カタルは「昨日のGDPデフレーターの、前年比率の推移」のグラフの説明を怠りました。会員レポートには、その補足をしたのです。別に…今のままでも、良いのですが、皆さんのレベルは、「前年比の意味」も理解できないのです。

前年との比較ですから、前年の数字が良いと、1年後の数字が、どうしても、その「変化率」が高くても劣ります。当たり前の理屈です。物事を動かすときに…まずは「初動」が大切なのです。株式の相場でも、同じ理屈があります。株も、指標も同じです。
だから「仕手株」の場合、その多くは「初押しは買い」と言うジンクスが活きてきます。そうだなぁ~良い事例がないかな? カタルの今年のヒット作の「データーセクション」(3905)にしましょうか…。

この株はカタル自身も「ワンタッチ」の利用でした。たぶん会員の方でも、参加者は「皆無」に…近いのでしょう。でも「経営者」が変わり…色んな「仕組み債」が発行され…それから、昨年の3月に株価は急騰しています。585円から1200円です。その後の下げ幅は「大きく」…675円ですが「仕組み作り」は進行していました。この場面が初押しになります。しかし…一般的な「初押しは買い」のジンクスは、緑の矢印の部分を言います。
更に…
そうして…仕組債の「転換から」の大相場になっています。しかも「ゴールドマンサックス」(GS)が噛んでいる案件です。金融マンの「錬金術」です。紙くずを…お金に変える「マジック」です。でも、ちゃんとした…「仕組み」でないと、誰も参加しません。確かな…「仕組み」それが「データーセンター」の稼働です。
世界中が挙って…「AI投資」に躍起になっています。「ソフトバンクG」(9984)の投資額は天文学的な投資額です。この投資を可能にするのは「リート」の仕組みです。
安定した利益を産み出す案件を、債券として…売り出すのです。リートの仕組みは、貸し出し不動産の「賃貸料」です。だから「ソフトバンクG」は会議室の「ウィーワーク」に多額の出資をし、コロナなどの不運な外部環境もあって…「失敗」の案件になりました。でも、もともと…安定した収益が期待できたから、多額の「先行投資」をしたのです。
同じ「仕組み」づくり…は、「楽天」(4755)の三木谷さんも、同じです。多額の先行投資をして…会社が「傾いて」います。携帯電話網の整備です。でも一度、その仕組みを構築するなら、永遠に…その「利用料金」は入って来ます。彼は頭が良く…ネット・ショッピングなどから「湧き上がる利益」を隠すために…携帯電話構築の「費用」を、別会社ではなく…同時に計上して、ワザと…赤字経営にして「税金の支払い」を免除されています。
だから…カタルは、「楽天」の三木谷さんが、「嫌い」なのです。彼の言い分は、良く理解できます。「経団連」を馬鹿にしています。村社会の批判者です。カタルと…同じです。でも上場して、何年も日本の仕組みを利用しているのに…国家に、その「恩恵」(使用料金=税金)も払いません。彼は、「わざと」…赤字企業を買収しているのです。そうやって、内部留保を蓄積しています。だから…嫌いなのです。
このような「仕組みの利益」は、電気やガスでも同じです。
最初の「設備投資」は大変ですが、一度、「仕組み」を構築するなら、無限の利用料金が入ります。「データーセンター」は格好の餌食です。流石…GSの人間です。パチパチパチ…株屋と言うのは、こうやって「無から有」を生み出します。
しかも…その仕組みが「人類の未来の進化」に貢献するなら、金融マンの「金字塔」です。社会貢献にも、なります。みんなが「ハッピー」なのです。証券マンは「幸せを売る」男なのです。まぁカタルの場合は、怪しいのですが…実際に「ベンチャリ」は消えました。
だから過去において…ずっと、金融庁の基本政策に「噛みついて」いました。でも今回の「タイミー」(215A)は「見事な采配」です。「グッドウィル」は、倒産の「悪政」(失政)でした。
清貧思想の蔓延に、政策を加担させたのです。
でも「タイミー」の現状は「大岡裁き」でした。これが村社会の「曖昧さ」です。だから官僚の「采配権」が価値が帯びて、「村社会」が増幅するのです。怖いから、「天下り先」の提供です。学者先生の枠を、割り当ててもらって…官僚の出世レースの「負け組」を救う仕組みです。多くの大学の先生は、その官僚上がりなのです。政治家もそうですネ。
皆、馬鹿だから「日本の村社会」の仕組みを知りません。
国家権力の裁量権は、「凄い価値」なのです。最後は「地検」様の登場です。怪しい案件も有罪の立件です。だから…日産のゴーンは、逃げたのですよ。ちゃんと…した理由があります。でも彼は逃げずに居たら…「情状酌量の余地」があったのでしょう。検察と取引をして有罪でも、「社会復帰の道」があったのでしょう。今のホリエモンのようなものです。まぁこの原稿は、推察ですが…カタルの「憶測」も、満更、大外れでもないでしょう。
そんな「窺った」見方も、あります。最後の商談は、そんなものです。トランプ「お得意のブラフ」ですが…プーチンは、一枚も…二枚も上手です。彼は「秘密警察」あがりです。でも所詮、トランプは「おぼちゃま」…です。人生経験が、違います。最後のやり取りは、人間の「格」と言うか…その「器」に左右されるものです。
実際に「出来る奴」に会ってみると…「オーラ」が違うのです。剣道の世界でも、対面して立ち会ってみると…剣を交える前に、その「気合」に推されるのが…分かると思いますが、それと同じです。
優秀な株屋も、「株価の軌跡」など…過去の成り立ちを観ると、相場の大きさが「やる前」から、分かるものです。そうして実際に株を買ってみて、反応を探りながら…相場は「張る」ものです。実際に自分で板状の売り物を、何回か…自分で実際に買ってみて…「知る現実」があります。
机上論ではないのですよ。
「経験」と言う…世界の「キャリア」は、伊達に…生まれるものではありません。様々な「挫折の経験」などを積んで…初めて「理解できる」世界があります。仮に「理解」できても…応用が利くとは言えません。理解をしても、自分自身が、それを活用できて、初めて自分のものになります。
「知ること」のレベルは、そんなに、その「ハードル」は高くありません。でも「時間軸の克服」の実践は、なかなか高く、未だに「何年かかっても」失敗ばかりです。「ジェイドG」の失敗は、そんな「時間軸の読み違い」でした。でも…ようやく、「新しいステージ」になります。


今日も「ゴタク」が多く…昨日のグラフの解説です。実際の数字と…GDPデフレーターを一緒に付けた…グラフを提示しておきますから、「自分なりに研究する」と良いのでしょう。データ元は、昨日示したように…此方です。

自分自身で「データを加工して」様々なグラフの形を作ると良いのです。「縦横の比率」を変えるとか…「時間軸の採用基準」を変えるとか…自分で工夫すると、メディアの加工技術が理解できます。彼らは、「嘘とは」言いませんが、恣意的な方向性に、視聴者を意図的に誘導する為に、そのデータを加工して…実際は報道していることに「気付く」ことができます。
何でも…そうですが、自分で実践をしないと、「分からない領域」なのです。本物の世界というのは、「生易しい」ものではありません。また…明日。
会員の方へ、新しいレポートをアップしましたから、会員の方は、お読みください。更に追加で少しだけですが…「加筆」しています。