昨日の天候から一変して、本日の東京は青空が広がっています。心地よい季節感です。この時期は花粉症も消え良い季節ですね。本日は暑くもなく過ごしやすい気温なのでしょう。カタルのマンションは南向きのリビングと、カタルがいつも居るパソコンがある部屋は北向きです。夏はこの部屋は快適ですが冬は寒いですね。何年か…暖房のないこの部屋で過ごしたことがありましたが、その時は寒かったです。でも数年前にエアコンを入れてからは冬でも大丈夫です。
このエアコンの一般向け販売価格は安くなりましたね。イメージでは10万円以上するのが当たり前で20万円近いのかな?…と思っていましたが、現実は、僅か数万円に下がっています。まぁ、容量があるのでしょうが、マンションの一室は6畳程度の広さなのでしょう。
電子レンジの価格低下にも驚かされます。ただ温める機能だけのものだけなら、1万円程度なのでしょうか? この金銭感覚も10万円と言うイメージを持っていました。家電製品はみんな値下がりしました。
バブル崩壊前の日本は、ある意味で鎖国制度をだったのでしょう。かたるは日本村論理を批判してきました。何でもかんでも…日本価格でした。それを支えていたのが株式の持ち合い制度、この仕組みは野村證券が構築したと言います。そうすると…仲間内のルールで物事が決まっていきます。だから既得権力者には使いやすかったのでしょう。
日産自動車は、大株主ルノーと話し合いを続けていると言います。どんな内容になるのか。
企業も株主の賛同を得るために苦労しているようです。最近は…会社側からの電話が掛かってきたり…株主総会の議決権行使を促すものが増えてきました。ユビキタスはネット投票してアンケートに答えると500円分のクオカードかな? …をプレゼントするというものでした。最近はネットで投票できますから便利です。わざわざ郵送する必要がなくなっています。
もう一つの変化は、取り扱いの証券会社に配当を払うというケースも増えています。カタルの場合、ほとんどの取引が信用取引ですから、あまり変化に気づかなかったのですが…だんだん時代が変わってきている印象を持っています。
いずれ5G時代になれば…株主総会もネット中継が当たり前になり、内容を瞬時に聞く時代になるかも知れません。そうしてネットで、経営方針などの質問が出来る時代になるかも知れません。
ネットと言うのは、ある意味で国境と言う壁を低くしています。最近の翻訳機能は精度が上がって来ていますが…もう少し言語の壁も低くなると良いですね。そうすればカタルのような語学力がない人間でも、気軽に世界の情報を手に出来ます。
そうすると大変です。メディアの報道も、本物の取材能力が価値を帯びてきます。雑誌などの記事はフリーのライターが持ち込む記事が多いのでしょうが、取材力が活きてきます。
投資の世界も、銘柄の発掘力や売買方法の手法が価値を帯びてきます。皆さんの多くは良い銘柄を知れば、株式投資は儲かると思っていませんか? 折角、儲かる株に投資してもタイミングを間違うと…半年や1年の期間の投資のズレは良くあります。景気循環のズレを間違うと…3年や5年程度のズレも良くあります。
買ってから、直ぐに株価が上昇するというタイミングばかりを狙うと…どうしても株価位置が高い水準を狙わないとなりません。 相場の初動から大幅に立ち上がる銘柄は、仕手化しない限り…滅多に現れません。でも中にはあるのです。
例えば…ケネディクスにしましょうか…安倍政権誕生を受け、見事に株価位置の低いラインから一気に仕手化する立ち上げり型を演じ、株価はおよそ10倍になっています。2012年8月には株価は73円でしたが…株価は一気に上昇し、2013年4月に849円を付けています。僅か8か月間で…株価は11.6倍です。この2013年4月に付けた849円は、その後6年間も抜けていません。でも企業業績はこの株価の先見性を後追いしています。
先日、カタルは「フリュー」と言う銘柄を手掛けています。あの時期の選択は難しくダメ相場は事前に分かっていましたから、あの強烈なクリスマスショックでも株価が下げなかった下値が強い銘柄を選択しました。よく証券マンは、この手法を利用します。
相場環境に左右されず、失敗しても大きく下げない銘柄を選ぶことは良くあります。要するに手数料稼ぎです。でも、その時は、うまく行けば一発高の可能性もあるのです。逆に失敗しても大きく下げない株を選びます。フリューはどちらかと言えば…華がなく地味な銘柄に感じられます。でも…2月に付けた高値1135円まで、あと僅かな水準の株価1119円まで金曜日は戻って来ていました。カタルは少々ほっとしています。
実は…読者からの質問で「フリュー」について問われたのです。その時にカタルは、投資は自己責任だと述べて…ブツブツ投資の話をしています。その時のメールではカタル自身も、まだ9000株を保持している話をしています。 少々、そのメールの内容にムッとしたのでしょう。だから口調がきつくなったようです。
その方の買値は1030円との事でしたから、今の時期まで株を持っていれば儲かっていますね。まぁ、持っているか…途中で損をして売ったかどうか分かりません。でも一応、カタルはあの時に推奨した責任もありますから、この株の動向は、自分が損切をした後も気になっていました。結構、失敗したと思った銘柄もブツブツ投資をしていれば、みんな儲かっています。
この事例から分かるように…如何に銘柄選別より、売り買いの方法論が重要か分かります。東邦チタンもそうです。1400円台の高値を買ったとしても…根気よく下値をブツブツ投資で買えば…やはり儲かるのです。
読者の皆さんはブツブツ投資を心がけ、先ずは参加することでしょう。カタルが買っている銘柄は、どれも…高値更新の可能性があるのです。要するに情報は利用の仕方が問題だという話です。それでは…また明日。