12/23

先ずは、忘れないうちに昨日の宿題と言うか…「石油資源開発」(1662)を観た感想です。このチャートのように、二度目の上昇の方が信頼度は高く…確実に本格的な株価上昇になります。良く株式市場では「2番天井」とか…「2番底」と言う…表現が用いられますが…基本的に確認作業をすれば、信頼度が増すと言う意味です。

石油資源開発(1662)の日足推移

石油資源開発は1度目の反発では信用の売り残が植えていませんが、2度目の上昇の時は信用の売り残が増えています。この辺りの現象も、今回の株価上昇の信頼度を高めているのでしょう。大衆心理と…逆の現象が確認できます。

日本製鉄(5401)の日足推移

割安株の多くは「信用の買い残」が膨らみます。今の「日本製鉄」(5401)のようなイメージです。そうしてその後、株価上昇によりこの信用の買い残は減って行きます。たぶん日本製鉄は、この後の株価上昇の過程で…この買い残が減って行くのだろうと思っています。もしその傾向になったら、慌てずに…ノンビリやる事でしょう。

ソフトバンク(9984)の週足推移

この石油資源開発チャートを見て、カタルは「ソフトバンク」(9984)を連想したわけですが…ソフトバンクは前回の時は5000億円の自社株買いを実行し…株価は2600円台から10600円台へ大きく上げました。この原動力は5000億円の自社株買いと市場の応援です。

ですが…今回は、市場の応援はなく逆風の環境です。しかし買う量は2倍の1兆円です。しかも昨年5000億円の自社株買いを実施したばかりです。カタルは「株主還元」相場を謳っています。やはり株主の期待に応える経営者でないと駄目でしょう。株価に関心を払わない経営者などは…経営失格でしょう。

カタルは「二度目の自社買い」に惹かれています。日本株が3万円を回復した原動力は日銀のETF買いにより浮動株式が吸い上げられたからです。基本的に、市場に存在する…この浮動株を吸い上げないと、なかなか相場になりません。初期波動より2回目に高値を更新した株を買った方が、「成功の確率」は高いのでしょう。

昨日は、石油資源開発の2番底からの株価上昇を見て思わず、ソフトバンクの2度の自社株買いを連想したわけです。週足を観るとソフトバンクは良い株価位置です。

今は共同冨裕に対する「疑念」が多くありますが…時間の経過で分からないものですよ。アーク・インベストメント・マネジメントのキャシー・ウッド氏のような考え方が実現する可能性もあるのです。彼女が主張する世界は、SFの未来社会の到来です。問題はその到来時間と言うか…社会変革のスピードの話です。彼女はインフレも…凌駕するスピードで効率化投資が進むと述べています。

日本の場合は、徐々に変化させてきました。それでも…都市銀行は大量の人員削減に動き…効率化のラッシュで、合理化を進めています。カタルは先日、法人口座のお金の出し入れの必要があり…「東陽町」の支店に行ったら、今度は、法人は「門前仲町」に統合されたと言います。遅れていた「みずほ」(8411)も改革を進めています。銀行業は保守的な業種ですが…何れ、店舗は消えるのかもしれません。

この未来社会の到来の…「スピード変化の速度」が速まるなら、AI投資の未上場株に特化しているソフトバンクは、大きく見直され…馬鹿高値を付けても不思議ではありません。あまり…悲観的な見方をしない方が良いと考えています。時代変化の時間の読みは簡単ではありません。何しろ、あのトヨタの章夫社長も、時代の流れに押され…EV化を急ぐ選択を強いられました。

1度目より…2度目を大切にしましょう。

さて…全体相場は116円高の28681円です。まぁ徐々に相場は信頼感を取り戻すのでしょう。日本人の心理は、極端にマインドが低いのです。ですが…常識で物事を考えるとインフレが進むなら、資産投資が加速します。

お金の価値は薄れ…物の価格が上がるのがインフレです。誰もが目減りを防ぐ為に、資産投資を実施します。日本には…豊富な使わないお金が眠っています。だから…「株主還元」相場が、来年のテーマになると述べています。最近、株価が低迷していた「野村証券」(8604)が500円台に復帰したのは「納得の動き」です。「市場の整合性」の観点から見て、ピッタリ来る感覚です。

カタルは、そもそも…昨年末に、「三菱UFJ」(8306)ではなく野村証券を選択した背景には、そう言う…資産投資の世界を見ていた為です。故に三菱UFJより、野村株の方が上振れ幅が大きいと…今でも考えています。この辺りの読みが、FRBの戦略で揺れていました。もっと早く「テーパリング」に動くと思っていました。でもこの6か月程度の出遅れが、今後…どう響くのか?

既に米国の住宅事情は、大変ですよ。年率20%台の世界の話です。こんな時に預金をするのはどうかと思います。

たぶん…日本も一気に加速するポイントが何処かで訪れるはずです。日本の場合は失われた時代を通じて…長く低迷期間があった為に、資産投資には、全くシコリがありません。こういう環境の時は、大相場が起こります。長年相場がないと…大きくなるチャンスなのですね。

こんな話をしていたら…「日本郵船」(9101)が、先日の高値8670円を超えて…8800円を付けました。8940円が目先の関門でした。でも川船は7290円を、まだ奪回していません。まぁ、時間の問題でしょう。

商船三井は8460円まであり…日本郵船に肉薄しています。カタルは一株利益の水準を基準にして、川船が日本郵船の株価を、何処かで…抜くと考えています。デンマークの海運大手APモラー・マースクは22日、香港の物流会社LFロジスティクスを現金36億ドルで買収することに合意したと発表しました。ここでは…実際にお金が流れている現実を確認してください。

商船三井は「株主還元」にも、意欲的な発言をしています。たぶん配当性向は「30%ライン」を、実施するんじゃないかと思っています。この爆利益ですから…今期だけではなく…来期はもっと還元率が上がる可能性はあります。

故に、分かり辛いかもしれませんが、ソフトバンクの1兆円の自社株買いと日本製鉄の8%を超える配当利回り株と船株の株主還元策が注目されます。好業績です。

実際の数字が落ちない時に…この株価の市場評価は、大きく乖離していますから、一気にカタルは株価の「水準訂正の相場」が始まると思っています。何しろPERは2倍を割れています。こんなバカな現実はありません。常識で考えましょう。レーザーテックがPER137倍で、何故、川船は1.77倍なのですか? こんな差が…市場で容認されることが異常です。

皆さんは、本当に株式投資を知っているのでしょうか? だからGPIFや日本生命を始めとする東京海上などの機関投資家はもう狂っています。

8%水準の配当利回りの日本製鉄の株価も異常です。2003年のみずほが倒産すると騒がれた時に…みずほ株は10万円を割れていきます。その時にダヴィンチの金子さんは、投資収益が10%以上に回る不動産を、次々に買い漁ったのです。世間は不動産なんか…と見向きしなかった時代の話です。

誰も歩かない道を、自ら果敢に「ラッセル」をして、道を切り拓きました。日本にはそう言う人間が必要です。今の日本は、「付和雷同」型ばかりです。誰かが行くからではなく…自分の頭で現実を考えて…行動するのが株式投資です。

どうして常識で動く人間を、みんな排除したのでしょう。日本は狂っていますね。この元凶を考えるとメディアの存在であり、教育の問題になります。もう未来は決まっているのに…誰も自分の頭で物事を考えなくなりました。

NHKなどのテレビが正しい、日経新聞などの新聞が正しい。…もういい加減に自分で真実を確かめましょう。昨日、NHKで「映像の世紀」という番組かな? そこで「アラブの春」を放映していました。

失業中だった26歳の若者が路上で野菜や果物を販売していたら…販売の許可がないとして商品を没収され、仕方なく彼は抗議の意味で…焼身自殺を図りました。それを撮影していた庶民が、この画像をネットで公開したのです。

でも…大手のテレビ局は、放送しなかったのです。大手は情報をコントロールされています。これが発端で、チュニジアの大統領は国外に逃げて政権が交代しました。エジプトも同じです。

やはり真実は強いのでしょう。何処に、自分の考えの基準を据えるかどうか…の問題です。カタルは失敗を多く繰り返しますが…あくまで本物を目指して、毎日努力をしています。この程度ですが、それでもノーベル賞学者に対抗しようと…日々の研鑽を積んでいるつもりです。あとは皆さんの判断です。

その行動は自由なのです。カタルと逆の意見なら「空売り」をすれば良いのです。ソフトバンクも日本製鉄も船株もすべて貸借株です。

なかなか…川船は7290円を奪回しないから、待っているのが嫌になり…先に買い始めています。この空いた枠を利用して、川船を待ってばかりいられませんから、2度目を記念して…皆さんと一緒に、「後場寄り」で、ソフトバンク株を500株だけ追加で買ってみましょう。

この行動が正しいかどうか…カタルも分かりませんが、カタルは「株主還元」相場というテーマは、論理面でも、時代的な考察を経ても…正しいと思っていますから、その考え方を事前に公開して…実践をしています。

「後追い」(後出しジャンケンと同じです。)の解説をするメディアは、多くあります。上手に解説していますが…本当に、自分がそう思うなら、広告塔など止めて…カタルのように実践家になる事でしょう。だって、いくら出演料が高額でも、たかが知れています。やはり本物の投資家には及ばないでしょう。使えきれない兆円単位のお金を目指して努力を続けます。

でも兆円は法螺話でも…、せめて、多少の神様の「微笑み」を期待して、この穴倉生活から脱出できれば…と思っています。何も、宇宙に行けなくても…せめての願望です。神様、光をください。また…明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2020.01.22

    1/22
  2. 2017.11.29

    11/29
  3. 2017.08.24

    8/24
  4. 2024.03.01

    3/1
  5. 2017.08.10

    8/10
  6. 2016.12.16

    12/16
2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
株式投資関連の本