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昨日から東京は雨模様ですが、昼から上がるとか…やはりカタルも一般的な感覚は、雨の空模様より、青空の方が気分は晴れます。故に…日本海側のどんよりした11月からの気候より東京の方が好きです。東京に出てきて思うのは、やはり仕組みが表日本を中心に動いているように感じます。

この「仕組み」の話ですが…経済活動は、どうしても米国中心に展開されているように感じます。最近…思うのです。株式の物色動向と言うのは、やはり「目先主義」の力が、かなり強いと感じています。良いものが騰がると思ってきましたが、やはり需給バランスを打ち破って上がると言うのは大変のようです。

「エーザイ」(4523) の日足推移

本日も株価が高い「エーザイ」(4523)を観ると思うのです。カタルは昨年末に9010円で1000株の損切りのクロスを入れたのです。9010円ですよ。その時に一度、損を出していますから…本来の買値はもっと高いのでしょう。あの時に「売り切り」でも良かったはずです。しかしその時は「上値がある」と思っていたのです。

だから損失のクロスを入れて継続しました。でも翌年、通常は年初には需給バランスが変わり…株価が騰がると思っていましたが、騰がりません。とうとう…もう直ぐ、期日がやって来ます。カタルが株を買って、やられている株を買えば、大概、多くのケースでは、儲かる筈です。だって、カタルは株式投資で損をしていません。

決して…褒められる成績ではありませんが、それでも年率平均なら50%を超えるペースでお金が増えています。この成績で運用をするなら、あっという間に…世界のトップクラスの運用実績です。ただし…大きくなれば、ドンドン運用は難しくなります。自分の売り買いで株価が動くからです。

需給バランスを観た売り買いで「鞘抜き」などは出来ません。本当の経済を理解しないと大きなお金で運用は出来ないのです。カタルは小手川君に負けてなるものか…と短期運用にチャレンジしていますが、遠く及びません。彼の資質は素晴らしいですね。でも最近は何故か…市場の話題にも上りません。あれほどの感覚の持ち主で、度胸もあるのに…もったいない話です。その辺の経済評論家より、余程…彼の話の方が面白いでしょう。

でも…己を知っているのでしょう。だから不動産投資の世界に行ったのでしょう。

この「己を知る」と言うのは、口で言うほど、簡単ではありません。人間と言うのはどうしても感情に溺れますからね。カタルなんか凡人だから、誘惑に非常に弱い人種です。まぁ、人間、だれしもそうでしょうが…。

先ほどの話に戻るのですが、年初からと言うか…昨年からカタルは難しい相場の話をしています。「市場要因」に、個別株は影響を受けると述べて…その会社が持っている独自の材料より「市場要因が優先される」と言う話です。

この解釈が上手く出来て居るかどうか…により、運用実績は変わるのでしょう。今年は3月の頭に「山場」がありました。もう一つの山が、これから来るのでしょう。そうして徐々に本番への相場に向かって…市場は離陸の為の「滑走路に移行する」と考えています。本番は年後半と言うか…来年でしょう。

今年は、その前哨戦です。1983年は、そんな相場だったような気がしています。何しろ、大昔の事で…しかも折り紙つきに「記憶力の悪い」カタルです。カタルが、この世界に入ったのは1979年かな? 丁度、第二次オイルショックの頃です。だから最初の相場が「日本石油」です。高値が2480円だったかな? 今、確かめました。1980年4月17日に2480円の高値を付けています。当時は石油の試掘の最中で「油兆がある」と株価が飛ぶ時代でした。

基本的に「業績相場」の時期ではなく…「仕手材料」株の選択だったように思います。カタルは本店勤務で、株式部長から直伝の指導を受けて、新聞の読み方などを学びました。彼が気に入った記事は「設備投資」の記事でした。そうすると…1年後辺りから株価は動意づきます。まぁ当たり前の理屈です。儲かるから設備投資をします。

「ファナック」(6954) の日足推移

カタルの今の構想は、日本が大「設備投資時代」に入ると考えています。長かった空洞化の時代が終わり、「国内回帰」が始まっています。それに日本の工場は、基本的に失われた時代下で…設備投資をしていません。だから工作機械を始め…ロボットの「ファナック」(6954)などに関心を持っています。大きな流れの話です。

「時代投資」と言うのは、全体の経済の流れを重視します。だからこの米中の覇権争いに中に位置している日本は恵まれた環境なのでしょう。

基礎のバックボーンが確り…確立されてないと株価のブレで、心が揺れます。まぁカタルの場合は、心より、財布に隙間風です。貧乏人は、いつも「追証と背中合わせ」です。カタルの性格は。いつも「目一杯の勝負」です。困った性格です。今、「ロコンド」(3558)の1660円が買えましたから、1655円と1650円にも買い物を用いてみます。続落する売り物があるかどうか…。

多くの読者は目先勝負ですから…エーザイは、既に株価が「上昇波動入り」をしています。カタルは自分の買値を、必ず、上回ると思っています。ハイ、1555円のロコンドが買えました。やはり乖離が高いから、「利食い」も当然のことですが、出ます。

でも何故、1900円台の時に売らずに、1600円台で売るのでしょう。不思議です。カタルはあの時に、たった100株だけですが、1900円で損切りをしたのです。そこから50円刻みで売り上がる予定でした。でも最初の100株が売れた所で、上昇波動は終わりでした。仕方なく…今度は1800円から、下を買い始めたのです。いつの間には持ち株は2万株を超えました。まぁ、前から良く知っている田中君です。

既にコロナ前だから…2020年の初めに、この株との付き合いが始まっています。そうして「ヒカル君効果」は面白いと思いましたが、「空振り」でした。中国ではこの「インフルエンサー」の活用は、定番になっていますが、日本の場合は、なかなか続かないようです。

でも田中君は、なかなか…面白い人です。気に入っています。何しろ、株主に報いる姿勢が良いのです。お金がない時も1億円かな? 今回は、ずいぶん…思い切った金額の5億円です。

「東京機械」(6335)のような…「後出しじゃんけん」をする輩ばかりの日本社会の中で、確りした…資本市場の理解者なのでしょう。やはり米国に行っただけの「器」でしょう。このような若者が、ドンドン…新しい日本をリードする時代が、来たのでしょう。ハイ1650円も買えました。何処まで買えるかどうか…。あまりいい気になって、買い続けると追証になるから気を付けないとなりません。

アレレ? エーザイが来ています。なんと、なんと…今、8280円を付けました。続伸をしています。珍しい現象です。やはり「本物相場」になる可能性があります。

カタルの当初の構想は…1983年の小野薬品をイメージしていました。あの時は15500円だったかな? ゴメン…15350円です。とっても似ている環境です。そうして…「プラザ合意」(1985)を迎えて「バブル相場」(1989)に入りました。評価損が、どんどん消えて行きます。もう7600円台で買うのは、難しいのかもしれません。いきなりのイメージです。

カタルは全体相場が弱いことを、前提にして、早くから…「大阪チタン」(5726)とエーザイの2銘柄を仕手材料株として選定して「売り買い」をしています。まぁカタルレポートの利用は、読者の勝手です。しかしカタルはその辺の「評論家」様ではなく…実践派です。いつも事前に述べて…「率先垂範」をしています。決して嘘は言っていません。カタルは本物人間を、目指しています。フロック人間ではなく…あくまで「本物」志向です。その為の壁は未だに厚く、そうして、高く…聳えて(そびえて)ます。

あらら…折角、買っているロコンド君がまた下げてきました。本日は1660円1655円1650円と買ったけれど、今の安値は1635円ですね。どうしようかな? しょうがないから…1600円から、下値に指値を入れておきますか…あまり担保もないですからね。ハイ、今1600円から下値に1595円、1590円に買い物を用いました。実は本日は、午後から出かけますから…万が一、「安値引け」で終わると対処が出来ません。故に、まさかの用心です。

何故か…弱いですね。そうか…全体相場が200円安だからです。

でも…カタルの選択している株価ボードは、本日は高い株が多いのです。まぁ目先の値動きに「一喜一憂」しても仕方ありません。ノンビリやれば、それで良いのでしょう。「待てば海路の日和あり」と漁師の気持ちで、釣り糸を垂れるような心境です。

エーザイを、次は、何処で買うべきか? 悩みます。何しろ買値が高く…下値で買った玉は、先日のロコンドの下げの為、僅かな…利幅で、みんな利食いをしています。なかなか…目先まで完ぺきに、株価の動きを読むのは難しいよね。

「時間軸の挑戦」を掲げで…挑んでいますが、完璧な成果は、なかなか得られません。買いたい株は、山のようにありますが、貧乏人は、選択を強いられます。あっちこっちをやる余裕などはないのです。

そんな事で連休明けの相場が始まりました。基本的に米国株は、金曜日は「空売りの買い戻し」でしょうが…次第に「強くなる」と思っています。何しろ、アップルの数字が…あの決算を観ると、インドの販売が好調だったのです。人口が14億人を超えるのです。中国以上です。既に、自動車販売が日本を超えています。市場経済のパイが大きくなってきました。

でも「レーザーテック」(6920)は買えませんが…もし買うなら「エレクトロン」(8035)の方がまともでしょう。この後の話ですが…カタルは新興株の復活を考えています。「メルカリ」(4385)が大きく飛ぶとは思っていませんが、「ソフトバンク」(9984)も「BASE」(4477)も…全く動かない「サイバーダイン」(7999)もみんな、気に入っています。

加えていうなら「Jトラ」(8508)の400円割れも「KPPG」(9274)も時間軸は分かりませんが、買ってみたい株です。まぁ、読者の皆さんが、それぞれ…自分の判断で、選択すれば良いのでしょう。そんなに「心配をするような相場」ではありません。しばらくは「上昇波動が続く」筈です。それでは…ロコンドは下げが止まったみたいですから、1625円と1620円にも買い物を入れてみます。

いつも事前告知をして「有言実行」のカタル君でした。また…明日。



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