台湾の選挙は、与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳副総裁が、中国の圧力をはねつけ勝利したと報じられていますが、プロパガンダの影響か…実権を支配すると言われる「立法委員選」は、何と…国民党(52議席)が、民進党(51議席)を僅か…1議席ですが、上回ったそうです。これも民意です。
何れ、時間の推移で…台湾は中国の支配下になる可能性もあるのでしょう。カタルは、これで中国の「強権行動に及ぶ…確率」は下がると思っており、日本には構造上の時間が誕生したので、「改革を促進させる」ためには、良かったのではないかなぁ~と、「今は」思っています。いずれ考えが変わるかもしれませんが、現時点は、そう考えているのです。
連日のように、読者からメールが届き…きっと皆さんは最近の市況を観て元気が出てきたのでしょう。35年前に付けた38915円は「偽物日本」を象徴する「偽りの経済」の形なのでしょう。株式持ち合いを通じて…浮動株式を支配下に置いてきました。
しかし現在の指数は、どう見ても…割安水準です。やはり日本経済への真の「改善度合い」が、世界に伝わってないのでしょう。野村証券の株価を観ると分かります。
昔は、海外ファンドを巡る「キャラバン隊」を組んで、社長自ら…日本株セールスの講演会を何度も開いていました。でも奥田さんの行動は鈍いですからね。本当に社長の仕事をしているのかどうか…。新NISA向けの「配当利回り」のものや、「低PBR」のもの、「売上成長力」の上位のファンドなど…、あるいは「時価総額」上位とか…。いろんなものが、「新NISA向け」に考えられます。
業界で新NISA向けファンドを、一本に絞って…取引額に応じた手数料を、各投信会社にキックバックシステムにして、参加者を増やすイベントなど…何故、企画しないのでしょう。都銀は独自に創れますが、地銀レベルは無理です。
せめて…個人の現預金残の5%を目安に行動を起こすべきです。「1113兆円」が個人の現預金に寝ていますから…僅か5%でも55.6兆円ですよ。日銀に株を売ってもらい、その「受け皿」を作れば良いのです。本当に仕事が出来ない奴です。
金曜日はSQが絡み…「幻のSQ」と言われており、オプション絡みの清算が、来週は続きます。あまり「いい気になって」踊らない方が、良いと思っていますが、此方の報道を観れば…明らかに実体経済は改善しています。
年初からの指数の大幅上昇は、いくつかの要因が考えられますが、実態は分かりません。現象だけ見ると…指数相場のイメージが強いのです。明らかに「先物からの誘導」です。
しかし中国株の低迷に嫌気をした中国人の買いだとか…、東証の「PBR改革」の為に、自社株買い、増配など…総還元性向が高くなり、経営者は内部留保の活用を迫られています。ここに…政府の補助金政策もあり、内需の活性化が続きます。背景には、長く続いた空洞化の為、日本の生産設備はガタガタなのです。新NISAだけでなく、色んな要因が被っていますから、日経平均の未来図も、大きく改善しているのでしょう。
何処まで続くか…カタルにも分かりませんが、兎に角、ようやく名目時代を感じさせるような「市場要因の改善」です。
完全に、名目時代の市場環境になるなら…もう「鬼に金棒」なのです。カタル君のレポートだけ読んで…カタルが買った株価から下がった時に、株を買うなら…絶対に儲かるのでしょう。何しろ、過去の実績は、「環境さえ良いなら」…3億円を、あっという間に40億円に大きく増やしています。
本当は…会社を辞めた2010年にも、スタートすると思っていました。安倍政権の誕生から一気に「登り龍」如く…行く予定ですが、「予定は未定」…野村証券株は、スタート当初こそ「爆上げ」しましたが、「結果は失速」しましたからね。日本は難しい国です。
この話はいつものパターンになるから避けて…米国のPPI (米生産者物価指数) を受けた米国2年債の利回り低下の話をしましょうか…。このシナリオを、カタルは昨年から一貫して語っています。
そろそろ…皆さんも「信じ始めた」事でしょう。そもそも…米国は「ソフトランディング」の支持層が広がって来ましたが、未だに「逆イールド」状態です。カタルも専門家でもなく…こんなに真剣に米国を観察したことは初めての経験ですから、皆さんと同じ「素人レベル」なのです。しかし…経済の基礎知識は、皆さんより多少…は勝って居るでしょう。
何しろ、レポートを書き始めて既に25年以上です。それも毎日、書いているのです。転職を考えた1998年から…ですからね。
この2年債の金利低下が、本当に…新興株の物色を示すのか…。カタル自身は、確信が持てませんが、みんなが「挙って」…そう述べています。
確かに理屈上は、金融が緩んだ方が冒険心を促し…行動が活発になります。でも序盤ですからね。ここでJPモルガンのダイモン氏は、流石です。カタルと同じことを考えています。彼はカタル同様に、「仮想通貨」に否定的な考え方です。この報道の意味は、QT政策のテーパリングです。既に弊害が出ています。SVB事件の時に創設された…FRBのバンク・ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)制度です。この現象は、先日述べた…「リバースレポの急減」にも、裏付けされています。
この話をし始めると…「難しく」成って来たでしょう。
だんだん読者のなかでも、理解できる人は1割、居るかどうか…。でも大切な事なのです。だからカタルは、どの時点で「逆イールド」と呼ばれる…短期金利が、長期金利の利回りを上回る「矛盾」が解消されるか…。そのタイミングで、たぶん…「新興株が爆発する」と思っています。
「ジェイドG」(3558)の爆発地点は、まだまだ…先の筈です。3月から6月の何処かの地点だろうと思っています。それも…目先の相場の話です。株をずっと…持ち続けても良いのでしょう。
同時に同じように…株価上昇が加速してきた「BASE」(4477)は、ようやく…出番が登場です。昨年秋に業績を受けて株価が急伸した386円は、今回の本番に向けた「予行練習の相場」です。だから500円を抜けて…「4桁に届く」可能性を、前から予測しています。
カタルが何故、早くから割安株投資を捨ててまで…新興株に拘って来たか? その「開花時期」が、まもなく…やって来ます。この観測が当たるかどうか…。カタル自身も、「自信はない」のですが…「可能性のあるシナリオ」の一つです。ずっと…昨年から、そう考えていたのです。でも…インフラ投資雇用法(IIJA)やCHIPSおよび科学法の補助金政策が加味されて実体経済が強すぎたのです。
故に…いろんな面で「謎」が誕生しました。昨年「9月の謎の金利上昇」などは、良い事例の一つです。言い訳ではありませんが、相場を事前に丁寧に語り…理屈を述べて…相場の未来図まで事前に語っている人を、カタルは誰も知りません。
みんな、そんな事に挑戦をしていませんからね。カタルは、あくまで「本物の世界」を目指しています。故に、事前告知をして、その通り…率先垂範をして、その成果を得られるなら、本物であり「卒業式」を迎えることが出来ます。
相場の世界は、10億、100億円レベルは「遊び」の感覚です。やはり兆円レベルが本物でしょう。だって世界のレベルはそうですね。まぁその前に寿命が訪れるでしょうが、皆さんはカタルが苦労して獲得した知識を、「時間を超越して」得るチャンスに恵まれています。
カタルは上京して…仲間が浦上さんと、友達のような付き合いでした。家族ぐるみで…交流していますからね。その大塚さんを通じて、浦上さんを知って、初めて…彼の書いた本に感動しました。あれは、「苦労をして得た」本物の知識です。「相場サイクルの見分け方」と言う本ですね。
「経済政策」は色々ありますが、彼は金融と財政政策に絞り…その過程で、景気がどういう形で、実態社会に影響を及ぼすか? そうして…更に大切な点ですが、その影響、外部環境が「業種に与える過程」を書いています。
「お金が回る」過程の話しです。今、カタルはTSMCに補助金が与えられ、九州の熊本県の菊陽町の活性化を…何度も皆さんに語っています。これは「貨幣乗数効果」の話です。
投下されたお金の1000億円が、1兆円に変わり、20兆円に膨らむ…経済の成り立ちの話です。景気って…お金が動くスピードを言うのです。拡大をしながら…加速していく過程の話です。基礎的な経済知識がないと…理解できないのです。
お金は貯めるものではなく…「使ってなんぼ」…なのです。
よく10億円儲けた…とか20億円のお金があると言いますが、どう使うか? みんな、ここの経験談は、なかなか…出てきません。今回の能登地震で…寄付金を募りますが、果たして本当に…「被災者支援」に回るのでしょうか? カタルはITバブルの時に10万円をユニセフに寄付したのです。
その領収書に会長の名前を観て愕然としました。バブルを創った張本人の元日銀総裁の澄田智です。呆れます。あいつは、ある意味で犯罪者です。あいつの為に、どれだけの自殺者が生まれたか? 間接的ですが、今も多くの犯罪が続いています。振り込め詐欺の片棒を担いだ奴の給料に、僕の大切なお金が回っていると思ったら情けなく思います。
それ以来、ユニセフへの寄付は止めました。先日、近くの「焼き鳥」屋の親父さんの奥さんのお兄さんが、ウクライナの病院に勤めているそうで、現在、活躍していると言うので、そのオヤジさんが、盛んに「ウクライナ支援」をしているから、彼に、たった10万円ですが、これも一緒に使ってもらえますか?…と親父さんにお金を渡して来ました。
寄付など「無理にする」ものではありません。しかし1%程度なら…何かに使ってもらいたいものです。1億円稼げば…100万円です。
どうせ…最後は「国庫」です。子供には余分に残さず…最低限の教育をすれば、それで親の役目は、完了でしょう。まぁ出来る事なら「家」程度は、残したいものです。でも貧乏人のカタルは、ようやく…借金が終わった所です。
このIRNETも、ようやく…黒字になるかどうか。ネットの世界も、なかなか…難しい世界です。自分でやってみれば…分かります。前のビスタニュースなんか、準備期間を含め…1年程度で4000万円かな? 赤字でした。
相場の世界も同じです。完璧に相場を「読め」と言う方が「無茶な要求」なのです。ヒントがもらえれば…それで充分なのですよ。皆さんは、「情報の意味」も理解できないレベルなのでしょう。
先日、ツイッターかな? Xで、「ビットコインの誤報」問題がありました。結局、正しかったのですが…あの報道は誤報だったのです。リストラの為に、技術革新について行けなかった…とマスクは述べていました。簡単にプログラムの世界を理解できると思ったら、大間違いです。カタルの知り合いの田中君が、現役を引退するわけです。大変な勉強量だろうと思います。第一線と言うのは、大変な苦労があるのです。
今、富士通はイギリスで叩かれています。
現場で「使う側の問題」でも、あります。だから「市場の整合性」の考え方は、重要です。誤報なら…一瞬の現象の筈です。その報道が正しいなら、「貨幣乗数」効果のように…情報は拡散します。そうして実際に、その現象を裏付ける「証」が、株価になって証明されます。
カタルは米国2年債の金利低下が、「新興株の相場」を創り出すと言う仮説を、本日は述べています。この仮説の下で…カタルは「ジェイドG」や「BASE」を買っています。この考え方のストーリーが、正しいなら「逆イールド現象」が解消される過程で、新興株の相場がドンドン…「盛り上がる」筈です。
こんな事を、事前告知するレポートが何処かに在ったら、是非、カタルにもサイトを教えてください。みんな「偽物」なのです。このカタルレポートは、その過程を綴っていますから、「常識の範囲」で利用してください。
「当たるも八卦当たらぬも八卦」なのです。また…明日。