カタル:今日は、幾つかの注目している株の記事が、日経に紹介されていました。カタルは、いつも…述べています。「自分自身の頭で、物事を考えろ!」…と言っています。日本人には画一化教育が浸透しており、自分で物事を考えると言う事が、苦手のようです。おそらく詰め込み式の知識を覚える為のシステムが構築されているのでしょう。
だから今回のように…大きな歴史的な転換期には、判断を間違い、永遠と…清貧思想が続き「失われた時代」が構築されているのです。でもリーマン・ショック後の海外を観ていると、ブレグジットやトランプ・サンダース現象、更に今回のイタリアの国民投票など…と、日本の55年体制の崩壊より、はやく拒絶している様に感じています。でもまだメディアは、物事の本質を掴んでないようです。全てのガンは「金融規制」にあるのです。自分で考えると分かりますね。イタリアの不良債権問題も含め、世界経済の停滞も…。
ところが…日経新聞のスクランブルに「証券株、薄らぐ先見性」…となっています。きっと、こういう市場の声を取り上げると言う事は、この記者も画一化教育の弊害を受けているのでしょう。まったく、本質を理解していませんね。
市場には、全ての株価の動きの整合性を満足させる「隠れた根拠」が存在し、その流れの中でお金が動いています。先日、話しましたね。先導株の話を…今の市場は、三菱UFJが先導株になり、この株価を元に、裁定概念が働き…みずほや野村証券の株価の位置が決まっていると述べています。人間の価値観の多くは、比較感で構築されています。自分が本当に欲しいものでなくても、あの人が持っているから…とか、新海監督のアニメ「君の名は。」がヒットすると…私も、見なくちゃ…となります。
全ての株価の動きを、満足させる解答を探すのです。宝探しのようなものです。カタルは常に、その動きを考えています。だから株価が上昇する速度計算を、色々…とするのです。上がる株は、既に事前に分かっているのです。大阪チタンの事例を観て…株価の底入れの話をしていますね。如何ですか? 皆さんが、カタルのレポートを、どう利用しているか分かりませんが…カタルは、何時も、事前に「今後の動き」を語っています。
例えば…10月29日の株式教室で「馬鹿が勝利を収める時代」と言う副題のコラムでは、裁定買い残や空売り銘柄の話から逆日歩現象まで、幅広く理由を掲げ、三井不動産が11連騰した話を引き合いに出し、金融相場を事前に解説しています。その文章の一部を、もう一度、リピートしておきます。
「更に最近、カタルは、逆日歩銘柄数をご紹介しています。日証金の貸借銘柄は1070銘柄あり、その内、実に54.8%に逆日歩が付いています。つまり半数以上も…これからも実質の世界が続くと思っているのです。でも28日の金曜日のTICK回数では、野村証券が久々に三菱UFJを押さえ、トップに立ちました。三井不動産の11連騰、更に野村証券の活況相場…。カタルは3つの相場の流れを、事前に説明しています。その中の金融相場の3点セットである、銀行、証券、不動産株が上向き始めていますね。本当は野村より、岡三証券の方が投資効率は良い筈です。」…と結んでいます。
10月29日の段階で、名目時代が開始され、野村証券より岡三証券の方が、効率が良いと話していますね。更にその後、岡三証券のクロス商いの話も、登場させていますね。SUMCOだって、そうですね。確か…推奨は800円台だったと思いますが…。此処でカタルは日本の半導体の前工程と後工程の話をしています。故に、狙いである後工程の半導体は、来年と考えています。…と述べています。SUMCOは原材料の提供で、信越化学と共に先ず潤いますが…残念ながら、日本の半導体産業は、失われた時代下で、競争に敗れ…装置産業だけになりました。東芝だけが辛うじて残っているのです。だから材料のSUMCOと東芝の人気が先行して続いていますが…カタルの狙いは、別の所にありますから、来年と考えている訳です。
イチイチ数え挙げると…キリがありません。最近のシャープもそうです。この株は長年、言い続けて来ました。ようやくホンハイの出資が明らかになった8月15日の寄り付きでシャープを買っています。その事を「今日の市況」で報じていますよ。此方です。
いつも、カタルは事前に相場の流れを説明して、その考え方の根拠を解説して、公開しています。結構、当たっていますね。でもカタルは、今年、3つの間違いを犯しました。一つは目先を狙うあまり、「カイオム」に固執した失敗、もう一つは三つの選択肢が在ったのですが、根拠不明の目先株「ソフトフロント」を買って、失敗しました。この二つは、どうせ博打なので、仕方がないのですが…。最後の失敗は1300円のクラウドワークスですね。電通事件に心を打たれ…お母さんの気持ちを考えると、一気に時間を与えたいと考え、2100円越えで転換の促進を…と思いましたが、目先の数字が期待値に届かなかったことに加え、トランプ政権の誕生で、一気に流れが変化し、撃沈です。誰も賛同者が居ませんでした。
もともとお金を与えれば…時間を短縮できるのです。結果は同じなのですが…時代を進めるためには、的確な所にお金を投じれば…良いのです。…ところが、神様の裁量は不思議なもので…なかなか思うような時代変化を許してくれません。ダヴィンチが残っていれば…と思う事は、良くあります。優秀な経営者だったのに…。金融庁に潰されました。ライブドアのホリエモンもそうですね。あの程度の悪さを、笑って許せる「許容力」が、日本になかったのです。だから失われた時代が、長引くのです。東芝やオリンパスと…いったい何が、違うのでしょうね。カタルにはサッパリポンです。地検の論理が理解できませんね。誰かが、国策逮捕と言いましたが…間違った方向性を示す、国策逮捕ですね。まぁ、人間だから、選択のミスは仕方ありません。
カタルは、だから…市場原理派なのです。市場が淘汰するのですね。ふるいにかけます。残す会社と残さない会社を…。ところが日本は、なかなかM&Aが浸透しませんね。早く市場原理を導入させるべきです。カタルは、だから無駄な努力かも知れませんが…カタルの考え方を通じて、皆さんにも「市場原理を理解してもらおう」と…毎日、こうして努力を続けています。馬鹿らしいと思いますが…所詮、素人には理解できないことも多いと思います。かたる程、実践を積んでないので仕方ありません。相場は魔物なのです。
実に、よく当たっていますね。このカタルレポートは…。何時も、事前に述べています。「過剰流動性相場」なのです。その理由は、金融規制が緩和され、総資産の圧縮が止まりますね。だから世界経済のパイ自体が拡大します。世界中で名目時代に入るのです。これまでいくら世界の中央銀行がお金を投じても、なかなか動きませんでした。それは金融規制の強化が、量的緩和効果を打ち消していたのです。だからブレグジットやトランプ政権の誕生になりました。今度は180度、変わります。大変なことですよ。日本には545兆円も「眠るお金」があります。資産インフレを認めている米国も、信用乗数は下落したのです。大変な事なのです。だからケネディクスは、上場来高値を必ず抜くと思っています。
カタルは、何時も事前に色んなシナリオを掲げていますね。金融相場の特徴では、低位株が物色されるのです。だからシャープやオリコなのですね。加えてアークと言う政府系金融機関が関与した低位株の株価波動が、ようやく変わったので130円を奪回すると述べています。この130円の意味は、会社側は最低ラインと踏んだ転換価格なのですね。昔1万円台の株価を付けた株が…100円以下なのですよ。企業再生支援機構か、なんだか知りませんが…こんな形なら誰でも再生が出来ます。途中で鞘を抜き…いったい、彼らの存在は必要なのでしょうか?今のJDIなどにも…言えます。
だから、本物の人間を育てる「クラウドワークス」をカタルは支援して、昨日も買いましたね。後場寄りだから、いくらだった…忘れましたが、たった1000株ですが…買い増しした次第です。別に、時間など…苦になりません。苦になるのは、追証だけですね。何しろ…貧乏人ですからね。だって…このアークだって、いったい何年、追い続けているのでしょう? B種優先株の転換価格は435円です。必ず、この価格を抜くと考えています。
忘れていました。本日の冒頭の続きですね。日経新聞にはクラウドワークスが関与していると思われるDeNAの虚偽掲載事件の事が載っていますね。たぶんランサーズの方だろうと思いますが…掲載されました。シャープの株価が、あまりに、先を買い過ぎており高過ぎるとの解説もありました。こういう批判記事が、株価を押し上げる梃子になるのです。僕らは…隠れた真実を、自分の頭で考え、自分の力量の範囲で、行動すればいいのです。自分が、何故、間違ったか? 常に、試行錯誤して…自身の相場観に修正を加えて行けばいいのでしょう。勿論、カタルの考えが、正しい訳じゃないのです。でも結構、当たっていますね。天才か…と思うほど、よく相場が見えているようです。でも哀しいかな…人間の性で、失敗ばかりが多く…成果の方は、今一です。それでは…また明日。