いのです。

何か…必ず出てきます。出来れば東邦チタンに期待したいけれど…仕掛ける筋が居るかどうか。このクラスならやれます。条件が揃う事は滅多になく難しいのです。でも今の外部環境は…力があれば面白い相場が作れます。カタルに100億程度の資金量があればやるのですが…激情型の馬鹿ですから、なかなか声が掛かりません。誰か…お金を預けないかな?

こんな環境はなかなかないですよ。今は、仕掛けに…面白い環境です。武田製薬にも芽がありますが、このような大型株は機関投資家さん向けです。証券マンはチャンスが到来していますから、市場をよく観察しましょう。何か見つかったら、カタルに教えて下さい。カタルの見ている範囲は、所詮…限られた範囲に過ぎません。でもまだ三菱UFJは止まりませんから、この株の下値が確定してからになるのでしょう。

やはり東芝も候補なのですが、もしこの値動きが演出なら…GSと言うのは、流石、一流と褒めたたえられます。みんなが良い、近江商人の「三方よし」です。

伊藤忠が株主だったケネディクスにも芽はありますが、やはり早いのでしょう。「何か、飛び出す…玉手箱」 株屋は…こんな時はチャンスなのです。常に「ピンチはチャンス」下剋上のスマートコミュニティーなのです。

そう言えば…韓国のSKハニックスは2兆円をかけ、M16の工場を新設する事が話題になっています。中国の追随を振り切り、効率化率を20%程度、高めると言われています。この時期は「しり込み」をするのが普通の経営者ですが、この決断は冒険なのか…。成功なのか…。スーパーサイクル論の到来の時期の読みが関係します。故に株価が強いSUMCOも大幅な値戻しの候補になります。

必ず…「進化論」を思わせるような中間反騰が上演されます。

ゴルディロックス相場が浮上したISMの数字も、今後を占います。過剰の期待感が崩れ、正常化させた…と、パウエル議長は、未来において…称賛されるかもしれません。今は市場から否定されていますが…、カタルも分かりません。FRBの決断が正しいのかもしれません。

どちらにしても…完全に、市場から「期待値」が消えたことは事実です。故に適正な融資水準に移行する筈で、景気の拡大期が延びる可能性もあります。今は兎に角、市場は過剰な悲観感に染まっています。これだけは確かです。でもハローウィンから年末年始のアノマリーに賭け「腹をくくった」つもりですが、前半の駄目相場を観て、カタルの実力の程が分かります。やはり3流域の人間のままです。

しょうがないとは言え…この結果は真摯に受け止めねばなりません。ゴメンね。読者にも迷惑をかけていることでしょう。カタル自身が…損ばかりの毎日です。

でもカタルの考えは、セルメイから…あまり変わりません。今も22750円のデフレの関門を挟んだボックス相場だと思っています。過剰な乖離が発生しており、今はチャンスなのでしょう。

とうとう来週一週間を残す年末相場になりました。株式市場はいつも「掉尾の一振」などと言いますが…今年こそ、その諺を敢行し、来年に繋げてほしいな…。平成最後の年末は、「失われた時代」を飾るのに相応しい展開になっています。1989年も指数だけが上がり38915円を付けました。今年は、どんな年末を迎えるのでしょう。

それでは…また明日。失意に沈むカタル君です。



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