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一体、どうしたことか? サッパリ理由が分からずにアタフタしました。理由が分かったのは場が始まってからでした。「東邦チタン」(5727)が決算発表をしており前期の数字は四季報予想(99円)より良く…105円の利益でしたが、今期の予想数字の一株利益が40円予想なのですね。

東邦チタン(5727)の決算短信

この会社の予想を受けて大量の売り物を浴びたようです。この連想売りが、「大阪チタン」(5726)にも向かったのでしょう。105円→40円なので…この数字を信じるなら仕方がない市場の反応なのでしょう。山尾と言う社長は、無責任な男ですね。この説明がちゃんと出来るのかどうか…。

売り上げが微増だという事は、あり得ないと思います。既に「増産体制」を構築しているのです。損をするのに増産をする馬鹿は、居ませんからね。それ以上に原材料費が高騰するのかどうか…。既にスポンジチタンは3割の国内出荷の値上げが報じられています。この報道がそれとも「虚偽報道」なのでしょうか? 考えられません。

自分の頭で考えない「目先筋の動揺」でしょう。スポンジチタンは大きく増えて…MLCCもアップルの決算を観れば、インドの需要は増しており最悪期を脱する可能性があります。つまり…ここでは「村田製作」(6981)も買い場かもしれません。

カタルは何故か分かりませんでしたが…「大阪チタン」(5726)を寄り値で500株、そうして東邦チタンが寄り付いたのを確認してから2620円までもう500株、合計1000株の大阪チタンを買いました。

本当は3000株ほど買っても良かったのでしょうが…何しろ貧乏人で「ブツブツ投資」を主眼にしています。東邦チタンのこの時期の今期の予想が悪いのは、日本人的な発想ですが…売り上げも伸び…値上げも実現しているのに…もし来年の3月に100円以上になったら山尾と言う社長を、訴えれば…良いですね。訴訟をするほどの「大罪」でしょう。この見通しを打ち出すなら…「未定」にすべきです。まぁそのおかげで安く…大阪チタンを買えるのですが…呆れる倫理観です。

しばらく、東邦チタンはやってないから、分かりませんが、昨年も同じようなケースだったようです。歴史は繰り返すのでしょうか?


東邦チタン(5727 )の日足推移

このような会社の癖がありますから、経験値は大切です。会社のカラーと言うか特徴です。長く同じ企業を観察してないと…独自の癖が、分かりません。毎年控えめな数字を打ち出す会社とか…良くあるケースです。たぶん…これで相場は「悪抜け」をするのでしょう。そう考えていますが…誰が、どれだけ売るか分かりませんから、常に、一度に買わずに「分散」を心掛ければ良いのでしょう。ブツブツ投資は、株価や時間で分散をします。

まぁ、買値から大阪チタンは1000円も下がられましたから…いくら変動率の高い株が好みのカタルでもギャフンです。一時は2万ほど保有をしており「ロコンド」(3558)を買うために1万程度を外しましたが、まだ1万株ほどあるのでしょう。貧乏人は痛いのです。でもロコンドにここでも救われました。でも…本当に、世の中は上手く行きません。「踏んだり蹴ったり」です。

他は…順調なように見えます。「BASE」(4477)は、また300円を超えました。

毎回、この関門で跳ね返されていましたが、今度は可能性が高いように感じています。昨日はロコンドに「需給バランス」の変化を感じましたが…どうでしょう。新規の参加者が増えるかどうか…。

「ロコンド」(3558) の日足推移

本日の高値は昨日の1698円を抜いて1703円まであります。今のところの下値は1639円までです。昨日は1623円です。このような高値、安値の形が右肩上がりかどうか…。又は出来高のバランスを観て…このラインの売り物が、そろそろ玉が涸れるかどうか…を判断します。目先の売り物と、新しい条件で生まれた新規の買い需要との「綱引き」です。

ただその背景にあるものは、やはり業績です。この業績の読みが重要です。

東邦チタンはスポンジチタンだけでなく「MLCC」の分野も持っています。この分野は村田製作などの電子部品の影響を受けます。今は携帯電話の需要が主なものでしょう。この大元のアップルのインド市場が立ち上がって来ましたから、今が「ボトムの可能性」もありますね。在庫整理と言うか需要観測の話です。

カタルは時代投資を謳っており、外部環境から見てチタンは、好条件が揃っています。だから今期の大阪チタン最終の一株利益は200円を超えるだろうと考えています。東邦チタンも当然、増収増額でしょう。ところが会社側は105円の利益は半減になると予想数字を掲げました。この市場とのギャップ為にチタン株の株価は大きく下がりました。

どっちの読みが正しいか? 

自分の頭で考えることです。株価を観て「一喜一憂」をしても…仕方ないですね。カタルは時代投資から見て、「買いのチャンス」だと思っているから、大阪チタンを1000株だけですが寄り値から買いました。

しかし…どれだけ売り物が出てくるか分かりません。追証の投げは「待ったなし」です。それに東邦チタンの数字は出ましたが、大阪チタンはまだ発表していませんが…東邦チタンと大きく違う数字を出すのは…当然ですが、躊躇うでしょう。日本人は、そういう人種です。だからロコンドの田中君のような事例は珍しいのです。しかも自信たっぷりの「5億円もの自社株買い」です。良い経営者だね。

それにしても「エーザイ」(4523)は強いですね。本日も連騰しています。こっちは嬉しい誤算です。一気に始まる印象です。もっと買って置けばよかったなぁ~。でも評価損が消えて行き嬉しいのです。

今は大阪チタンが「ガン」ですが…、あの時に、やらなかった理由が、今になると…「分かる」と言うものです。「ピンチはチャンス」と言いますから…思い切って銘柄の入れ替え迄考えるかどうか…。悩みます。ただチャート的には前回の2670円前後の安値を割ったばかりですからね。やはり「新安値」の更新は、買いにくいものです。まぁ無理をせずにノンビリやるか…。

カタルの仕手材料株の選択は、こんな感じで上にも下にも大きく変動します。

もともと…このような変動率の高い株を選択するのがカタルです。貧乏人だから「大穴」狙いなのでしょう。皆さんはカタルの性格を理解して「リクルート」(6098)や昨日は「ファナック」(6954)なども掲げていますから、自分の性格に合った株を買いましょう。

過去の事例を観れば分かりますが、失敗も多いのです。ただ…その多くは下値を買い続ければ、必ず、儲かっていると思います。最近ではエーザイが、既に、下値から1000円程…株価が上昇、ロコンドは時間が掛かっていますが、「チャンス到来」と1000円割れもフォローしています。あとは皆さんの判断です。

カタルは推奨理由も、明確に述べていますから、後は読者が勝手に判断をして参加するかどうか決めるだけの話です。嫌なら、エーザイも大阪チタンもBASEも空売りの対象です。リクルートもファナックもそうですよ。自分が決めればいいだけの話です。

アチャチャ…BASEが高いですね。そろそろ…始まる可能性があります。でも大阪チタンの決算はいつでしょう。それを観て、この株価水準なら買ってみたいかな?

この時期に発表される今期予想を、あまり重視するのはどうか…と思っています。来年は米国の大統領選で、今は予算の問題、財政問題で議会との折衝で揺れていますが、意外に「強い展開」を示すと思っています。場合によれば、昨年8月の高値をクリアする可能性も視野に入れています。故に、徐々に…全体相場も強くなるはずです。

「BASE」(4477) の日足

やはりBASEは誰かが買っているように思っています。結局、株価が大きく上がって200日線を奪回するのではなく、時間をかけて…移動平均線の下落を待ったのですね。この株価は200日線を上回っています。初めての体験です。昨年から本来の株価価値は500円程度の会社…と述べ続けてきましたが、未だに、その水準は実現していません。まだ信用の買い残も減ったとはいえ…多いのです。

お船が高いのですね。川船は追加の株主還元を500億円と述べていました。商船三井にはガッカリですが…やはり経営者が株主側に立った企業を応援すべきでしょう。目先をやる人は「エーザイ」のような株を、買わねばなりません。カタルのクロスの株価は9010円です。その株価を奪回できるのでしょう。今は、BASEも…可能性が出てきましたね。散々、オオカミ少年のように…カタルが「言い続けてきた」株です。

「大阪チタン」(5726) の日足推移

そうしてまだ分かりませんが、大阪チタンです。ここから「本気モード」に入っても良いかもしれません。昨年同様に…「再来相場」の可能性はあります。まぁ決算を見て判断をします。どちらにしてもカタルは、今期一株利益は200円以上出ると思って相場に臨みます。でも長年、オオカミ少年のように言い続けて来たBASEも魅力です。困ったものです。お金がありません。

保守層は、年末になるでしょうが…自社株買いと思われる買いがみられる「野村証券」(8604)でも「三菱UFJ」(8306)でも…なんでも株価が上がる全面高相場が近いのでしょう。

なにも「怯むこと」はありません。とっても良い相場環境です。失われた時代、カタルは物色銘柄を探すのに苦労をして、「2年間も営業活動を休止」したのです。あの国会図書館に通う日々を思えば…天国と地獄の違いで、今は薔薇の香りが漂う市場です。先日は新宿御苑に行ってきました。もう既に旬は、過ぎたのでしょう。

でも日本株は「苦節34年間の喪」が明けます。まぁ、無理をせずにノンビリやりましょうね。また…明日。



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