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市場の好転にも拘らず、人気株はなかなか生まれません。基本的に弱気相場が継続しており「空売り」が優位な状況が続いています。ここ1年以上、空売りは儲かっていますからね。基本は人気になった所を売れば…儲かる構図が続いています。

だから逆に、仕掛け筋は狙い目なのですが、最近は根性のある連中は市場から消えています。場合によれば…会社を乗っ取れば良いのですが、その気構えがある連中はいません。論理さえ正しければ、資金提供をする筋は、結構、多いと思います。経営者が変われば株価も大きく変化します。

東邦チタンが日経新聞で解説されていました。まぁ、紙面が限られているから、あの程度の解説なのでしょうが、もともと大きくなる芽は、ある訳です。でもやるタイミングは難しいですよね。あまり早いと企業業績が追い付いて来ないし…遅すぎても売りを誘いません。微妙なタイミングでやる判断は難しいのですが、今回は珍しく…提灯筋は皆無のようです。上手く誘導すれば…良い相場になるでしょう。

基本的に早めに仕掛ければ…業績の未来は不透明ですから、売りを誘います。今回のようにレアアースなんて…訳の分からない理由で上昇していると思われていると、空売りが入ります。でも実態の貿易統計値は30億円ラインが確保され、会社側の主張の正しさが裏付けられています。

だからカタルは、あの日1105円程度だったかな? 買い増しをしました。でもカタルは貧乏人の為に、買いたい銘柄が出てくると、たとえ僅かな利幅でも枠を空けて乗り換えます。どちらが良いのか分かりません。結果論は誰にでも言えますが、現在進行形ですからね。

千代化(6366)の価格帯別出来高チャート

千代化(6366)などは、鉄板に見えますが…何故、買う筋が出てこないのでしょう。数多くの有望銘柄が存在しています。機関投資家は、無配だとか…財務内容が悪いと、内規で株を買えないところがあります。でも過去の株価のトレンドラインを見れば分かりますが、千代化のケースでは800円前後が中心ラインです。

つまり…立ち直るなら、この辺りの株価まで戻る訳です。それをどう見るか?…なのです。優先株や借金の推移をみるのは時間がかかります。でも5年程度での返済を見込んでいる訳です。その中期計画を信じるかどうか…なのです。三菱商事が支援を続けています。

今の相場環境に、合う銘柄の一つでしょう。株は過去を見るのではなく未来を買うのです。基本さえ正しく抑えて置けば…株価に心が揺れることはありません。その為には自分自身も勉強が必要です。その会社が置かれた環境をよく考えることです。

例えば…一般的には米中貿易摩擦が激化して企業業績がダウンすると思われています。まぁ、この考え方は大筋では正しいのですが、一方ではベトナムなどにとっては追い風になっています。例えば…此方のニュースを紹介しましょう。シャープは中国からベトナムに生産基地を移転すると言います。ベトナムに投資資金がドンドン投下され…経済成長率は高まります。

Jトラストの価格帯別出来高チャート

何故、カタルがインドネシアの銀行の出血が止まるのを見越しJトラストを採り上げているか? 様々な背景がある訳です。もう最悪期は越えた訳です。ようやく…この株は2013年5月に4056円を付けてから下げ続けており…2019年3月までおよそ6年です。カタルはここで底入れと判断しています。

まぁ、お金があったから馬鹿をやった訳です。タイの会社の転換社債を購入して騙されたり、インドネシアでも不良資産を掴まされ…特別損失を計上しています。現状では…これで綺麗になりました。これ以上悪化しようがないから、株価は反発してきました。

株価が天井を打つ時も良い事を並べた時が、たいがい…そこが天井です。会社にはそれぞれ器と言うものがあります。だから四季報で過去最高利益とかが掲載されていますから、その最高水準の時に株価がどうなるか? 考えてみると良いのでしょう。千代化は83年の347億15百万円ですから一株利益は133円前後でしょうか? 

Jトラストはおかしいね。この四季報の掲載は間違っているのかな? それとも会社の形態が変わったために数字が違うようです。2012年に345億円と言うのがあります。でもこれは何かの特別利益です。だから当てになりませんが、一応、それを基準にすると一株利益は306円のようです。 その時は発行済み株数が少ないのでしょう。2012年の一株利益は512円になっています。 

でも実態は100億円前後のようです。そう考えると一株利益は88円になります。でも営業収益は拡大を続けています。此処ですよ。此処。韓国からインドネシア、今度はカンボジア…更にベトナムなどに広がると、この基盤がどんどん膨らみます。成長株路線です。基本は拡大を続けるスピードです。30%成長を続けるならPERは最大で100倍程度まで買うことが出来ます。果たして…藤澤さんに、そんな行動力があるかどうか。

でも時代は追い風です。シャープの事例を持ち出すまでもありません。上手く成長が加速しビジネスモデルが確立されたなら、数千の株価も夢ではありません。やはり千代化なんかより…天井は高く見えます。株と言うのはロマンを語るものです。その会社に夢がないとお金など預けることはできません。

本日は地銀の再生の話が日経新聞に載っています。分かりますか? カタルの狙いが…地銀は運用難なのです。この資金を動かすパイプを構築すれば一大モデル事業になり、一気に革新的な企業のランクに格上げになるかもしれません。そうなると…数万円の株価もあり得るかもしれません。既に手がかりは、いくつか存在します。

そんな馬鹿な…と思うでしょう。でも金融の世界はアイディアと行動力です。孫さんのスタートラインは、たった1億円です。それが今では10兆、20兆の話をしています。皆さんは現実を知らないし…CLO投資など、いい加減なものもいくらでもあります。そんな危険債権に投資をしている現実があります。インドネシアの住宅ローンなら、経済成長率からみて、年率で7%程度の資産価格上昇があります。やはりどう考えても儲かります。

おっ、今日は安いから495-497-490-490=121500(10:09)ですから、それではカタルも490円で1000株の買いを用いてみましょう。ハイ、今発注しましたが事前に1100株の買いがありましたから…買えるかどうか。また下がったら…買いましょう。

カタルは述べています。無理をして高値を買う事はありません。先ずは100株でも良いから株を買って、その水準からブツブツ投資を繰り返せばいいのです。上手に買おうと思っても無駄です。初めから自分は株式投資が下手で…仕方ないから下手は下手なりに工夫をします。ハイ、今490円を1000株だけ買いました。もし下がったら、また買えば良いでしょう。500円割れを丹念に拾っておけば…その内、株価の上を買う種族が登場するでしょう。

金持ちは1年程度、株を買い続けるのです。自分の基準に合うなら、いつまでも買い続ければ良いのです。三菱UFJでも良いし…銘柄など何でも構いません。東邦チタンは先日まで900円だったのです。その株価の今日は1170円ですよ。270円幅あります。丁度30%の値上がり率です。

何故か知らないけれど…Jトラには惹かれています。久しぶりのカタル銘柄らしい基準の銘柄だからでしょう。やはり、あの13連続陽線のせいでしょうか? 

良いですか…高値になった時にワイワイ言わずに…安値になったら粛々と玉を入れましょう。カタルも分からないけれど…ひょっとすれば…本当に大化け路線を歩む可能性もあるのです。そうなれば過去最高株価、四季報では1999年の4750円、最近では2013年の4056円です。もし本当にこのビジネスモデルが確立され、拡大を付けるなら間違いなく過去最高高値を更新します。だって日本には278兆円も余剰資金が眠っているのです。278兆だよ。やはり大きな魅力ですね。

また買いたくなってきました…まったく困った性格です。



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