02/06

かたる最近は便利なもので…市場で言われている噂と言うか、解説が、一般の人にも簡単に手に入るようになっています。この解説は、間違っていることが多いと感じています。日経新聞を始め、NHKなどのニュースも間違いだらけの解説をしています。その中で、今朝、読んだ記事で「先物主導で株価が動いていると解説されているが、これは間違っている」との主張を興味深く読みました。皆さんにも紹介したかったのですが、あまりに多くのデータを読んでいる為に、メモるのを忘れ、何処の解説か忘れたので紹介できません。ゴメンね。でもこの主張は裁定買い残が減っており、外人の売り動向なども解説していました。カタルが最近考えている空売り動向や、好転率の指標面から、カタルの考えている仮説と一致する部分が多く、同じことを考えている人も居るんだな…と思った次第です。

2月3日の相場の解説で、国債金利が上がり、リートがスプレッドが減り売られ、ケネディクスが下がりましたね。でもカタルは金利が2%程度まで上がるのが道理であると説き、不動産も上昇を続けるので、利回り差だけでリートを判断するのは間違いだと不動産の値上がり効果の方が、ずっと大きな影響があると…一昨日だったかな? 書いたと思います。昨日はその影響か、そんな事はないのですが、カタルが語る邦銀株の上昇、ケネディクスも反発となっていました。全体株が下がる中…での現象でしたね。かたるは日経平均株価の二段上げの主軸は内需だと考えています。グローバル銘柄は円安を切っ掛けに高評価になっています。

ところが異次元緩和の副作用の円安は評価したのに…、主眼であるデフレ脱却は全く評価していません。邦銀株の横這いがその事を示していますね。流動性の罠から、なかなか抜け出せない現実を、市場は示しています。カタルは1300兆円の逆襲と言う資産効果を相場の核に据えています。日銀が必死になっても、なかなか世間は信じてくれませんね。そればかりか、日銀批判が大々的に報じられています。必ず、インフレは起ります。問題は国債の償還を再び日銀が買う、財政ファイナンスの危険ですね。そうです。カタルが以前から語っている「ガラガラポン」のリスクです。この事をジム・ロジャーズも指摘していますね。その記事は此方…。カタルの以前からの主張とそっくりです。株式投資か、外債投資が正解で、既に金持ちは海外逃避をしているとカタルは以前から述べています。

本来、地方再生などの財政拡大より、政府予算を絞るべきなのです。ジム・ロジャーズは僕同様に株屋らしく大げさに表現していますが、彼の主張はその可能性が高いのですね。遅れれば遅れるほど、時間切れを迎えます。だから…カタルは、百姓の友達を大切にしようと以前から述べています。しかし最近の空売り比率など…の動向からみても、間もなく、日経平均株価の二段上げが始まる可能性が高いのです。その需給バランスのコラムも紹介できれば良かったのですが…。基本はカタルが述べている様に、日銀がガンガン株を買っているので、外人は怯んでいるのですね。空売り比率の上昇はその事を示しています。僅かですが、三菱UFJに続き、三井住友が自社株買いに踏み切った効果は絶大なのです。この事は以前、述べました。

昨日の相場、そうして今日の相場は、カタルの考えている通りの動きを示し始めています。ソニー株を批判する訳じゃありませんが…単に割安株の水準訂正の一環との認識です。もともとソニーは優良資産を抱えていたのです。シャープに比較すれば懐は深いのです。でも混迷するシャープは、カタルの好きな会社です。応援したいのですね。でも現状は…。まだ先が見えません。他の家電メーカから見て、財政がきつく、リストラが進んでいませんからね。

そうそう、東芝を始め、家電各社はテレビの生産をやめ、EMSを利用すると言います。カタルが、プラザ合意が日本凋落の転機と述べている理由が分かりますね。モリス・チャンが1987年に独立して、台湾でTSMCを興しますね。遅れること約30年近いのです。パナソニックもそうです。官僚が自分達の仲間が天下りしている為に、その業界を守ろうと抵抗するわけです。だからジャッパン・ディスプレイ―などへの出資を、カタルは批判している訳です。ただカタルの意見が正しいかどうかは分かりません。日本はどうしても売り上げ至上主義に陥るのです。カタルが述べている総資産経営ですね。今日の日経新聞のスクランブルにも…あれは富国生命でした? 売り上げが伸びてないから相場に対し疑心暗鬼の表現でしたね。確かに成長株は売り上げが伸びて利益も伸びるのが本来の姿ですが…いま日本に求められているのは、効率化なのです。だからROE経営なのですね。不採算部門から撤退し、自社株買いをしたり、儲かっている所に更に投資をするのです。JTがそうやって利益を伸ばしています。

少子高齢化で、移民を受け入れずにやるとすれば、スマートコミュニティーへ早く移行すべきですね。昨日のNHKクローズアップ現代では、3D地図の情報公開を米国は始めていると述べています。新しいインフラ投資、カタルが何度も準天頂衛星整備の前倒しを主張しているのは、その一環です。電子カルテも、キャッシュレス社会もそうです。振り込め詐欺対策で、後手後手に回り…本当に馬鹿です。その第一歩が金融機能の回復なのです。その為に資産効果を促さないとお金が動かないのですね。だからケネディクスであり、1300兆円の逆襲なのです。もしジム・ロジャーズの言うように、あと2年も3年も遅れるようでは、それこそ、ガラガラポンのリスクがドンドン増加します。時間がないのです。早く、市場は未来を先取りしなくてはなりません。そうして金融機能を正常化させ、一気にスマートコミュニティーへ資金を投入すれば、少子高齢化でもGDPは伸び、一人あたりの取り分も増えます。

今日は今の所、カタルの理想通りの動き…気分が良いですね。また買い増しをしたくなってきたのです。でも買っては投げの繰り返しでは…、いい加減に保険料が膨らむばかりで…。生活費も失われますからね。どうなることか…。ヘッジファンドは、何故、動かないのでしょう。まぁ、彼らも日本を信じていないんだよね。馬鹿にされている訳です。だから空売り比率が上昇しているのですね。確かに好転率がなかなか解消されず、日銀依存の官製相場の様相ですが…、まもなく二段上げがスタートする兆候はありますね。2月4日は三菱UFJが大幅高し、TICK回数でトップになったのです。久しぶりに人気を獲得しました。表は三菱UFJなどの邦銀株、裏はケネディクスですね。当然、ハイリスクの方がリターンの大きいですが、同時にリスクも大きいのですね。6000万近い信用残は全体市況に異変があると、株価が100円処ではなく、半値程度まで急落する可能性があります。300円を割れる可能性だってあるのです。だから無理をしないことです。

例えば、習金平体制で粛清の動きが強化されており、不満分子は大勢います。共産党一党体制が、突然、崩壊する事もあります。その様なショック状態になると、日経平均株価も大きく下がりますね。株式市場は、一寸先が闇なのですね。いつでも売れるとタカをくくっていると…スカイマークの様になることもあるのです。それこそ、無理をして株に投資している破産ですね。だから絶対の自信なんて…眉唾です。でもようやく米国金融のポジション整理も終わったようで、明るく感じているのはカタルだけでしょうか?

後場から、バロメーターの一つ、中越パルプの動向も気になりますね。何故か、背景は乏しいのですが…気になる存在です。明日か明後日はJ・TECの決算に触れますね。数字は悪いですが、カタルは余裕があれば、買い増ししたいと考えました。その根拠を語る予定です。かたるが「騙る」にならないように…心掛けていますが、判断するのは読者の責任ですからね。それでは、また明日。



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