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WSJではないが…全く、想定外の米国国債の2%割れです。そもそもカタルは、米国経済は強く、当初は3%台に戻るシナリオを描いていました。しかしその後、この説を訂正しています。世の中は分からないものです。度重なるトランプ氏の利下げ圧力により、市場はその方向性を既に織り込んで動いています。

米国国債金利の推移

5月に入ってからの金利急低下は、かなりの経済効果でしょう。だって…昨年の利上げから1%も実際の市場金利は下げているのです。0.25%ずつの金利変動なら、既に4回分の利下げを実施したようなものです。その様子をご覧ください。このグラフは2年債とスプレッドも掲載されています。

通常…企業の業績悪化を受けて金融政策は後追いで発動されます。この事からも分かるように…歴代の大統領の中でもトランプ氏は、株式本位制のような人間です。株価が全てを決めると言う市場原理主義者のような考え方です。カタル君と同じです。株価を見ていれば、その国の経済状態は分かると言う実践派です。

SP500の株価推移

この経済効果を受けS&P500は新高値だそうです。流石、米国は市場原理の国です。カタルはもともと新高値を追い続けるのには、時間が足りないと言う意見を持っています。故に今の相場がどんどん上がり続けると言うのは…不自然な動きだと思っています。だから市場の物色動向は、主力株ではなく仕手材料株を選択している訳です。この見方が間違っているのかどうか…、G20後に判明します。

千代化の日足

その仕手材料株の一つ、千代化は面白いですね。この株、毎日、陰線なのです。本日で8日目です。たぶん寄り付きで買い戻しの注文か…玉手当の買いが入り、その後は手を抜いているのでしょう。天井圏で…陽線が連続すると行き詰まりを示します。同じように株価位置が低い時に、こんな現象が生まれると言う事は…今が底値の確率が高いのでしょう。カタルだってチャートぐらいは勉強したことがあるのです。

因みに…S&P500の三尊天井に見えて…の切り返しのこのパターンは、任天堂が1万円台に乗る時に見せた形です。カタルが上京する前に新潟支店を挙げて、馬鹿になって任天堂を推奨しており、野村証券から公募の為に市場から買わないで欲しいと要請を受けたのです。その時に野村は公募価格が決まれば…玉を分けますから、協力して欲しいとの事でした。社長命令だから…社員のカタルは市場から買うのを止めた記憶があります。その強烈な上昇チャートとそっくりです。

実は千代化を買うために、信用の枠を空けたのですが…流石に、なんども何度も…寄り天では、カタルも下値に指値をするようになりました。本日は310円で1000株の買いを入れています。これまでは、毎日、寄り付きで買っていたのですが、かなり買ったためにカタルの持ち株としては、多くなってきたのです。本当はお金があるなら、どんどん買います。でも貧乏人は自分の力量を把握しなくてはなりません。昨日の話ですね。自分の気持ちの変化は、自分しか分かりません。不安を感じると言う事は、持ち株が多いと言う事です。

でもカタルは、なかなか自制が出来ません。どうしても自分の欲望に負けて、自分の力量以上の勝負をします。だから株を買いたい時に、買えない事が、いつも起ります。自分の心は自分にしか分かりませんから、自分自身と向き合い…無理をしない投資を皆さんも心掛けて下さい。

株なんか…所詮は金儲けの話。大きな事ではありません。まぁ、お金は必要ですが…使い道の分からない馬鹿が、大金を持っても、碌(ろく)なことがありませんからね。でも夜の銀座が懐かしい。毎晩20万ずつ使う生活も良いものです。あとで税務署に追われる訳ですが…。トホホ。

この千代化は ゴールデンクロス(GC) をしていますね。25日線が75日線を下から上に抜くパターンです。株価が急落してから、今回で3回目のようです。3度目の正直と言うから、このまま株価が上昇して行き、正常のパターンを形成するのかどうか。

実は先日も話したように…本日か、月曜日に25日線が200日線を抜くゴールデンクロス(GC)を形成するJトラストも、本日は高いようです。今の所は520-537-519-532=151000(9:48)です。この500円台に入り、本日で9日間です。前回は3日でした。少ない出来高で530円台まで復帰している所を見ると…順調に玉の吸い上げがなされているように感じています。どの程度の株を集めるのでしょう? 

本日の大阪チタンは、戻り高値を更新しています。一方、東邦チタンも高いですが、此方はまた高値を更新してないようです。会員の方は、カタルが述べ意味が理解される現象だろうと思います。カタルは株価を押し上げるのは…「変化率」だと述べています。そうしてフリューを見ても分かるように「期待値の剥落」が、如何に大切か…分かります。多くの人が期待している内は、なかなか上がる株も上がらない訳です。

この事は昨年のクリスマスショックで学んだと思います。「期待値の剥落」という表現をカタルは用いました。もし売り物が多いなら、一度、下値に振ればいいのです。そうすれば…付和雷同組は、そのフルイで綺麗に落ちます。相場が壊れるくらいに振ると…修復にも大変な資金が必要ですが、余裕はあるなら…何度もフルイを入れた方が相場は強くなります。

そのフルイで不安感を感じる人は、自分の持株水準が自分の力量以上に多いのでしょう。だから自分が気にならなくなる水準まで…手持ちの株を落とす事です。この水準は人により様々です。そもそも株を買った後で…「不安」を抱くことが、おかしいと思います。

何故、自分が株価の上下で、気持ちが揺さぶられるような株を買ったのでしょう。その行動がおかしいのです。自分が充分に…その会社を知ってないから気持ちが揺れるのでしょう。自分が納得するまで…買う前に自分で調べるべきでしょう。

カタルは株価が下がると…むしょうに株を買いたくなります。でもいつもお金がないから、下げの場面では、どの株が、一番、戻りが早いか? 選別して銘柄を入れ替えます。証券マンは相場が下がっても、相場が上がっても…手数料が上がるのです。暴落は、失敗した株があったら…その銘柄を、入れ替えるチャンスです。どうせ全面安になっているのです。だから証券マンは失敗した銘柄を、一緒に切って可能性のある株に入れ替えます。

失敗は誰にもあります。だからその失敗をリカバリーする方法を考えます。故にカタルは少ない営業資産でも、手数料を上げ続けることが出来ました。損失は過去の話しですからね。千代化の損失は前期の話です。分かるかな? 

はやく、この手の株なら100万株ほど買えるようになりたいものです。まぁ貧乏人の戯言は本日も続きます。カタルは、ソニーの目先は一杯だと思っています。余程、空売りをしようかと考えた程です。でも、もともと上がると思っている株ですから、目先のアヤを取っても仕方ない…と思っています。

またL君は1500円台ですね。カタルが打診買いをした株価は、確か…1100円割れの筈。あれからよく上がっています。でもカタルはBBタワーのように業態の変化は必ず落ち込むと思っています。やはり株は難しいものです。

さて本日のJトラは後場から一気に仕手化の道を歩むのかどうか…。それとも来週か…。どんな形を作るのか…興味は尽きません。三桜工業のような単発銘柄より筋が通っていると思っています。まぁなんでも良いから…心が躍る人気株が現れて欲しいものです。たぶん本番はG20の後なのでしょう。やはり千代化にチタン…Jトラが本線なのでしょう。誰が首に鈴を付けるのか…。

それでは…また明日。



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