09/03

かたる:政策の選択は難しく…今の状況を解説しているレポートを見つけました。此方です。基本的に米国の利上げは正しいけれど、タイミングを逸した感は否めません。しかし、カタル自身は利上げをすべきではないという意見でした。でも利上げの意義も良く分かっています。この辺りの解説は、難しいですね。基本はオバマの清貧思想の為に、金融界は疲弊している訳ですね。故に本来なら、もっと明確に力強い経済回復なのでしょうが…弱くも感じられます。これは金融を苛めているからです。でもある意味で、これは当然の報いとも言えます。オバマの政策は正しいとも言えますね。時間が掛かる話なのでしょう。

調べてみると分かりますが、昨年後半には、明確に新興国からの資金の引上げが始まっています。中国の外貨準備高推移を追うと分かりますね。先日、2年物の国債金利の推移をグラフで提示しました。あのグラフを見ると分かりますが、やはりバーナンキが出口戦略を示唆した時から金利は上昇し資金の引上げが始まっています。つまり緩やかに資金の還流が起っていたわけです。リーマンショックは、新興国への資金流入を止めました。その落ち込みを世界の中央銀行が、量的緩和で補いましたが、今度は如何にして、民間に再びバトンタッチするかどうかなのでしょう。でもバーゼル規制などを見ると、なかなかスムーズに対応できていませんね。実際にHSBCなどは、リストラを敢行しています。だからこの移行展開のスピードを更に緩めねばなりません。

今回のドタバタ劇は、この辺りの矛盾をヘッジファンドは突いているのでしょう。彼らは矛盾を見つけ、その矛盾を突く事で、利益を得ます。今回の利益は空前の利益規模だと言われています。何しろ…世界の資産価格の下落は大きく、800兆円台と言う記事を見ました。オプションなので価格推移からすれば、兆円単位の儲けがヘッジファンドに流れたのでしょう。しかし原油価格の動向を見ても分かるように、明らかに彼らは、矛を収めています。カタルの予測が正しいとは限りませんが、来週の8日頃には、25日の安値が確認されると考えています。この意味は…株価で言うと、例えば三菱UFJなら、826円を抜くのが、来週になるという意味です。三菱UFJの第一の確認ポイントが、28日金曜日の高値を抜くことにあります。事実、ゴールドマンサックスなどは、中国株の割安感を指摘し始め、急速に…株価は戻るだろうと予測しているようです。

今回の問題も、だんだん全貌が見えてきましたからね。本日の日経新聞にもドル建ての借金の事が掲載されており、マレーシア通貨、リンギ安の話題が報じられています。このように…相変わらず1937年問題の火種は残ります。おそらく不安定な市場展開を見ると…FRBは利上げを出来ないと思っています。12月でしょうね。それも0.25%でしょう。2回目か、3回目を実施した後が…怖いのでしょうが、今の所、まだ先の話です。

一方、日本は量的緩和の実施が継続されており、日銀当座預金残高は空前の規模に膨らんでいます。強引に動かすなら付利金利の撤廃です。しかしこのような積み立てが逆に、銀行経営のユトリを生んでいるのでしょう。何しろ、非常に長い失われた時代の経過だったので、なかなか直ぐにデフレ脱却が、板につきません。非常に緩やかな改善のように見えます。故に、先走る株価期待を裏切っていますね。だからストレスが溜まります。時間が掛かりそうですね。ケネディクスに仕掛けが入るのは…何時になる事やら…。

多くの証券マンも、読者も認識が間違っています。良くお客様に儲かる情報を教えて欲しい…と簡単に言われますが、そんな事は誰も分かりませんね。たとえ力のあるファンドも、分からないと思います。実際に自分達が行動してみて、市場がどう動くか…など、誰にも分からないものです。ましてや、その後の未来のニュースなどは、予測できるものではありません。だから自分なりの仮説を、色んな事象から見つけ出し、自分なりの仮説に賭けるわけですね。カタルはデフレ脱却から、スマートコミュニティーへの展開に賭けている訳です。でも実際は、どれも遅々として進んでいません。僅かにその流れが存在する程度の話ですね。その兆しが加速するかどうか…なのですね。

でもカタルは常に事前に流れを、予測していますね。今回も6月10日だったかな? HSBCの記事を見つけ、早めにポジションを落としました。しかし8月に入り、早めに資金投入したのが間違いですね。どうしても、いつも早めに行動しますが…。株価の動向を確認してからで充分なのでしょう。今回の相場でカタルは大林組を空売りしました。1090円でした。直ぐに買戻し、三菱UFJに買い参加しましたが、早過ぎたようです。一方、空売りした大林組は、この下落相場でも、全く株価は下がっていませんね。今日の株価は1039円ですよ。大成建設なども強ですね。おそらく…三菱地所のタワービル建設など…本格的なデフレ脱却を、見込んでいるのでしょう。ある銘柄が…直ぐに連想されますね。まぁ、いいや。所詮は貧乏人なのです。

7月初めに大きく突っ込んだ後、直ぐに相場は戻りましたが、あの下げの時は、神主さんから何度も買いたいとの電話を貰ったものです。その度に、カタルはまだ8月にもなってないよ。毎年、甲子園の時期は安いのが定番だよ。と…1937年問題を解説していました。でも、今回の下げは、彼から電話がなかったので…25日の朝に電話を入れました。あいにく彼は留守でしたが、その時の三菱UFJの寄り付きは717円でしたね。カタルの事前予想も甘かったですね。800円割れ程度まで視野に入れ、買い進めばいいだろうと…などと暢気な解説でした。事実、カタルは810円台を買っていますからね。トホホです。

あの25日、三菱UFJは716円の安値の後、798.3円まで買われます。おそらくヘッジファンドの買戻し…でしょう。今は、この水準より多少低いですね。773円前後です。更に叩くメリットはなく…相場は戻るのでしょう。実際は米国のFOMC待ちですが、来週には826.7円の28日の高値を抜けるのだろうと…と思っています。そうなると現在の不安心理も、かなり和らぎますね。しばらくは底値固めの動きなのでしょう。直ぐに、急騰もしないとも思っています。徐々に下値を切り上げのでしょう。当然の事ですが、こんなカタル予想は、豚のえさにも成りません。所詮、未来予測なので、戯言程度に考えてくださいね。一部にはカタル信者がいるようなので…。注意を喚起した次第です。相場と言うのは、他人の意見を聞き、自分なりに未来を考え、選択して行動するものなのです。かたる自信の現在の評価損を見れば、明らかですが…如何に予測が外れているか…。あの時は…まだ評価益だったのですね。予測はしたけれど…実際に厳しい見方に立った行動は出来なかったのです。故に、いつまでも3流域ですね。売りは、滅法、弱いのです。

さて話は違いますが、今回のエンブレム問題。不思議なのですが、森元総理や武藤さんの責任問題は、なかなか出て来ませんね。前回、舛添さんは国立競技場の問題で、局長人事の発言をしましたが、今回はサッパリです。昨日「永遠の0(ゼロ)」百田尚樹を読みました。この文中で海軍司令官の在り方が問われていました。いつの時代も同じですね。彼が先日、沖縄の新聞を批判した理由が、本を読むと分かりますね。この9章に武田貴則氏の特攻の様子を聞く場面で、新聞記者とやり合う場面があります。カタルも同感ですね。カタルは今回の「失われた時代」を通じて…、メディアの在り方が、如何にいい加減で…大衆迎合でコロコロ意見を変えるのか…嫌と言うほど見てきました。正義感を翳していますが、実態はひどいものだと思っています。どうしてメディアは、こういう報道姿勢になるのでしょう。やはり結局…保身でしょうかね。

今日は大阪チタンが高いですね。あららアイフルは行って来いですね。やはり過払い請求の峠は、見えないのでしょうか? かなり信用残は残っていますからね。此方をやるには、かなりの力が必要です。三菱UFJと一緒ですね。今日は指数でお茶を濁しているようですが…日経平均株価の26週線乖離がマイナスになり、最近では3度目のチャンスになりますね。前回はハローウィン緩和の前なのですが…、あの時は利上げ前に、既に改善し始めていました。その流れを後押しするように…日銀の追加緩和がありました。市場動向をみると…あと一息との印象なのですが、どうなるのでしょう。

通常、年末年始に向け、この9月、10月が絶好の買い場になります。あと…中国スマフォの行き過ぎた悲観観は間違っているように思います。それは此方を読んでくださいね。村田なども200日線の攻防ですね。Vテクにも影響を与えます。さてゴタクはこの辺にして…早めに買い物に行かないと…また天気が不安定ですからね。株式市場と同じで、青空がなかなか拝めません。それではまた明日。



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