先ずは…お詫びです。昨日のレポートの冒頭部分で、海外投資家による日本株の5月の売り越し額を当初5兆円と書きましたが5000億円の間違いでした。ごめんなさい。そんなに売る訳がないのに…いい加減なカタル君です。何故…気付かなかったのでしょう。
日銀が6兆、今年の自社株買いはそれを上回る可能性が高いのです。外人投資家は売り越し状態ですから…今度は買う順番だと認識しています。たぶん…参議院選、そうして消費税の引き上げの後の様子を見てから…買い越しに転じるのでしょう。この辺りも名目経済が確立する根拠の一つです。
基本は「内部留保」の積み上げです。キャッシュ保有率が高いのです。故にDeNAのように…発行済み株式の20%を超える自社株買いを発表するのです。さらに日経12面の住友金属鉱山のように…設備投資額もあまり落ちないのです。更に…東海カーボンや積水化学の買収などのM&Aも増えると思われます。
内部留保の積み上げと言う背景があるから…名目時代に欠かせない「前向きな行動」が増えます。この5年程の「流動性の罠」は、次のステップアップの為に準備期間と考えられます。森ビルグループの積極開発も環境の好転が背中を押しています。
本来なら…株式相場は、その先見性を示すと考えています。昨日紹介したファストリのチャートは新高値なのです。これは日銀のETFの買いが後押ししています。いい加減に日銀効果を市場は認識すべきです。この内部留保は今期も更に積み上がります。
やはり時間の流れが、時代を後押しするのでしょう。好むと好まざるに拘わらず…スマートコミュニティーと言うSFの世界は訪れます。今の相場は次のステップアップの為の下積み生活と言う準備期間なのでしょう。
本日はこんな主張を目にしました。確かに…この説はある意味で正しいのでしょう。加えて、米国も市場原理の根底を覆す法案の提出だそうです。此方です。このような事例だけを見ると…中国の主張は、ある意味で理解できます。しかし南沙問題や台湾の問題など観ると…やはり中国と言う国は恐い存在と言うか…何か異質なものを感じます。
G20を前にして、北朝鮮を訪問する習近平氏の戦略は、したたかな面をみる思いです。なかなか一筋縄では行きません。やり方は問題ですが、中国の更生はある意味でみんなが望んでいることです。その方が中国も、より豊かな道を歩める筈です。ただ共産党の権力基盤が弱くなるから、なかなか妥協できないのでしょう。やはり時間闘争なのでしょう。
一方、今月は兎も角、7月の米国の利下げ確率はかなり高いようです。でもカタルは懐疑的です。G20で米中貿易交渉がカラ振りして、米国株が下がると…金利引き下げが浮上する構図なのでしょう。あれは日曜日でしたか? 日経新聞の一面に、米国の債務問題が掲載されていました。低金利状態が長く続くと…どうしてもタガが緩みます。
このような報道があると言う事は、ある意味で正常なのです。株式市場で一番怖いのは何もない所から、湧き上がる問題です。事前に予想されている問題には、大概は…対策が準備されています。通常なら出来高減を見ても分かりますが、株式相場は大きく下落します。しかし…カタルは日銀のETF効果や自社株買い効果で、バランスが取れており、仕手材料株の物色で…この夏は乗り切れると考えています。この所、空売り残が増え始めています。
今の株価位置は面白いですね。武田製薬なども下値圏に位置しています。この会社の場合、大型買収の成果が問われます。何故、武田のチャートを紹介したかといえば…このように下値圏の株価水準の株は、意外に多いのです。しかしカタルには一段安するようには見えません。三菱UFJもそうですが…。これは…カタルの勝手な思い込みかも知れません。
あらら…昨日の大引けの530円を買ったJトラストは、そろそろ時間のようにも見えていましたが、本日は安く526-529-520-521=162600(9:46)です。何も慌てて上値を買い進まなくても…まだ買うチャンスはあるのかも知れません。どうしようかな? 一応520円で指値の買いを入れて置きましょう。事前に1万程度の買い物があったようです。
この株もなかなかすんなり立ち上がりません。こんな時は、フルイをかけるのが筋ですが…。でもまだ上昇波動入りして…の、ごく初動波動なので…当たり前です。こんな形で上昇を続け、夏頃か、秋には一気に上昇が加速する場面を迎えるのでしょう。でも人間と言うのは面白いもので…自分の気持ちのように株価が動かないとイライラします。だから痺れを切らし売る人も居るのでしょう。
あらら…先日利食いしたLちゃんは、また新高値です。でもたぶんリストラクチャリングで、一度は業績が落ち込むと思っています。そこが買い場だと思っているのですが、すんなり、構造改革が進むのでしょうかね? 通常は一度…業績が落ち込むのが普通の形です。
進化論のSUMCOは弱いけれど…古河電工は強い形ですね。あらら…Jトラ君、521円買いになっちゃったなぁ~。まぁ良いか…。買えなければ、また大引けで買えば良いのでしょう。買い増しの為に枠を空けたのです。やはりカタル君は、あの13連続陽線に魅了されているようです。ある意味でカタルは効率的市場仮説の信者かも知れません。何しろ未知の経験なので…心が動きます。
今、ピンポン…と、約定を知らせる案内が届きました。古河電工の利食いの方でした。Jトラの買い増しではなかった。この相場環境で3050円が売れるのだから…やはり強いのでしょう。全体の相場は8円高の21132円です。今日は値嵩株が安いのですね。ファストリは安くなっています。千代化も弱いです。チタンは高値水準で保ち合っています。昨日のフリューは惜しかったですね。新高値水準まであと2円でした。1135円に届かず1133円まででした。ソニーは、そんなに期待しても駄目ですよ。現段階では伸びないと思っています。
カタルは既に来春の動きも見据えています。今回の会員向けレポートで紹介した銘柄の一つは、既に来年の銘柄でした。このTは…きっと大きくなるのでしょう。あっ、やはりJトラの520円が買えました。今の出来高は188500株です。前回の高値が518円ですから…通常、目先はこの辺りと思っていますが、場合によれば…大台を割れるかもしれないし…どうやるのでしょう? まぁ、のんびりやれば良いのでしょう。
前回の休みは5月21日から14日営業日です。今回はそれより短いと考えています。一般的に次の変化日は、25日線が200日線を下から上に貫くゴールデンクロスの場面も株価に変化が生まれやすい場面です。僕らはこのように…事前に予想される変化日に仕掛けることが多いのです。これは一般論です。
このケースだとすれば25日線(487円)は4円ほど上昇し、200日線(511円)は1円ほど下落していますから、…あと4日から5日ぐらいですか?こんな感じで仕掛けのポイントを決めて行きます。ようするに無理をしない株価形成を…心掛けるわけです。でもこれではなかなか仕手化はしません。ストップ高をするような銘柄になると、強弱感が対立しやすくなります。
さて…今、新しい四季報が届きました。今期の業績がこれで一般化します。昔は前の四季報と今回の四季報の数字を比較して印を付けたりしたものです。此方が新しいJトラの四季報予想です。何故、カタルが注目しているか分かりますか? さて…本日はこの辺でお終いにしましょう。またね。