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先ずは、お詫びと訂正です。実は昨日のレポートの中で、ソフトバンクの自社株買いと対比する形で…「そうして「ソフトバンク」(9984)も買いました。流石、孫さんです。自社株買い枠を4000億円も増やしました。これは「三菱UFJ」(8306)のような買わない枠ではなく、実際に買っています。」と述べました。

実際は、「三菱UFJ」(8306)も現在は3000億円の自社株買い枠を設け…その内既に1337億円を使って1億8261万株を買っています。だから「買わない」という表現は間違っていますから…訂正させてください。

でもカタルの心情は、この自社株買いは持ち合い株の解消による範囲じゃないかと思っています。あまり積極的に自社株を買っているように思えないのです。金融は自己資本比率規制の問題が絡み…積極的に自社株買いを出来ない足枷があります。

しかし純資産価値と、あまりに「かけ離れた」株価に対して、経営者は株価を正しく市場に認めさせる責任があると思っています。あまりに…日本の経営者は、自社の株価水準に対する認識が「無責任」です。サラリーマン社長だから、株価の意識が希薄なのでしょう。その点、ソフトバンクの孫さんは、株価に自信を持って…いつも市場評価が安いと嘆き、自社株買いを無理してでもやっています。1兆円規模の自社株買いは、常識外の規模で…そうして、今回は追加の4000億円です。

三菱UFJ(8306)の四季報数字

基本的に純資産価値より…株価が大きく低い場合、もっと積極的に自社株買いをすべきでしょう。そうすれば…資金効率は、大きく上がります。三菱UFJのBPSは1350円で時価は710円ほどですから…約2倍の資金効率になります。ハッキリ言って、米国債に投資して損失を計上するより…先ずは、自社株買いを優先させるべきでしょう。

カタルは常々…日本には、株価を考えない経営者が多過ぎると思っています。だからもっと活発にTOBが連発して…何もしない経営者を追い出すべきです。PBRが1倍以下で…内部留保だけ貯めている企業は、腐るほどあります。もっと内部留保を活用すべきでしょう。

そうすれば…ROEは自然に上がり、日本経済全体が「効率化の道」を歩めます。基本的に日本には「売上高営業利益率」が10%以下の企業は、必要ありません。少子高齢化からロボット大国になるべきでしょう。そうすれば…日本は世界で一番早く、未来国に変身できます。雇用だけを考えて、食わせる為に、非効率な産業を残すのではなく、「淘汰すべき」だと思っています。日本はあまりに…政策基準を最後尾の人に合わせ過ぎています。その結果、時間だけが浪費されています。もっとドラスティックなスピードで…政策転換を図るべきでしょう。

ソフトバンクを、昨日は5442円で200株、そうして5336円で200株、5296円でも200株と…合計600株買いました。彼は、未上場企業の段階で、お金の量で「時代進化」を早めようと努力しています。3兆円規模の損失は、大きな金額ですが、バフェットは5兆円の損失かな? 総投資枠から見て…しかも未上場のような投資価値がない企業が相手です。だからこの程度は仕方ないかもしれません。「千三つ」の世界の話です。でも…彼は優れています。なにもアリババだけではありません。過去。もっと悲惨な状況からも「立ち直って」来ました。彼の手腕を…カタルは高く買っています。

昨日の相場をみて…BASEと同じだなぁ~と思って、メルカリやソフトバンクをカタルは買っていました。そうして本日も買う予定です。担保枠がどの程度あるか…。その問題だけです。まだS&P500もNYダウも20%回復はしてないでしょうが、ナスダックは、既に20%を上回りました。ずいぶん…下げましたからね。

基本的に、この20%の上下で、投資戦略を大きく買えるのが一般的です。

カタルは新興株の下落率を観て、早くからITバブル期と同様の展開を想定しています。だから先ずは「200日線の回復」に拘っています。そうしてこの水準を一度、達成したら…そこからが買い場になるのです。ITバブルの崩壊後はそうでした。

実は米国では、既に…この新興株の復活の狼煙が上がっています。此方です。ここから…年末年始まで、このシナリオに賭けてみようかな?…と言う「淡い希望」も抱いています。

正直に言えば、迷っていますが…他の株を観てもそう感じているのです。代表事例としてBASE、メルカリ、ソフトバンク、サイバーダインなどを掲げて…カタルレポートでは解説していますが、他にも、たくさんの候補株があります。

メルカリの決算短信

この「メルカリ」ですが…細部を検証すると、まだ確かに分かりません。確証がないのです。しかし…他との比較感からすれば…この「売り上げ数字」は、褒められます。この伸び率です。そうして…このチャートを観てください。カタルは、しばらく…追ってみるつもりです。

メルカリのチャート3点底の形、そうして注目される出来高推移

投資方法も投資手段も、色んなやり方がありますから、各自がそれぞれ…自分の好みをやれば良いのでしょう。一応、カタルは証券マンあがりですから…あらゆる要望に対応できます。

自分の「力量」、この力量には、資金力もあれば…それ以上に肝心な事は投資家の「心」の問題です。これが厄介なのです。自分でも、自分の心を理解してない人が大勢います。自分の気持ちのコントロールと言うのは、非常に難しい話です。

現実社会と自分の気持ちのズレは、誰にでもあります。世の中は自分の思うように動きません。自分が好きな人が、必ず、自分を好いてくれる…とは言えませんからね。相手の気持ちがあります。株式投資も同じです。買い方には株を買う理由があり、売り方には売る理由があります。

特に株式投資の場合は、アルゴリズムを利用したコンピュータによる自動売買があります。このプログラムに、株価は翻弄されます。明らかに…昨日のメルカリやソフトバンクは、その値動きでした。だからBASEを連想したのです。本日も力が許す限り…買い続けます。本当は…参戦する場合は、株価の落ち着きを待ってから…参加すべきでしょう。自分が上手に対処できると思ったら、大間違いです。ブツブツ投資で、時間軸に配慮して「時間分散」(時間軸を分けるのです。)も、心がけましょう。

Jトラスト(8508)の日足推移

さてカタル君を元気にしたのが「Jトラスト」(8508)の存在です。昨日の買い方は仕掛け人本尊による買い増しでしょう。日証金段階で50万株ほど買ったようです。しかも…回転日数は一気に5日を割って来て人気化の様子です。

Jトラストの株価データ

カタルはなんと言っていましたか? 過去のレポートを読むと分かります。いつも有言実行で実際にカタルはその通り行動をしており、損はしていません。まぁ少し儲かっています。事前に述べて、買う時間もあり…そうしてしばらくすると成果があがる。Jトラストは理想的な展開です。きっと…何か、あるのでしょう。そうでなければ…こんな買い方はしないでしょう。

今は新興御三家、BASEにメルカリにソフトバンクを買っています。1か月後、年末と株価が上がるなら…立派なものですね。果たして当たり続けることが出来るかどうか。皆さんがどれだけ真剣に…カタルレポートを読んでいるか?

カタルの読者は、皆さん優秀です。間違いに直ぐに気付きメールを頂けます。大変…助かっています。カタルも未熟ですから、互いに切磋琢磨して、自分の成績も上げ…尚且つ、その行動を通じて世の中が楽しく寛容な社会へ変化すると良いと思っています。

考え方は色々ありますから…別の考えの方も居られるでしょうが、みんなが豊かになるなら…良いですね。それでは…また明日。本日は朝3時ごろに目覚め、6時に木場公園まで散歩して、シャワーを浴びて…もう疲れました。まだ場が始まったばかりですが、もうおやすみなさい。また明日。



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