06/25

かたる今日は原稿を書くにあたり、データを集めようと思っていましたが、意外に手間取りデータ集めが終らずに時間切れで、原稿を書き始めています。何しろ試行錯誤の作業でPDFの扱いに慣れていませんからね。実は東証の空売りデータを調べていました。今週に入ってからの株価急騰を、カタルは株式持ち合解消の政府主導の影響が強く、企業統治の改革が浸透していると受け取られたため…と考えてきましたが、一般のニュースを聞くと、ギリシャ問題と空売り水準が一時的に高まり、ギリシャの思惑が好転し、買戻しが原動力になっているとの…報道が多いからですね。その実態を調べようと、空売りのデータ分析の為に、東証のホームページに行きデータを集めていました。でも意外に時間が掛かり…時間切れです。この報告は後日にします。

NY市場が大幅安した割に、今日は意外に、日本株は下がりませんね。もともと世界の株価の中で、日本が一番強く、儲けの草刈り場になっています。だって政策も、日銀も株を買う訳で、これで株が上がらない方が…どうかしていますからね。でも、ずーっと思っていることですが、市場は、個人が儲かると言うより、機関投資家中心の相場で、指数に沿った動きですね。その指数買いの歪みが、相場に出ています。ファストリなんか…異常な推移に見えますね。まぁ、この銘柄だけではありませんが…一部の銘柄は明らかに割高水準になっています。一方、個別株で見ると、依然、割安水準の株もゴロゴロしており、「流動性の罠」に陥ったまま…の歪な構造になっているように感じます。まぁ、今は政府主導で実体経済を動かそうとしている最中なので、このような相場の印象を受けるのでしょうね。きっと…。

割安株の代表格、双日なんかも水準訂正を始め、変わり始めているので、やがて正常な市場の形に、変化すると思われます。何しろ20年以上も、失われた時代を続けてきたので、個人は「名目の世界」に慣れていませんからね。なかなかケネディクスが、ボックス相場から抜け出せないのも…分かるような気がします。しかし日銀が、株やリート(土地)を買っている以上、間違いなく、資産効果が生まれますね。この資産効果は大きいのです。実体経済の成長以上に、経済を助けますね。名目成長率を重視する経済政策に舵を切った以上、遅かれ早かれ…やがて名目の実態経済に、移行するのは「自明の理」ですからね。こんな事は、既に決まっている事なのですね。

日本は少子高齢化故、世界の先進国から見て、この欠点が、逆に「強み」になる時代がやって来たのです。一般的には、労働生産人口が減るので、GDPは成長しませんが…先日、カタルはケーヒンが、中国から工場を引き上げている様子を紹介しました。中国で生産するより、ロボットの活用などのより、効率的に生産できると言う記事が、日経産業新聞に載っていたわけです。本日は、日経新聞にTPP交渉の進展が載っていますね。分かりますか? この意味が…。先日、日産自動車も海外向けに、国内生産の車種を増やす記事が出ていましたね。この為替水準は、現地生産より国内生産でも有利なのでしょうね。何しろ、アークの過去は、全国有数の中小企業の寄せ集めだった会社ですね。幾ら整理清算をしていても、やはり国内回帰は、企業業績に追い風になると考えています。だから…株価が動かない今からの打診買いなのですね。

銘柄など…腐るほど、湧いてきます。グリーを、過去、カタルは買っていたことがあります。田中君の性格を重視したのですね。通常は、あそこまでDeNAに対し敵対心を持つことはしません。「企業は人なり」、どんな企業も、最後は人間が動かすのです。だから組織を超えた人間性の豊かな人をどれだけ集め、活用できるかに企業業績はかかりますね。モチベーションを、どう高めるか? シャープの高橋さんが、その器かどうか…。カタルは会ったこともなく、よく知りません。新聞報道を見れば、情報漏れは明らかで…社内は分裂していますね。これを、どうまとめるか? 野村証券は氏家体制になり、多くの有能な人材が社外流出しました。まぁ、その為にソフトバンクは輝き、SBIなんかも生まれましたが…。ソフトバンクを育てただけでも、たいしたものです。シャープの株価が、もし急落したら、また買ってみようと考えています。まぁ、どっちにしても、きっと、また買うのでしょう。

でも一旦、水準が上がった株は、なかなか下がりませんね。先日、むかし、取り上げた化工機の話をしましたが、人気が冷めたのに…400円を割るのに、ずいぶん時間を要しましたね。要するに、やはり株価は、名目の世界に入ったのでしょう。JVCケンウッドもそうですね。おそらく、もう直ぐ、上げるように見えますね。NSWなんかも…そうですね。みずほは、長い低迷と言うか…ボックス相場が続いていましたが、一気に持ち合い株解消の報道を受け、3割高ですね。カタルは、みずほの500円以下の株価は…本来の実力からして、あり得ないと考えています。やがて…この潜在意識と、株価のギャップは埋まることでしょう。必ず、スマートコミュニティー関連から、大化け銘柄が誕生します。おそらく数銘柄は、生まれると思いますね。007やJTECは、それなりの素質を秘めています。楽しみにしていてくださいね。故に、ニーサでお孫さんやお子さん向けに買って置いて欲しいのです。

なかなか新規のカタル銘柄は打ち出せませんが…、参考銘柄に掲げている銘柄は、みんなソコソコですよね。ラオックスは、まもなく驚きの領域に入りますね。あの日本通信のような展開が待っているのでしょうか? 僕には、やはり中国人は信用できませんからね。だから、パスなのです。むしろ上海総合株価指数の行方が、気にかかります。インバウンド需要を狙った新規参入も増え、競争は更に過熱しますからね。今の株価は、既に正当な評価に見えます。おそらく時間推移を、株価は求めますね。一度、人気が冷めると…日本通信のような展開が待っています。カタルが推奨してない、一昨年末に批判した新興御三家相場、アドウェイズ、コロプラ、エナリスは、業績推移がマズマズな…コロプラだけが株価を保っているだけです。他は全滅ですね。

でも自慢じゃないですが…、日本通信やラオックス、先ほどの化工機でもNSWでも良いですが、カタルが紹介した株は、卒業した後も、株価はマズマズですね。まぁ、しつこく、あとを追っているスマートコミュニティー絡みのカタル銘柄(007やJTEC)は大きく下がっていますが…此方は高値が理想買いを追い過ぎましたね。直ぐに業績変化に結び付かず、一旦、調整を入れました。でも、ようやく007は黒字化が見え始め、やがて遅れているJTECも、黒字化が見えるのでしょう。ケネディクスは、宮島さんの能力ですね。経営姿勢の問題でしょう。でも…時間の問題ですね。

最近、紹介したVテクは、まだ2倍の領域ではありませんね。でも順調に水準を切り上げています。カタルはあまり設備投資関連が好きではありませんが…、この株は、本来、持っている仕手性を考慮しています。夏の閑散相場をイメージしたのですが…。007と共に、この夏、どう動くのでしょう。そう言えば、本日、変化日を迎えた007は、これがきっかけに、成るのでしょうか? 本日の75日線は1206円で200日線は1202円ですね。昨日の75日線は1201円なのです。これで完全に、順パターンの上昇パターンに入りました。通常、このように25日線、75日線、200日線が順番に並ぶのが一般的な上昇なのです。

此処での高値更新は、やはり一般的なカラ売りの買い戻し相場のイメージが強いですね。明日か…いずれにしても、近いうちに…結果を報告します。先ずはデータ集めですからね。さて今日はこの辺でお終いにします。ギリシャ…は、どっちでも良いですが、既に言い古された材料で賞味期限が切れているようなものでしょう。あまり踊らされる必要はないと思っています。問題はやはり1937年問題ですね。ブラジルは金利を引き上げていますね。

ブラジル国債の利回り推移
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