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「市場は市場に聞け」…と、迷ったら明確な諺が市場にあります。現在は決算報道が続いています。先日、安川電機の事例をとり上げました。とてもじゃないが…カタルは、この時期に安川電機を買う気は起りませんでしたが、他の銘柄は悪材料の登場でも、買おうと思って…本日は二つの銘柄に指値を用いました。一つは田中化研、もう一つはJ君です。

田中化研は、どうにか…買えましたが、J君は、今の所は買えていません。そう言えば…千代化もそうです。この株も下がりませんね。逆に決算悪から上がった株もあります。G君は、その後も上がり続けています。本日は、またまた戻り高値を更新しました。ケネディクスは決算を発表したようですが…自社株買いがなかったために、売られたのかな? でも、もう株価は高くなっています。

この逆業績相場から金融相場の特徴の一つは、決算悪です。今回は多くの企業が通期の数字も下方修正しています。逆に…通期の数字はそのままですが、2Qまでの数字は今までの想定を超えて…悪くなっているケースもあるようです。カタルには理解できない気持ちがあります。この時期の業績悪を見て…過剰に心配になる方が居られます。…面白いものですね。折角のチャンスなのに…。

基本的…金融相場の特徴は、現状の悪化を見ても…株価が高くなっていく事です。だから、こんなバカな筈が…と思うのです。冒頭の安川電機は買う気が起りませんが、田中化研は865円で500株だけ買い増しをしました。もう一つのJ君は今の所は買えていません。


どうしてか…この理由が皆さんに分かりますか?

田中化研の日足推移

種明かしです。基本的に株価位置が違います。田中化研の株価が上がったとは言え…どちらかと言えば、株価位置は低い位置です。先日、買った株価は、確か…850円台だったように記憶しています。そうして4桁復帰をしたわけです。

安川電機の日足推移

逆に安川電機は既に8月、9月、10月と上昇を続けてきました。そのチャートの違いを感じて下さい。

冒頭の「市場は市場に聞け!」と言う諺は、市場が、その内包された潜在的な材料をどの程度、株価に織り込んでいるか? と言う事だと思います。基本的に株式市場の場合、「効率的市場仮説」と言うものが、一般的な命題になっています。この意味は、全ての材料は既に株価に織り込まれているかどうか…と言う事です。

千代化はMDRの倒産でキャメロンプロジェクトが遅延し、更なる損害の可能性も存在します。逆に今回、明らかになったように三菱商事が優先株を100円で転換し、発行済み株式総数が増える悪材料も内包していました。その二つの…目に見える悪材料が表面化しているのに、株価は先日の安値を割れずに…本日は3円高の293円です。

つまり…こんな材料は周知の事実で、既にみんなが知っていての株価評価だから3円高の293円なのでしょう。もしそのような不安があるなら、誰も株を買わない筈です。しかし現実は大きく上がっていませんが、下がってもいません。つまり株価は既にそのような悪材料を織り込んでいると考えるべきなのでしょう。

だから株価は株価に聞け…や、市場は市場に聞け!と言う諺が生まれるのでしょう。G君もそうです。先日の2Qの数字は良くなく悪かったですが、その翌日は、確かに75円安の788円と売られました。でもその後、そこを基点に上がり始めて本日は、なんと…4ケタに復帰しました。

この現象は、もうそんな数字はどうでも良いと、市場は考えているのでしょう。だからそんな諺が生まれます。基本的な考え方なので…確りとその辺りを認識して行動されると良いと思います。特に…この逆業績相場から金融相場への移行期は、このような現象が良く見られます。

でも…ね。大切なことは、決算発表を見て自分の気持ちが動揺したなら…自分がその取引をした「やり方」が間違っていたと言う事です。カタルはいつも述べています。株式投資で最も難しいのは自分自身との戦いで…自分の「力量の把握」だと述べています。

株価を観て動揺しないプランで行動しているかどうか。此処が非常に大切なのです。上がる銘柄を当てることなど…誰でも簡単に出来ます。問題はそれを利用する自分の力量です。

折角、何倍にもなる株を買ったのに…僅かに1割や2割の儲けで売ったり、逆にこれから大相場に向かうのに…少し下げただけでビクビクする投資家の心の変化。この気持ちのコントロールが問題です。株価の未来は誰も分かりません。カタルだって偉そうにレポートしていますが、株価が上がればウキウキするし…逆に株価が下がれば沈みます。みんな同じです。その心の葛藤を、どうコントロールするか?

株式投資で一番難しいのは、自分の心との向き合い方です。だからカタルは述べています。いつでも株価が上がれば売り、株価が下がれば買うブツブツ投資を主眼にして、皆さんにお勧めしています。株価など…どうでも良いのです。下がった。じゃ、前より安くなったから買おうか。その程度の軽い気持ちを持てるように努めましょう。

決算数字が心配になる…もうその時点で自分の持ち株が多いと言う事なのでしょう。自分にとって、過大な勝負をしている…と言う事になります。自分の気持ちが動揺しない程度に抑えると良いですね。その内、だんだん自分の精神状態を克服できるようになります。相場で一番大切なことは、自分自身の「身の丈」の認識でしょう。無理をしないことです。 

さて、ながなが…と読者からのメールを元に、株式投資の基本的な考え方を説明しました。やはり難しいですね。株式投資は簡単ではありません。

でもお金なんか…所詮、どうにでもなります。身の丈に合った生活を普段から心掛ければ良いのでしょう。お金が無くなり破産する。破産? そんな事は大きな問題でもありません。健康で…今日と言う日を、満足する形で過ごせるなら、それに勝るものはないでしょう。

人間は上手に行動しようとするから、失敗を犯すのでしょう。毎日、精一杯の事をやっていれば良いのでしょう。よく大相撲でアナウンサーは目標を聴きます。優勝だとか…大関になるとか…。でも遠藤は一日一番、毎日、一所懸命にやるだけ…と応えます。

目標を持つ事は大切で、希望を胸に抱き頑張るのですが…その為に一所懸命にやった結果は、素直に受け入れれば良いのです。英知を絞ってカタルは相場に賭けます。でも失敗したら、しょうがない。運がないなぁ~と思うしかありません。

今日は…なんだか、禅問答と言うか、おかしな方向性になりました。ブツブツ投資は上がって良し、下がって良しなのです。だからブツブツは「失われた時代」においても、年収2000万円台をキープできたのです。すごいですね。カタルが年収120万円の時でも、彼は2000万円です。えらい違いです。その彼からの直伝を、皆さんに披露しています。利用して下さい。

カタルの人生は失敗の連続でしたが、皆さんは賢い投資家に成りましょう。そんな訳で…もう残されたスペースはなく、本日はこの辺でお終いにしましょう。無理をせず、ノンビリやりましょう。それでは…また明日。



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