指揮官の器

いや…暑いですね。本当に嫌になります。今、起きた所です。昨日は寝る前に冷えた部屋のクーラーの電源を、一旦、切って…午前4時ごろに寝たのですが、朝の6時半ごろに目が覚めて、直ぐにクーラーを入れて…再び、寝てから今、11時に起きた所です。

「休み」は原稿をあげるのが「遅くなる」傾向がありますから、夕方に読まれると良いと思います。どうしても…会員レポートを書く翌日は、寝るのが遅くなり、「アップ」が遅れる傾向があります。

でも毎朝、マンションの前の公園に行き…「軽いストレッチ」をするのですが、意外に、湿度は感じられず…外の日陰も、心地よかったのです。「シンガポール」のジメジメ…感は、なかったのです。このシンガポールは、前に書いたように、ある意味で独裁政権的な部分があります。でも「リー=クアンユー」と言う指導者が優れていたので、教育、住宅環境など色んな配慮があります。

車には高額の税金をかけて、台数制限をしていますから、まぁそれでも渋滞はありましたが、そんなにひどくはないのでしょう。

公園は広く…よく整備されています。世界遺産に指定された公園の「シンガポール・ボタニック・ガーデン」に行きましたが無料でした。その中にある「蘭のエリア」は有料でした。いくらだったか? 覚えていません。 自分では払ってないからです。公園内は近くの住人が犬の散歩に利用しているようで…良く、犬を見かけました。

読者から、情報を頂きました。カタルは前半のものは全部見たのですが、35分あたりから始まる「後半の部分」は、カタルと同じように考えている人たちも多いように感じました。この対談では中東の事が語られております。「ドバイ」の最近の躍進は、やはり…「独裁的な指導者」の英断なのでしょう。

この中で語っている「夢」を日本国民に与える部分です。岸田さんでは「器」が狭すぎて…駄目です。もっと魅力的な…国民が「希望を抱く」政治家の台頭が、臨まれます。

後半の株式投資のメンタルの話は、長過ぎて…カタルは大部分をパスしました。

株式投資は「辛抱のゲーム」のような…部分があります。大概、2年程度すると、一般の人は「心が折れます」。バフェットのような…精神力を望むのは、一般の人には難しいでしょう。故に今回、カタルが会員ページで書いたような…株の儲けで無料になった「タダの株」を増やすルールなら…やれるかもしれません。でもこれも…所詮は人間ですから、特にカタルの場合は「朝三暮四」の口ですからね。実現出来るかどうか…。貧乏人は、いつもそうですが、時間軸を耐えられません。

「Jトラスト」(8508)などは、良い事例の一つでしょう。

この時間軸で「チンタラ」やられたら、どんな奴でも「いい加減にしろ」と怒りたくなります。カタル自身は、前から持っている5000株の内、1000株だけ売り、残りを現物にして保持していましたから、今回の400円割れの下げで、6000株を買い増して、合計で1万株だけ保持しています。

でも「分かっている」が、やはり嫌になります。じっと、下値で株を買い集め…100万株程度を保持して我慢が出来るなら良いものになるでしょうが、今は相場の面白さは感じられません。

同じ「待ち時間」でも、ある程度の変動率のある「大阪チタン」(5726)の方が、余程マシです。この待ち時間も、既にかなり経過しています。

「BASE」(4477)に至っては、何度も、何度も「冴えない相場」を付き合わされています。そろそろ…「本領発揮」を願っていますが、仕掛け人が、不在では駄目です。もう少し、カタル自身に資金があるなら…この株を1000万株程度、買ってやるのですが、所詮は貧乏人の戯言です。

基本的に100万や200万円の金額でアタフタしても…しょうがありません。でも貧乏な時は、その100万円も非常に貴重なお金です。

カタルは食えない時に、姉に300万の「生活資金」を借りに行きましたが、彼女は病気をするかもしれないし…と言い、200万だけ貸してくれました。身内ですからね。それでも…減額されます。今回、ようやく相場も改善し、姉に300万円と「色を付けて」…返しました。まぁ彼女にしてみれば、最初から、「返って来る」とは、思っていません。この時分のカタルは「新聞配達」をしていました。でも…あの時間は、とっても楽しかったですね。

朝と言うか午前2時ごろに店に行き…広告を新聞に差し入れて、午前3時ごろからスタートしますが、最終は「6時半」が基準でした。それまでに…350部程度の新聞を配り終えないとなりません。だから大きなマンションを、どうしたら…短時間で配られるか? 試行錯誤をして…非常階段やエレベーターの配置を考える訳です。

時々、その階に止まっている筈のエレベーターが1階に止まっているときがあります。誰かが、出かけたのでしょう。仕方がないからエレベーターを待つのです。その僅かな時間も考えて、どうしたら配る部数を伸ばし…完璧に配れるか? 

いつしか…配達先のカードは、頭の中にインプットされて…全世帯の名前まで覚えます。この時間を「争うレース」が面白かったのです。最初は、体力的に難しく…100部程度なのでしょう。それが…3か月も経過すると、3倍以上になるのです。体力も2か月も我慢をして続けると、その体になります。人間と言うのは、いくらでも変われるのでしょう。

「RIZAP」などにお金を払って体を作るより…お金をもらって「新聞配達」をすれば…確実に体力は向上します。

たぶん…コロナ以降、新聞のチラシも減っているでしょうから…そう重くはないでしょう。本誌より、チラシの方が、重い時があります、そんなときは、店まで往復をしなくてはなりません。バイクに「積める量」は決まっています。

さて…今は「非常に良い」相場環境です。

カタルは、常々…株式投資の「出来」を決めるのは60%~70%程度が、この「市場要因」が「支配をする」と述べています。「個別株要因」なんか…所詮は、市場環境に敵いません。しかし名目時代の時間が長くなってきましたから、続々と…株で儲かった人が増えていますから、本物の「名目成長時代」に変化して行きます。

「重工」(7011)や「日立」(8508)が大きく買われると言う事は、非常に大きなお金が、市場に流入している「証」です。

おそらく…今は、その「ハシリ」なのでしょう。カタル自身が変わって来たな…と感じたのは黒田さんが退任に当り、植田新総裁への下準備をした…あの12月の日銀の金融政策会議の辺りからです。「出口の一歩では全くない」と語った日経新聞が此方です。でも市場はこの変化に「反応」をしています。「三菱UFJ」(8306)の株価を観てください。

「三菱UFJ」(8306)の 週足推移

カタルは「ツキがない」と言うか…。ちょうどその頃、「Jトラスト」(8508)を大きく買って、お祖母ちゃんの老人ホームの「一時金」を作ろうと画策していました。何とか…2000万を出したいと思っていたのですが、結局、別の「近くの老人ホーム」を選択して、一時金は800万円で済んだのです。

でも当時のカタルにとっては、大金ですから、「Jトラスト」で失敗をして、仕方がないから、お祖母ちゃんの田舎のマンションを売って…そのお金で買った「三菱UFJ」が1万株あり、100円ほど…株価が騰がっていましたから、その株を売って、少しお金を足して…老人ホームの一時金800万円を作りました。その時、もう少し、この黒田さんの発言は早かったら…と思ったものです。

でもあれから1000円以上も「三菱UFJ」の株価は上がりました。

このクラスで2倍以上です。いや、もうすぐ3倍ですね。そうして相場が大きく変わったのを、「実感」をしたのは、今年に入ってからの「野村証券株」の躍進です。その様子を掲げておきましょう。

「野村証券株」(8604)の週足推移

少し、経済を勉強すれば…「決まった路線」なのです。その知識が、自分にあるか、ないか…その差が非常に大きいのですね。株式投資は「実質経済下」では、全く「駄目」です。そもそも「金儲けは悪」で、悪銭身に付かずと言い、「不労所得」と日本人は蔑みます。でも、世界は違います。

「馬鹿な論理」を、NHKも日経新聞も吹聴しています。先ほどの「中東のビデオ」を見ても分かるように、指揮官が駄目だと…国民は、どんどん「貧乏」をします。結局、「34年間もの悲哀」を歩み…人生の大半を棒に振りました。

でもその「おかげ」かも知れませんが、投資の「極意」と言うか…基礎は確立したのでしょう。「ココペリ」(4167)の良さは、プロでも見抜けません。誰も未来が読めないからです。しかし目指す「未来が正しい方向性」なら、時代が後になって「追い風」になります。カタル達が買ったときは、その理由は良く分かっていません。

単に「値惚れ」の買いで、最初は何故、8830円もの株価が。いくらコロナ禍の特別な相場環境でも成立したことが不思議でした。でも時間が経ち…「自社株買い」のやり方が、少し変わっていました。カタルが「惹かれた」のは、このやり方でした。強引に、上値まで「株が欲しくて」株を買ったように見えたのです。あれ以来、株を買いながら、何故、カタルが惹かれるのは、よく分からなかったのです。

もともと…カタルは「地銀株」の割安感に興味を持って居り、地銀の動向を丹念にニュースを追っていました。最近は「地方再生」に絡み…色んな試みが、各地の地銀で実施されています。

その中で…発生した山形の公的資金の返済延期です。もともと日本は総資産経営で「村社会」です。みんなで「助け合う」のです。その仕組みに「甘えた企業」が沢山あります。これを「ゾンビ企業」と言います。利息しか、返さなないで…延命を図る企業です。いつまでも続きます。

コロナ禍において、政府が、この資金を「肩代わり」したのです。賢い地銀などは…自分達の貸し付けに対し、政府の仕組みの融資に利用して、倒産させる準備をしました。コロナを利用した政府のお金、つまり税金の活用です。でもその一方で「返せない資金」を自行に返済させたのです。だから、最近は「倒産」が増えています。

山形の第二地銀かな? 「きらやか銀行」問題は、「じもとHD」(7161)ですが…馬鹿なのです。頭取が上手く「指揮」を出来なかったのです。あれは、政府が「地方金融を救う」手段の一つです。「ゼロゼロ融資」の活用です。誰もが申請すれば「簡単に」融資が得られる仕組みです。

このように解説すると、世の中の流れが分かるでしょうが、でも素人は、分かりません。

株式投資は理屈があるのです。カタルは「ココペリ」の「良さ」を、この「きらやか銀行」問題で気付きました。なるほど…これからは「地方再生」の時代なのです。ネットが浸透して、情報の格差などの地域性が消え…自宅でホームワークが増えます。「ノマド族」の誕生です。カタルも今回、海外に行っても、なんら…支障なく仕事が出来ました。

未来の夢は実現してないから、自分の「想像力」だけが頼りです。その形は未来にならないと明らかになりません。

カタルだって、分かりませんが、今回、日経新聞に報道され…更に補助金の交付です。政府公認の産業ですからね。TSMCやラピダスだけではありません。日本人は「政府が旗を振らないと」動かない…国民性です。時代が、企業の株価を煽るのです。

この考え方は、「プロの領域でも」気付いている人は、ごく僅かです。

「ココペリ」(4167)の 週足推移

株式投資の「面白さ」の一つです。遊びで良いから100株だけなら「面白い」ですよ。ひょっとすれば…本当に「未来の株価」は1万円? だって、過去に…たった3年ほど前に、実際に8830円の株価があります。あまりの値下がりの為に「対数チャート」を用いました。カタル好みの「危ない株」です。そんな事で…また明日。

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