やはり…と言う印象です。先週の金曜日の大引けで、三菱UFJに4600万株のクロスが入り、カタルは不思議に思っていました。もともと…この株が450円を上回らないのがおかしいのです。極端な警戒感は、いずれ…衰退します。「ブラックスワン」(予期せぬ不慮の事態)への警戒感が強いから、極端な現金保有が積み上がっています。このお金は何処に向かうのでしょう。
トヨタが良い事例です。使わないお金を準備する。大企業の経営者は従業員を抱えますから仕方がない選択肢とは言え、トヨタのCPが売れないとすれば…金融市場は崩壊です。日銀は今回の会合でCPの買い入れを表明しています。
基本的に米国のROE経営は、完全な金融システムの維持を前提に…効率化が進められました。だから余ったキャッシュフローを、株主還元に回しました。でも日本は失われた時代で、銀行への不信感が増して…極端な内部留保を積み増しています。これは金融庁の政策の失敗です。だから貨幣流流動性を示す「貨幣乗数」(マネタリーベースとマネーストックの比率)が低いままなのです。
その結果、前田道路のようなTOBが生まれるのです。おかしいでしょう。日銀がいくらETFやリートを買っても、誰も政策を信用しなくなったから「流動性の罠」が生まれた訳です。馬鹿が上に居ると…国民が疲弊します。日経新聞が悪いのです。官僚御用達新聞です。
しかし…今回のコロナ騒動で、たぶんこの警戒感は融解をします。ここでは…ケネディクスの株価を観ると分かります。果たして、正常な経済活動に向かうかどうか…の試金石なのです。もともと…ROE経営は効率化の選択の末に生まれた、新しい経営スタイルです。本来、予期せぬ事態、今回のようなコロナ騒動が発生すると、政策が的確に発動されるはずです。今回はFRBが潤沢な資金を提供しています。この背景はリーマンショックなどの過去の経験がある為です。
基本的に長引く経済低迷は、政策の失敗が原因です。普通の対処をすればいいのですが、馬鹿が上に居るから…日本のように国民は疲弊をします。今回も面白いですね。あれほど人気が低迷していたドイツのメルケル首相の支持率は、今回のコロナ騒動で急上昇していると言います。韓国もそうです。此方を参考に…
だから我々は、株式市場を通じて経済を観察して、行動を起こさねばなりません。日本人は自己主張をあまりしません。弁護士の橋本徹(大阪「維新の会」)や作家の百田尚樹、美容整形の高須克弥、ホリエモンなど…メディアに良く取り上げられています。ものを言う人間が珍しいのでしょう。でも僕らも、もう少し自己主張をして、他人と意見を交わした方が良いですね。その方が自分自身は成長できます。異論は必ずある筈です。
カタルのサイトへも意見メールを、時々もらいます。今回もコロナ騒動の初期に、カタルの考え方は「甘すぎる」との御意見を頂きました。その方がおっしゃる通りの進展です。でもカタルは、もともと…あまり悲観論を述べません。どちらかと言えば…こちらの記事に興味を覚えます。だから…スウェーデン方式が正しいのかな?…とも考えています。
相場も、「空売り」だと思っても…自分で空売りをする事は、滅多にありません。乖離調整は自然なのです。その乖離調整を経て、株価が一段高する準備をします。どんな成長株もこの乖離調整を避けることが出来ません。人間の成長も株価の成長も同じです。逆風下の試練があるのです。
カタルは昨年9月かな?一気に新しい相場に突入するか…と勘違いをして会員に臨時のレポートを発行しました。しかし…結果はご覧のとおりです。今年2月までは卒業か…と思っていましたが間違いでした。
そうして相場観を、修正しました。今は「コロナの後でバラ色相場」と述べています。本日もケネディクスを2000株「買い増し」しました。まだ…評価損がありますから、株価が上がるとその分、信用の枠が空きます。まだかみさんから借りた追証分の返済をしていません。トホホ…でも、お金を引き上げるより「買い」を優先させています。
カタルの信条です。いつだってカタルは真剣勝負です。竹刀や木刀の偽物人生は嫌いです。率先垂範のラッセルを信条に生きるのです。まぁ、馬鹿が成功できる社会になるかどうか…その方が読者の人も、見ていて面白いでしょう。
今日だって、先日売ったロコンドを100円も上で買戻し、実は900円で買ったロコンドを920円で売って、その分でユビキタスを買い増ししたのかな? 本日も、先ほどユビキタスが530円の買い指値が100株だけですが、買っています。昨日は大引けの534円を500株だけですが買いました。
カタルはいつだって、有言実行です。その為にだんだん持ち株が増えてきました。そんな訳でロコンドの持ちが、現物株の3000株を除き消えたので、本日は、また500株だけ買ってみたのです。だって昨日のロコンドは凄かったですね。ストップ高なのです。でもやはり「戻り売り」が多く…買い気配にはなりませんでした。
でもカタルが手掛けてから、初めて…ですよ。僕ら以外の連中が参加しています。この連中はたぶん成功をします。でもこの株は現物株なのです。貸借ではなく…一般人のカラ売りが入りません。
その点、I君は貸借銘柄です。今は三菱UFJのように出遅れが追随しているから、お休みです。お休みと言っても、素質がピカイチですから、乖離調整は短期で終了し、今度は一気に新高値から1万円相場でしょう。ここで充分に休んだ方が良いのでしょう。ここでの乖離調整を、しっかりした方が…後々の相場にプラスに働きます。
出来れば…完全に乖離が消えるまで時間調整をしましょう。13週線は、1週間で60円上昇ですね。だから最低6週間ほどの休憩を入れた方が綺麗になります。6月だね。
真打は後で登場すれば良い…と思います。今はユビキタスに興味があります。I君も買いますよ。この休みに買わないと駄目です。 4000円割れは、何処でも買い場。出来ることなら3700円割れを拾いたいのですが…まぁ、いくらでも良いですね。この株は間違いなく今の筆頭です。チャートは新高値ですよ。この環境で新高値、この意味を、良く…自分の頭で考えましょう。
株価を観て一喜一憂する人間が、多過ぎます。ロコンドもそうです。やはり決まっているのでしょう。 年間を通じて…ロコンドを手掛ければ、良いのでしょう。でもI君の方が上ですね。この二つに、ユビキタスを絡めるのです。このユビキタス。カタルが最初に手掛けたのは2010年です。この年にカタルは現役を引退するのですが…リーマンショック後に低迷する市場環境の中で…突然、動き出したのです。
今の相場環境より2010年の春は市況が悪かったのです。何をやっても駄目、上がる銘柄が皆無なのです。そのなかで、日産がタイへマーチの生産移転を決めます。基本的に「失われた時代」の終了です。そうして日銀が量的緩和を実施します。
それを見てカタルは現役引退を決めます。当時の年収は1000万円弱かな?あれは11月だから続けていれば…1000万は超えたのでしょう。それを棒に振って投資家の道を歩むのです。
その2010年に生まれたのがユビキタスです。「IoT」を主眼に生まれた会社です。いつでもどこでも繋がる社会です。当初はWiFiの技術で、任天堂が支援しました。ゲーム向けのソフトだったのです。それが、今の村田製作との協業の第一号です。村田製作はこのWiFiモジュールを量産します。億単位の世界的な商品です。しかしカタルが注目したのは「QB」ですね。クイックブートと呼ばれるソフトの立ち上げ時間の短縮です。電源を入れると直ぐに使えるソフトです。車は待機電力を使う訳に行きませんから、カーナビなどに採用されました。
何故、ルネサスエレクとトヨタが、開発段階でユビキタスも加えるように…経産省に働きかけたか? 皆さんは、その経緯を知らないでしょう。だからカタルは、何年も、何年も追い続けて、今か、今か…と思っていました。ようやく…そのチャンスが到来するのでしょう。車は5Gで劇的な変化をします。コネクティッドカー時代の到来です。
何故、村田が資本参加するのか?
馬鹿は、会社の沿革も調べません。ソニーが何故、東通工時代から世界的な起業に成功したか? ユビキタスの生い立ちは面白いのです。ユビキタスの大株主と言うか…僅かな株数ですが、鈴木さんが個人の筆頭株主です。この鈴木さんアスキー時代の人脈でマイクロソフトのビルゲイツなどと知り合いです。まぁ、ヒントは掲げたので、あとは自分で調べなさい。偽物かどうか…何れ判明します。と言う事で…530円から下に5円刻みで買い指値を入れたのですが、買えなければ、もう少し後場寄りにでも買おうかな?
少しだけですが…皆さんと一緒に買いますね。何しろ、率先垂範がカタルの信条です。
知らなかったけれど、ほら先日、カタルは「ルネサスも良いよ。」…と言ったら、本日は報道を受け、ルネサスエレクも高いですね。 株価は500円台です。数日前に指摘しました。別に結果論を述べている訳ではありませんね。
未来を語るから「未来かたる」のペンネームなのです。未来だから不確定要素なので、間違う事もありますが、かなり、確率は高いと自負しています。三菱UFJは、もう直ぐ450円を超えますよ。指標銘柄と言ったソフトバンクも、まだまだ上がるでしょう。でもカタルは卒業しました。
アレレ…もうかなり長くなりましたね。読む方も大変だから、本日はこの辺にします。I君が筆頭に、ロコンド、ユビキタス、ケネディクスもそうですね。実は半導体のF君もそろそろのタイミングの筈です。まぁどれも、時間の問題で株価は水準訂正をするのでしょう。でも昨日のロコンドをみると、まだみんなの「懐」事情は、あまり改善してないようです。
やはり三菱UFJの株価が、まだ424円の訳です。ドイツ銀行が一つの世界的な指標になっています。日経にも記事が載っていました。皆さんは早く「市場の整合性」の観点を理解できると、株価の先行きが分かるようになります。今はやはり「ユビキタス」に…「時間ですよ」を与えたい。何故なら、毎日、信用の期日が到来している様に感じています。この動きが変わる時が、いつ来るのでしょう。それでは…また明日。