12/07

かたる:本日の日本株は…高いようですね。米国株高を受けた反応だろうと思いますが…、それにしても、目先主義と言うか…何と言うか。何故、金曜日の大幅安を買わずに、高い所を買うのでしょう。基本的に…相場の本質を理解してないのでしょう。世界の金融は、米国が支配しており、米国の金融バランスが、世界経済に影響を与えます。だから基本を確りと捉え、見失わないようにしないとなりません。中国の動揺も…基本は同じなのです。中国のマネタリーベースの伸びを見れば…、だれが考えても、日本のようなバブル崩壊には見えません。あの時、日本の三重野元日銀総裁は、株や土地が下がっても…日本の経済は大丈夫だと暴言を吐いて、しかも利上げを実施したのです。ところが中国は立て続けに…金融緩和を実施、証券株はストップ高しているのです。日本のバカ政策を見て…参考にしている訳です。指導部が優秀なら経済は伸び続けます。日本だけです。「失われた時代」と言う空白を入れているのは…。馬鹿が上にいるから…経済が動かないのです。仕方なく…多くの企業がグローバル化。最近では中小企業までもが…、海外進出です。

あらら…ストップ高です。本日分の指値、全部が、売れましたね。当たり前か…。なんでもベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーと言うファンドが、クラウドワークスを買ったとか…。この報道を受けて市場では、再評価されているようです。良いと思うのは、なにもカタルだけではないのです。カタルは、何時も事前に、皆さんに銘柄を公開しているのに…。何故か、皆さんは、あまり利用されてないようです。昔は、カタルが新規銘柄を打ち出すとストップ高したケースが多くあったことを想い出しました。故に、銘柄公開を自粛したことがありました。でも今は、誰も…信じなくなったようです。

今日だって、ケネディクスを買っていますね。490円、485円、480円と5円刻みで、指値買いを入れています。たった1000株ずつですが…。既にかなり持っていますからね。まぁ、ベンチャリで、失敗したからね。仕方ありません。失敗事例を挙げると…武富士など、消えた会社も多く存在します。何しろ…カタルはハイリスク好みなのです。困った性格です。今だって…倒産間際のシャープを観察銘柄に掲げていますからね。

このクラウドワークスは、ひょっとすれば…ひょっとします。ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーだって、未来は分からない筈です。でも1000円以下の株じゃないように感じています。何しろ、カタル君は、最初の打診買いは1100円台じゃなかったかな? この打診買いは…結局、途中で投げ、再び参加し始めたのは1000円を割れた900円台ですからね。今だって…、この買値の株を持っています。たぶん来年の2月に期日が来ますね。だから下値で、かなり買いました。でも1万株もなかったけれど…。本当は、もう一段安すれば…力を入れて、買う予定だったのです。まぁ、こんな程度の下値かも知れませんね。買ってない人は…また下がる事もあるでしょう。だから押し目を買う事を薦めます。何もファンドは、ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーだけじゃありません。他のファンドも、買う機会が出てきますね。カタルだけじゃないのです。良いものは良いのですから…。さてストップ高買い気配になったので…、この株の話題は、別の機会にしましょう。

やはりパイオニアでしょうね。おそらく…。カタルには、かなり良く見えます。ケネディクスだって…何処か、仕掛けるファンドが居れば、きっちり…と、逃げれるのです。思い切って1000円までかち上げれば…いいのです。日本株市場に、それだけの器の人間が居ないと言う事でしょう。昔は、野村の役員が、アラブの王様にセールスに行き、話を決めて来たものです。M&Aをしても採算が合う筈で…M&Aを前提にして相場を構築しますね。本当に…仕事が出来る人間が居なくなりました。今の日本は骨のある人間が、どの業界にも居ないのでしょう。

だから、シャープのような混乱が起こるのでしょう。この程度なら…銀行団が借金を棒引きにして、さらに増資すれば、簡単に立て直しが効きます。これを阻んだのが金融庁の役人根性ですね。UFJの強引な抹消は必要だったかもしれませんが…同時に、多くのものを失いました。サムライが日本企業に居なくなりましたね。みんなサラリーマン化しました。部下が上司の為に命を懸ける様な関係が皆無になりました。

加藤さんが逮捕されましたが…誠備の時は、彼はお客に迷惑を掛けるからと…一切、口を割りませんでした。今回の逮捕は、その為の江戸・長崎に…カタルには見えます。まぁ、加藤さんも、加藤さんだけれど…。如何にも、日本らしい事例です。竹下さんが最後かな?あの秘書の名前は忘れましたが…、全部の…親父の責任を引き受け自殺しました。昔、大蔵にも、確かキャリアの不祥事を被り、ノンキャリが自殺したことがありました。組織は後々まで遺族の世話をしたと言います。村論理の美徳と言うか…馬鹿さ加減と言うか…。カタルは嫌いじゃないけれど、時代の流れなのでしょうか?

企業価値と言うのは、やはり最後は、人なのです。グリーの田中君は…成長したでしょうかね。彼はDeNAを訴訟に持ち込み、敗訴しましたが…傷はありますが、魅力もありそうに感じています。あの時、カタルはプラットホームの確立と勘違いし、見誤りましたが…、今度は、なんとか、なりそうに思っています。水野さんに恵まれ…ソニーの盛田さんと井深さんの関係のようになれると、良いですね。本田宗一郎さんだって、やんちゃ…だったと言いますからね。昔は、インサイダー取引など…当たり前でしたからね。むしろ良い情報を手に入れてきた…と褒められたものです。時代は移り変わりますが…人間の本質は変わりません。

まだ全体は、揺れるかもしれませんからね。FOMCの利上げ後を懸念する人は、まだ当然、存在する訳です。故に、直ぐこのまま、一直線と言う訳には行かないでしょう。カタルは、年末年始は高いと予想していますが、同時に…それほど強い相場ではないとも解説しています。三菱UFJの出来、更に郵政株の動向を見て、そう感じています。ベルシステム24だって、そんなに悪いように見えません。でもなかなか仕掛け筋が参加しませんね。好業績銘柄の出来も…今一です。高橋カーテンウォールが、この数字を出して、4ケタ以下なのです。まもなく四季報が発売されますから…、株価変化が見られるかどうか。素質はあっても、良いものを取り上げる人間たちが、減っていますね。みんな素人化しています。

これはディトレの弊害でしょうか? 目先を否定するわけではありませんが…上がる株は時代の流れを見れば、既に決まっている訳です。どうして素質のある好業績株を、数字が出る前にやらないのでしょうか? 数字が出る前にやるから…、株は仕手化するわけです。数字が出てからやっても、株価の面白さと言うか…相場の仕上がりは半減ですからね。最近の規制発動が…、この相場妙味を奪っているのかも知れませんね。シャープなどは売り禁ですからね。パイオニアは、どうするのか分かりませんが…。出来れば…、スター株は、ある程度、大目に見て欲しいものです。小型は規制をしても良いのです。でもパイオニアクラスなら…流動性など、問題になりませんからね。

市場の活力は、削がないで欲しいと願っています。馬鹿が空売りするから、相場は面白いのですね。これが活力になり市場が活性化し、本来の資金調達能力が増します。そもそも株は博打資金の提供の場です。ベンチャー企業の育成は…、ある意味で博打ですからね。JTECにしても、007にしても…何れ…大企業になるかも知れません。

さて今日もゴタクばかりが並びました。あまり意味のないレポートでしたね。年末年始は大丈夫でしょうが…来年は分かりませんからね。自分の力量を超えた分は無理をしないことです。今日は良く売れますね。パイオニアの375円が今、売れました。クラウドワークスの指値も売れたし…。でも目先の玉だけですが…。最近は、目先も、かなりやっています。実験の場を増やしたのです。まぁ、貧乏人のカタルの動向など…、所詮は、関係ありません。肝心なことは、自分がどう考え、自分の力量の範囲で、どう行動するかです。投資とは、孤独なのです。同じ銘柄を売り買いしても、損をする人も居ます。人それぞれなのです。それでは…、また明日。



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