06/09

かたる本日の一般的なコメントは、総体的に弱く、目先、調整入りを示唆するコメントが目立ちましたね。しかしカタルは、三菱化工機などの事例を掲げ、なかなか下がらない相場を紹介しています。通常、これまでの相場なら、間違いなく、一相場が終わるか、調整に入ると…かなりの期間、休みました。代表事例は2012年の秋から始まり2013年4月に相場が終ったケネディクスなどのカタル銘柄ですね。2年は、休みを続けており…ケネディクスは、未だに上昇波動が、明確に確認できていません。しかし先回、紹介したJVCケンウッドなどは、割安銘柄と言う事もありましたが、一度、株価のステージを変えると…なかなか元の低い株価位置に戻りませんね。むしろ最近は、出直りもあり得るかも…と思えるほどです。BBタワーなどの駄目株も、なかなかの動きをしていますね。通常は下げる筈なのに…しぶとい動きをしています。素質がない銘柄が…この動きですからね。

高所恐怖症に陥っているVテクは窓埋めをするのか、どうか…。非常に注目されます。本日は安く始まり4500円を割れていましたね。カタルの指値まで届くかどうか…。買えないようだと、再び高値を買わざる得ないかもしれません。何しろ、一旦、会社予想を懐疑的に観て、持ち株を減らしましたからね。あれは無駄な動きでした。この株の変化率は凄いですからね。みずほのアナリストの実力が、どの程度か知りませんが、読者から、彼のレポート情報を貰い読むと、ホンマかいな…と疑いたくなりますね。(情報メールを頂き、ありがとうございました。)高水準の数字を打ち出しているのに、目標株価が6000円だそうで…、アナリストの着眼は良いですが、株と言うものを知りませんね。彼が打ち出している数字は、こんな数字だそうです。相変わらずの右肩上がりの一株利益予想で、2016年の233円から2018年が360円だそうです。

大体、設備投資と言うのは、一過性と言うか…急激に膨らみ、山を越えるのが普通です。要するに激変するのですね。緩やかな上昇もないし…赤字から、いきなり黒字になり高水準の利益を計上して、そうして…あっという間に転落するのが普通です。その分、相場も激変しますね。熱し易く冷めやすいのが、設備投資関連の特徴です。常識で考えれば分かります。いくら激変業界の半導体でも、減価償却は6年程度が標準でしょう。中には8年程度見込むところもあるでしょうが…。一旦、設備を導入すれば、暫くは更新しません。

でもスマフォの業界は、もっと短いのかもしれません。何しろ半年ごとにモデルチェンジですからね。4年程で設備は陳腐化するのかも知れませんね。仮にこれほどの需要があるとすれば、株価は一気に急騰しますね。問題はこのアナリストが指摘している幻の大口受注ですね。200億円から300億円の指摘で…実現するのかどうか…。この可能性は高そうなのですね。だから赤字の日本精工の子会社を、買収したとも考えられるわけです。此処が、この株の焦点でしょう。仮に大口受注が本当なら…株価は1万円、偽物でも5000円でしょう。そんなイメージです。この狭間を、相場は揺れ動きます。故に今回の下げは買い場ですからね。カタルは、株数を、もう少し増やそうと考えています。ただ推奨株価から、ずいぶん上がりましたからね。最初は2800円ですからね。既に2000円は上がったのです。

さて今日は、再びケネディクスを寄り付きの525円で買い増ししました。アララ…520円を割れましたね。何処まで下がるかな? まだ信用買い残は4000万株以上あり、重いですが…、カタルはデフレ脱却が実現できると思っています。それならば…1兆円5千億円を、遙かに超えるAUM残高が…、俄然、活きてきますね。いくら利益を隠そうとしても最後は隠せません。相場が先に伸びているだけの話ですからね。何処かで…爆発します。何時か?これが分かれば…苦労はありません。残念ながら、カタルは神さまではありません。

そう言えば…、今日は、007も久しぶりに買いました。1000円以下のものは…売らずに封印をして、現物株にしたわけです。その分、信用枠が空き、買い増しですね。本当は…1580円以下で買いたかったのですが…、買えないと悲しいから…欲を言わずに1600円にしました。また下がれば…買うつもりです。此方は予想通り1580円があり、1600円ですから、カタルの指値は買えましたね。本当は寄り付きでも良かったのですがレポートを書いているので、注文はいつも一回限り、寄り付き前に出すだけです。相場を見ながら注文を出すのは…追証になるロスカットの時ぐらいですね。他は事前に注文を出しています。今日はJTECも買いました。これでカタル銘柄の御三家の揃い踏みですね。

確かに…目先の相場は10月まで休みの可能性もあります。でも基本的に、カタルはあまり下げないと考えています。理由は、なんと言っても…伊藤レポートのROE経営ですね。故にファナック株は注目されます。此処での懸念と言えば…、ギリシャではなく1937年問題と中国が大きいですが、今日、報道されているバーゼルも嫌ですね。基本的に金融強化の流れは続いていますね。だから今回の雇用統計は強かったですが…、なかなかリマンショック前に、戻らないのですね。あの賃金上昇率は、未だに2%台のボックスですからね。リマンショック前は3%台だったのですね。今週書いた「米国経済を考える」と言うコラムを参照してください。グラフを掲示してあります。もう一度、此処で掲載しますね。

米国労働者の時給推移
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米国労働者の時給推移

日本は三井不動が、海外プロジェクトのリスク投資をするようになり、ユトリが生まれ始めたことが…窺えます。このように…、夢と言うか、成長と言うのは、ユトリが夢を育むのですね。だから金融を痛めつけたら駄目なのです。日本は三和銀行を潰しましたからね。UFJを強引な検査で、倒産させたのです。倒産と云う表現は…誤解を与えますが、あの強権発動が2010年からの二番底に繋がり、ダヴィンチを倒産に追い込みました。辛うじて生き延びたのが、ケネディックスです。だからダヴィンチの怨念相場が、必ず生まれるとカタルは信じています。アイフルなども同じ原理ですね。武富士の損をアイフルで取り戻せばいいのです。過剰な最高裁の判断は、明らかに間違っています。

007は…1548円まであったのですね。アララ…買い増しをしたかったな。出来高バランスが落ち込まないとすれば…いよいよ一段高を迎える可能性があります。問題は転換売りを、どう処理しているか…ですね。間違いなく内部と繋がっている動きです。相場としては…この辺りで、一服した方が良いですね。転換売りが完了すると売り物が切れ、株価が飛ぶと言う見方もありますし…逆に梃入れがなくなるから、相場は終わると言う読みもありますね。

しかしIoTの進展は、世界で一斉に始まっており、ワクワク感は全く消えません。何故、カタルが高値でも買い増しをしているか? 株価が2000円、3000円になっても株価に割高感が湧かずに…、逆に、買いたくなる株だからです。これは非常に珍しいですね。JTECと007は、スマートコミュニティーを代表する銘柄です。故に、利益の先が見えないのです。無限に夢が膨らむのですね。だからカタルは100株でもいいから、現物投資でニーサを利用して買って置け…と、前から述べています。ひょっとすれば…本当にひょっとします。100万が1億円に化ける可能性があるのが…、このスマートコミュニティー関連ですね。

さて…こんなところで今日は良いですか? アレレ…。打診済みの株が変な動きをしていますね。珍しいな。この動きは…。まぁ、いいや、あっちこっちホタルのように飛び回ることは出来ませんからね。所詮は、貧乏人なのです。今度は、郵政の財政投融資資金が株式市場に向かいます。国家第二予算を支える資金源ですね。日本郵政の民営化は、まさに構造改革の実現なのですね。この意味が理解できない人は、会計予算などのカラクリを勉強した方が良いですね。財政投融資の資金は、何処から来ているのか? この考え方は、伊藤レポート共に、重要ですね。それでは…また明日。三菱UFJの株価だけ見ていれば…相場の強さが、分かると言うものです。



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