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今度、かたるが引っ越しをした所は4階です。上京して6階、21階、11階、そうして今回は4回目の引っ越しで…初めて4階になりましたが、面白い事に気分が落ち着くのです。何故でしょう。よく田舎に行くと時間の流れが「ゆっくり」流れるような錯覚に陥りませんか? その感覚です。むかし…子育てには低層階の家が良いと学説がありました。どうもそのイメージのようです。意外に、あの学説は子供の教育には正しいのかも知れません。

株式投資も、この「時間の概念」と言うのは大切です。皆さんは、あまり経験がないかも知れませんが、株と言うのは時間を掛けた方が、株価は強くなります。だから乖離問題と言うのは重要なのです。

このイメージは、どう言ったらいいか。急仕上げの相場は、どうしても…脆いのです。だから土台をしっかり作る必要があります。時間とお金があるなら下値でジックリ株を集めた方が、その後の相場形成では良いケースが多いのです。お金さえあれば…誰でも相場を創れますが…問題はその過程です。

日経225採用の陽線率の推移

今回のようなガラの場合、強弱感が激しく対立をしますから、株価は上下に大きく動きます。その様子を、2月の下旬から今まで…僕らは体感してきました。このグラフは日経平均株価の陽線率の推移を示すグラフです。メディアは前日比の変動率を利用していますが、カタルは寄り値と引け値の差を基準にしています。

大きな値幅で上下している様子が窺えます。大幅高…大幅安を経過した後、だんだんその激動は小さくなります。地震をイメージすると良いのでしょう。勿論、余震もたまにありますが、基本的に、本震が終ると地殻変動はだんだん落ち着きます。その現象と同じで、株価は既にその落ち着きを取り戻す動きに入って来ました。

ここでは様々な不安が、一定の評価に変わり収縮します。株価も同じです。このようなガラは本物の成長株と偽物の株式を見分ける貴重な「淘汰」の場面です。通常の経済下では…分からないのに、こういう局面になると真価を発揮するのです。

カタルが、最近好んで用いている「疾風に勁草を知る」と言う諺は、いろんなところで使えますね。株式も人間もみんな一緒です。相場も時間を掛けると株価が鉄板になります。この底値が分かるなら株式投資は簡単です。

故に…僕ら証券マンは、このような大きな激動の後に飛び出てくる株式に乗るようにしていました。その株式が「救済銘柄」となるケースが多いのです。

幸い、僕らは既に「I」君を選択しています。この株はこの環境下で新高値を形成したわけで…やはり救済銘柄の筆頭だろうと思います。だから楽しみにしていてください。カタルは今回の損失を、このI君を買えば取り戻せるかもしれないと思っています。

でも人間と言うのは面白いもので…こういう局面はなかなか買えないものです。でもカタル君、本日もI君を追加で買いました。本日は3600円の開始でした。さて…土曜日の株式教室でFRBの行動の意味を書きましたね。ダブルBですよ。

この意味を理解しないとなりません。通常の投資適格債はトリプルB止まりです。右上の株式教室をクリックして、もう一度…あのロイターの報道を読んでください。FRBがダブルBまで投資をすると言う事は、どういう事か?

報道の読み方も基礎知識がないと理解が進みません。リーマンショックの時はムーディーズやスタンダードプアーズと言う格付け会社が裏で金をもらい、トリプルAを乱発していました。

その格付けが在ったために、国内の金融機関を始め、みんな騙されて仕組み債を購入しました。でもそのような企業が発行する10の債券の組み合わせの内、2つが駄目になると全部の価値が失われるとか…3つが駄目になると…という条件が付くのですが、まさかトリプルAの企業がおかしくなるとは、通常は考えません。だから混乱したのです。

でも今回は遙かに格付けが低いダブルBですよ。トリプルBでも危ないのに…だからソフトバンクは上がるし、CLOを3兆円も持っている三菱UFJの株価も上昇します。こんな事はFRBの発表がブラックロックを選定した先月の25日で決まったのです。

皆さんはこう言うヒントを述べても、ピンと来ないかもしれません。素人は実際に株価が上昇しないと…何も信じません。株価を上げることなんか簡単です。後場から売り物の壁を少しずつ買ってあげて、大引けの株価に配慮すれば、直ぐに人気株の誕生です。

大物の外務員は、そうやって大口顧客を獲得します。でも素人は、そのカラクリが分かりません。実際に加藤あきらなどは、そうやって大口顧客を獲得して株式のプール先を獲得してきました。

買うことは簡単に出来ますが、買った株をプールする場所が必要になります。だから証券会社は「投資信託」を持っているのです。投信と言うのは、株の在庫を押し込む倉庫のようなものです。必要な時に倉庫から、株を持て来てアクティブな投資家に入れて、ドンドン買いあげ、株価が上がると、また投信に戻します。こんな事は業界の常識です。

だから半導体のF君も救済銘柄になる素地があるのです。なにしろ…野村です。キャッチボールが上手いですよ。野村と日経は繋がっており情報を作ります。皆さんの多くは裏の世界を知らないから、簡単に騙されます。株と言うのは下値で株を集めるのが、最も大変なのです。株を上げることなんか、素人でも出来ます。

これだけの相場環境の中で、新高値を付けるI君はかなり有望なのでしょう。僕らはコバンザメですから、主力集団のお手並み拝見です。その代り、しっかし下値になったら売り物を拾いましょう。

そうしてあげると…仕掛け人達も助かります。大きな相場は、3つ、4つのファンドが絡み、しかも面白い事に、最初にその素質を発見して仕掛けたファンドが、もう髙過ぎると思い、今までは買っていたのに、新たに「空売り」に回ることがあります。その空売りが種になり、相場がドンドン大きく成ります。面白いでしょう。相場論と言うのは…

「よっちゃん」なんか…最初は提灯筋だったのです。いい気になって何百万株も買って行ったら、いつの間にか本尊に変わり、慌てて、会社がストップを掛けます。

顧客を取るか、会社を取るか…彼は顧客を優先して、用意された支店長の椅子を蹴って歩合の世界に入ります。面白いでしょう。会社は体面を考えますからね。会社側からの要望が来ることもあります。色々あるんです。日本は何しろ…村社会です。

土曜日の株式教室でキーになる情報を公開しましたが、本当は会員情報の価値でしょう。だから三菱UFJは、今週か…来週か分かりませんが、間違いなく450円の戻り高値を更新します。ソフトバンクも上昇を続けます。

こんな事は…あの25日にブラックロックが、選定されたことで決まっているのです。でも多くの人は情報の価値を理解していません。情報の読み方が分からないのです。

カタルはたくさんの溢れる情報の中から、大切なエキスを 選んで… 皆さんに紹介しています。もう直ぐ…たぶんカタルは既に最後の領域に入ったので卒業できるかもしれないと思っています。そうしたらもうこのサイトを閉じます。

いつになるか分かりませんが、その間に、なるべくカタルのキャリアを吸い取ってください。カタルは実践を通じて何十億円ものお金を飛ばし、裏の世界も観てきました。だからカタルレポートは、ガセもあるでしょうが、なかなか筋が良いと思っています。今回もI君の出来が判明するのは、年末から来年でしょう。でも早めにかじっておくことです。

だってこんなガラの最中に、新高値ですよ。伊達に高値は簡単に取れません。ケネディクスが追証で売られる…「あの最中に」力強い陽線を継続させたのです。あの動きは余程、確信がないとあの環境で株を買えません。何しろリートがストップ安するような環境です。だから「疾風に勁草を知る」なのです。伊達に昔の人は諺を創りません。

カタルレポートは「相場の見所」を伝えています。この見方に自分なりに肉づけをして相場を楽しんでください。株式相場と言うのは奥が深い知的なゲームです。更に他人より先に行動をすれば…先行者利益を得られ、豊かな生活を獲得できます。本物になる事ですね。

でもこの道は非常に厳しいものです。カタルの実践を見ると分かります。年収が120万円の極貧生活を続け、国会図書館に通い続けたのです。どうして失われた時代になったか? さんざん考えてきました。

まぁ、カタルを踏み台にして乗り越えて下さい。本日はこの辺で終了です。もう一度、皆さんは土曜日に書いた株式教室、右上にボタンがありますからクリックして読み直してください。そこにリンクしてあるロイターなどの記事を読み、何故、もう相場が大丈夫か…自分なりに理解を深めておきましょう。

それでは…また明日。



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