初めて…ロイターやブルームバーグの報道の先を行くことが出来るかもしれません。もともと…この金融の世界は、世界でも指折りの亡者が集まる場所です。上手くやるなら…金融の世界では「巨万の富」を築けます。
今は、株を「買いたい衝動」を抑え…厳格に、自分自身の相場観を試そうと思っています。ただ…一つ違うのは、今年1月から、初めて「名目時代」へ加速するギアを一段上げたのでしょう。分かりにくいかな?
安倍政権の誕生で、「後退のバック」から「前進のローギア」に方向転換をしたのです。しかし…なかなかエンジンは暖まらずエンストばかり起こすから、暖機運転のようなもので、車のスピードは上がりませんが、資産投資の雄と思われる野村証券が、その第一関門である980円を、ようやく…抜いたところです。
この現象は、今年からギアが「セカンド」に上がったことを示すのでしょう。そんな相場のイメージです。
初めて…ロイターやブルームバーグの報道の「前を走る」と述べたのは、例えば…カタルの予想の後で…報道が「後追い」になる現象がみられるからです。
カタルの今の懸念は大きな混乱にはなりませんが、相場のステップとして、相場観を一段下げたと言うか…若干、弱めに見始めています。カタル自身も分からないのですが、「ウハウハ」ラインから少しテンションを下げたのです。昨日は米国経済の謎の部分をレポートしましたが、今朝は此方のロイターの報道を観ると米国も補助金の動向で産業形態の恩恵度が違うことが書かれています。
カタルは、イスラエルの「切っ掛け」が、原油価格の上昇に結び付き…金利の上昇と言うか…「高止まり」が、商業不動産の懸念を誘発させると思っています。故に、日経新聞の夕刊の十字路で馬渕 治好さんの意見に近いと述べました。
彼はカタルより「悲観的」なのでしょう。最後は「こうして不景気への金融政策の対応が遅れ、それが経済状況を一気に悪化させ、米株価や米ドル相場が大きく押し下がる展開を懸念する。こうした崖を落ちるような事態がいつ起こるかは、崖を落ちるまでわからないだろう。」と結んでいます。
この場面に、近い相場を「先取る」可能性を考えています。故に、その「切っ掛け」がイスラエル問題からの原油価格の上昇であり…金利の高止まりから「新興株」の下落に繋がった可能性を考えています。今朝のニュースを見て、カタルと同じような観方の報道を紹介しました。
今の相場を観て、つまり「市場の整合性」を、株価の相対関係から読み解くと…カタルの事前想定通りに…相場は動いていません。だから…カタルは金曜日にポジションを落としたのです。一例を掲げると「ジェイドG」(3558)の3000円乗せは見られず…逆に高値保ち合いの下限に来ました。「BASE」(4477)も割れないと思っていた300円を割れました。
気になるのは…「メルカリ」(4385)です。
確かに…メルカリは「米国の赤字」が続き…事業展開が上手く行っているとは言えません。でも黒字です。この水準が60円程度では…今の株価でもPERは30倍です。仮にジェイドG並みなら…111円の一株利益は、PERで言うと、今、現在の株価は2400円ですからPERでは21.6倍です。
それを「メルカリ」に当て嵌めるなら…60円の22倍で1320円になります。このPERと利益の関係は、市場環境によっても、評価は変わります。
資産バブルが発生したバブル期の不動産株は、軒並み…PER 100倍以上に評価をしたのです。カタルは、この水準が株を「買えないライン」と思っています。どんなに成長して「市場が有望だ」と言っても…です。100年分の利益を買うのは、常識ではあり得ません。人間の寿命を超えるのです。
まぁ今は「野村証券」(8604)の下値が、いくらになるのか? 今は、そこが一番の関心でしょう。
もう一つは、やはり「ルネサスエレク」(6723)でしょうか? 「大物感」が漂うような…期待感があります。主要株主が「総入れ替え」になって、確かに高値圏で「大陰線を」入れましたが…その陰線を凌駕しそうな勢いです。これまでの高値は2899.5円ですが、今の株価は73円上がった2770円です。新高値まで「指呼の間」です。
日本の車産業は、「章男」社長の拘りにより、時代の風が吹き…EVからHVの流れになりました。「時間」と「金」を運命の悪戯で…手にしたのです。
全個体電池の開発では、進んでいると言われていますが、58歳の王伝福氏が率いる「BYD」は共産党の支援を受けて…世界で一番になるのです。昨年の中国の自動車輸出は、すごい勢いで…この戦略に乗り、「自動車の運搬船」が、大量に発注されています。テスラは価格競争に敗れつつあり、トヨタは果たして…この新勢力に勝てるのかどうか…。鍵は「自動運転」などの次世代技術が握っており、その中で注目されるのが半導体です。此方の動画を見てください。既に中国は実用化段階なのです。
日本の開発スピードでは、とてもとても…追い付けません。
そのトヨタグループはようやく…「持ち合い株」の解消段階なのです。折角…神様が与えた「時間」と「金」を、有効利用できるかどうか…土壇場の競争です。今の所、この分野で辛うじて…世界競争のラインに残っている「ルネサスエレク」が、注目される所以です。
カタルが期待している「新興株」は、原油価格の行方を確かめてから…のスタートになるのでしょう。今は、そう考えています。
しかし、どの株も下値圏に位置していますから、株を買って置けば、儲かります。カタルは大幅にポジションを空けたので…買い余力が大きくあるので、まずは慎重に500株だけですが「ジェイドG」を2400円で買ってみました。
随時、株価が下がるなら、下値を買う予定でいます。別に…目先、株価が多少…下がっても全く心配は要りません。この株を核に据えて…来年一杯、持ち続けるなら…新高値の4180円を抜けるのです。
更に上手く行くなら1万円台の掛け声も掛かる器でしょう。既に一株利益は100円を超えています。この後、200円、300円と伸びる過程で…皆さんは驚くのでしょう。よく考えれば…その背景が分かりますね。リーボックは曲がりなりにもマズマズの売れ行きなのでしょう。皆さんはもっと情報を集めて…自分が買っている株を精査しないとなりません。此方の報道が良いかな?
この中で…「1990年代のスニーカーブームを牽引した、イギリス発祥のスポーツブランド「Reebok(リーボック)」。親会社だったドイツのアディダス社の下で業績不振が続き、2022年3月にアメリカのファンド、オーセンティック・ブランズ・グループ(以下、ABG)が買収した。アディダスが直営で展開していた日本事業は、ABGから国内のマスターライセンスを取得した伊藤忠商事と、靴のEC(ネット通販)モールを運営するロコンドが承継した。合弁会社を設立し、2022年10月からロコンドのECモールで商品販売を開始している。」と綴られています。
このABGは、破綻するような有名ブランドを、次々に買収している欧州の約2兆円弱のファンドです。この大株主にはブラックロックなどが出資をしています。まぁ、だから…って「ジェイドG」に、どう影響するか? と言うものではありませんが、「伊藤忠」(8001)などの選択眼に適った経営者だと言う訳です。
だから…マガシークの案件も好条件で買う事が決まったのでしょう。別に目先の株価なんか…あまり関係ありません。売りたい奴はドンドン売れば良いのです。まだ僕らが年末に買った株価になりませんからね。基本的に2500円より下値なら…買っておくと報われると思っています。
今は、そんな事より…原油価格が100ドルに乗るような場面があるのかどうか…。昨日紹介した日経新聞の夕刊の十字路で馬渕 治好さんの意見は転がるような感じでの「景気減速」が表面化する可能性を指摘しているのです。
今は「儲ける」場面と言うより、基本的に「観察をする場面」でしょう。カタルは株を買いたくて、買いたくて…しょうがないのですが、敢えて自重しているのです。過去の経験から、カタルの「投資タイミング」は、いつも…早いためです。
順番が来ていると思っても、市場はなかなか…思うように動きません。でも確実に…その時は来ます。今は見えないから…ポジションを落としてノンビリ構えています。
やはり…チップレス化の「ソシオネクスト」(6526)は人気になって来ました。もともと「微細化」に取り組んだ半導体は「集積化」の方向性に舵を切ったのです。大きくなる素質を秘めていました。新高値を目指す可能性もあるのですね。
野村証券も、カタルが買った950円を回復しました。仮に、今週いっぱい…900円で買えないなら、高値になっても…もう5000株だけは買うつもりでいます。今は、どの株も下値なら買いますが、まだ上値を追ってまで、買うつもりはないのです。
別に…金曜日に株を投げる必要もなかったようですが、気持ちが「楽」になる効果は大きいのでしょう。あくまでも…ノンビリなのです。こんなところで…本日は良いでしょうか?
基本的に…いないとは思いますが、担保率が怪しい人は、このような場面で、自分のポジションを落とすことです。基本的に投資とは、いつも自分の気持ちに「正直」になるのです。担保を心配をするようなら…自分のポジションが、自分にとって「過大」なのです。
株なんか…下がっても上がっても、どちらでも…構わないと言う段階まで、ポジションを抑えるなら…いつでも、また株を買える楽しみがあります。カタルは自分の当たらない予想の通り動いています。それでも…マズマズの成果でしょう。また…明日。
いや…駄目ですね。貧乏人は「自重」と言う言葉を知りません。レポートを書いていたら「ジェイドG」を2428円まで…500株ずつ3回、合計1500株を買ってしまいました。今日は…合計で2000株を買いました。なかなか…気持ちを抑えるのは難しいものです。皆さんも…気を付けましょうね。