村論理を嫌うカタル君、それでも面白い事に、日本にも浄化作用が働くようで、日産の西川さんは辞任されると言います。やはり…カタルは地検に功労者を売ると言う行動は受け入れられません。
まぁ、ゴーンは日産を立て直した時点で、辞めるのが筋かな?…と思います。長く居続けた為の弊害なのでしょう。でも日本では誰も見向きもしなかった時に登場して、見事に立て直し…シェアのトップ争いをする程に業績を高めて来た功績は、たいしたものだ…とカタルは思います。
お金に汚い面は否めないのですが…。やはり西川氏は、正々堂々とゴーンと渡り合い、正面からゴーンを糺すのが…自分の務めでしょう。たぶん返り討ちに遭うのでしょうが、それでもやり方次第では、こんな形の決着にならず、もっと別な方法があったのでしょう。そう考えています。
面白いものですね。何が正義か?
難しい判断に迫られることは良くあります。株式相場もそうです。今は買うべきか…、それとも見送るべきか…、そんな判断を迫られています。所詮、未来の出来事は誰にも分かりません。故に、カタルは自分の直感を信じて行動します。あとは「塞翁が馬」なのです。世の中、自分が期待するほど良くならないし…逆に心配するほど悪くなるものでもありません。
よく借金を苦にして、犯罪に手を染める輩がいますが…所詮、お金の事ですからね。証券マンを長くやっていると、色んなケースに遭遇します。カタルは新人の頃、今では、完全にアウトでしょうが…ご主人名義の口座で信用取引をしていた奥さんに、株を買わせたら、その株に信用不安が発生し…追証になる事がありました。
奥さんは電話口でオロオロするばかり…仕方なく、課長を同伴してご主人が居る夜に訪問して、事情を説明したことがありました。おそらく…ご主人は初めて聞く話しだったのでしょう。あの光景は今でも脳裏に焼き付いています。でもそのご主人、毅然としており、じゃ、明日、清算をして下さい。…と損金を払いました。夫婦間の関係が、あの事件で、どう変わったのか? 良い方向に改善すればいいのですが…。それが切っ掛けで離婚などになったとしたら…浮かばれません。
世の中は色んなことが起りますが、どんな困難に思える事象にも…逃げずにドーンと対処するべきなのでしょう。その時は自分にマイナスに思えても、それが切っ掛けで、良い方向性に事態が転換することがよくあるものです。
今回の消費税引き上げも、そうです。通常、誰もが思うのはマイナス面です。しかし消費税引き上げを切っ掛けにして、キャッシュレス社会が進む効果もあります。逆に政府が財政出動をしたら、そこから一気に浮上する可能性もあります。世の中は何が起こるのか…分かりませんよ。
株式の取引は特にそうです。未来予測をするものですから、誰も、先の事は分かりません。だからカタルは自分の直感を信じて…行動をするようにします。昨日は398円でJトラストを買ったら下がりました。394円の大引けだったので、本日は再び395円で買いに行ったら、今の所は買えていません。
この株と…東邦チタンを、本日は寄り値で1000株だけ別口座で買いました。この2銘柄、何故か…カタルが開発した注目株リストに、昨日、アップされていたためです。この開発したリストはなかなか優れもので…、多くの株がこの中から実際に相場になっています。カタルが手掛ける銘柄の多くは、このリストアップ銘柄です。
今回の有料会員向けレポートで紹介したO君もそうです。昨日は350円の寄り付きで、カタルは1000株だけ買いましたが、本日も続騰しています。
でも今日は、何故か…三菱UFJが高いのですね。先日、カタルは500円が岩盤だと述べたばかりですよ。10円程度の下値があったかな?
たぶんこの背景は、FOMCで利下げ確率が高いのに…長期金利が上昇した現象で…昨晩のJPモルガンやGSが高かったためでしょう。実はこのシナリオ…会員向けレポートで、事前に解説していましたね。でもこんなに早く来るのでしょうか? カタルは来年の観測で、あのシナリオを提示したのです。
少し前に野村証券の話もしています。ケネディクスの昨日の上げも、その流れです。本日も、カタルは1000株だけ買っていますが…下値は今の所は買えていません。
此処まで、丁寧に解説していますから…何が、背景に動いているか、読者の人は察して下さいね。Jトラストが395円で買えない訳です。全部、一連の「市場の整合性」と言う「見えない糸」で繋がった現象です。
この流れが強まるなら、カタルの来年と言う時間観測を前倒しして、自分の頭のシナリオの時間を早めなければなりません。嬉しい誤算になるか…。それとも今回は、単なる未来の「予兆」現象に留まるのか…。この辺りの一連の動きを丁寧に観察しましょう。
全部、繋がっているのです。法人企業統計で内部留保の話も…ブルームバーグでは、こんな報道をしています。(テレビ版は此方)この資料の根拠は、何処にあるか…ハッキリしませんが、法人企業統計では3月末現在で223兆円の現預金がありました。それでも大きな金額です。
カタルはこう述べています。ソニーのオリンパス株売却など…。基本的に企業は、もうお金を内部に貯めこむことは出来ないのです。だから、増配や自社株買いを通じて株主還元率を高め…更に設備投資をしなくてはなりません。その為にカタルは高炉の修繕を取りやめた日本製鉄(新日鉄)を批判しましたね。
本当に…日本の上は、時代観も無く…偽物の経営者ばかりです。だから西川さんのような人間が上に行くのでしょう。馬鹿が上に居ると…末端社員は大変です。サラリーマンは気軽な商売とは言いますが、気苦労もあります。たいへんですね。
この一連の見えない糸で、繋がった相場の流れは本物相場(名目時代の確立)の感触が強くあります。この流れが仮に予兆でも…本番が近いから、こういう動きになっています。
良いですか…カタルはいつも事前に、未来観測を語っています。あとは読者の利用度の問題です。上手くカタルレポートを利用する人、下手に利用している人…様々なのです。
三菱UFJの関門は、まもなく超えるかも知れません。ケネディクスも同じ流れですからね。此方は550円に30万弱の売りがありますが…カタルが現役なら、間違いなく拾います。全部を買うんじゃなく…先ずは10万株程度を食えばいいのです。
三菱UFJの株価が前回の高値…543.8円を抜くと…益々、見えない糸で繋がった市場の整合性は高まります。あっ、今抜けましたね。544円です。おめでとうございます。まぁ、のんびりやりましょう。600円に株価が乗ってから…本格的に買えばいいのです。上手に行動する必要はサラサラありません。
カタルって、すごいなぁ~。誰も褒めてくれないから…自画自賛です。カタルレポートの価値は、益々増すばかりです。そろそろ…辞める時が来るかもしれません。
早く、早く…日経新聞のスクランブルに、本日はROEの話が載っているようですが。この数字を高めることが、日本人の人件費をあげ、一気に名目時代になり…米国の一人あたりのGDP、6万ドル台に猛追することになります。
日経新聞、頑張れよ。それでは本日はこの辺で…また明日。