かたる:昨日の日経新聞の17面の会社研究に「青山商事」の株主還元の話が掲載されていました。この会社、長らく1000円台の割安株として放置されており、TOBの可能性もあると考えていました。時々、カタルはABCマートによるユナイテッドアローズの買収の話をします。この経過は割安に放置されていたユナイテッドアローズをABCマートの三木さんが買収に動き株集めをしたのです。最後の結末はユナイテッドアローズが、ABCマートに安値で買い集められた株を、高値で買い戻すことに成りました。その後、これに懲りたのは…ユナイテッドアローズは自社株買いの常連組になり…割安感もなくなりました。
最近、企業の内部保留が問題になり、自民党内から人件費も上げない、設備投資もしないなら、この内部留保に課税しようと言う動きがあります。サラリーマン社長の保身機能が行き過ぎた為ですね。必要ない資金を貯めこんでいます。故に、ファナックがこれ以上の内部留保は必要ないと…株主還元を決めたのです。これが正しい経営姿勢です。本来トヨタも3000億円の自社株買いを決めた時、AA型株式を新規発行すべきではなかったのです。この姿勢を見て…おそらく外人投資家が愕然としたと思います。8月、9月の急落は、何も米国の利上げ問題から誘発される、新興国からの資金引上げ等の問題だけではないのでしょう。
昨日、官民の会合が持たれ、民間企業の箸の上げ下ろしまで指導するのは行き過ぎとの声が一部であります。カタルも…その通りだと思います。本来は御上が、口を出す問題ではありません。しかし日本の経営者は自立していません。画一化教育の影響が強く、自己判断が出来ませんね。今日のラグビー人気を作った立役者、エディ・ジョーンズ・ヘッドコーチは、選手の自主性を引き出すのに苦労したと言います。「自分で考え、その意思で行動する」日本人が最も苦手とする分野ですね。哀しい事です。トヨタが…この程度です。トヨタの下請け叩きは昔から有名ですが、これは組織を強くしますから「良し」としても、資本政策は頂けません。
銀行もそうですね。日銀は、ロジックを重視し、エビデンスを無視しているとの批判記事がありました。東洋経済ですね。此方です。重要なことは現実に則した政策選択です。いい訳はたくさんです。現実社会は、常に結果を求められるのです。カタルも、偉そうに株式市場を解説していますが、損をしているようでは…、更に、貧乏人のままでは、いくら言っていることが、目先、当たっていても…このレポートは、意味を成しません。実際にお金持ちに成り、良い生活をして…初めて、説得力があると言うものです。はやく本物のなりたいと願っています。
グローバル基準の経営者が、青山商事のように増えれば増えるほど、お金は円滑に動き出します。村論理でしか生きられない連中を切ることが、アベノミクスの成否を左右します。昨日の会合は…カタルもおかしな論理だとは思いますが、日本人の体質からして、ある程度、強制的にしないとなかなか進展しないのでしょう。メディアも同じですね。此方も新聞とテレビの分離を言われていますね。日本の社会構造は、かなり改善したとはいえ、まだまだ村構想がら抜け出せない矛盾が、多く存在します。
同じく…昨日の日経新聞ですね。「REIT指数、回復に差」との記事の中で空室率の話から、商業ビルファンドの好調さが描かれています。そうして本日の日経新聞にも、介護施設の増設の話が、一面トップですね。そうです。ケネディクスの商業リートと介護リート(ヘルケア)の話を述べていますね。つまり企業業績が落ちるわけがないのです。問題は経営者の保身ですね。本来ならレガシーアセットの処分も、メザニンローン投資も消極的に思えますね。きっと倒産の危機の後遺症でしょう。経営者は目一杯に頑張らないとなりません。ソフトバンクの孫さんは、博打をしていますね。あれは行き過ぎの可能性がありますが…あの「心構え」が必要です。しかし最近、説明会資料で、カタルが述べているコンセッション構想にも触れ、更に、ここに来て自社株買いもしました。この意味は、重要ですね。つまり株価に見合った利益を計上すると言うアナウンスです。カタルは述べています。いくらでも利益を、恣意的に計上できる体質だと述べています。含み利益を内部留保として目に見えない形で貯めこむか…。それとも、ある程度、市場の期待に応え利益を計上するか?その意思が表れています。
株価の推移は、経営者の腹一つです。おそらく今の市場環境なら1000円程度が妥当な水準だと思っています。4桁回復なら、カタルも仕上がり宣言をするかもしれません。経営者次第で、コンセッションに経営資源を集中すれば…それこそ1万円相場もあり得ます。その辺りは経営者の能力ですね。村上さんの逮捕にも驚きましたが、作為的な株価形成など当たり前なのですね。公募増資の時に、事前に空売りしていた連中を挙げないで…村上さんを挙げるから、国策逮捕との批判が生まれます。ルール―はフェアでないとなりません。村論理は止めましょうね。ソフトバンクがMBOを検討するわけです。東証、自らが襟を正すべきですね。東電の上場維持を、どうやって説明するのでしょう。あの補償金を政府が完全に肩代わりして、東電の1兆円か2兆円程度の有限責任にするなら分かります。いい加減な解釈は、混乱を招き社会の損失に繋がりますね。
まぁ、こんなションベン臭い話は…面白くありませんね。これも現実です。これはカタルの欠点ですね。理想論に溺れる帰来があります。ロジックではなくエビデンスだと…先ほど書いたばかりなのに…、困った性格です。此処からは売買手法の話です。先日、カタルはクラウドワークスの話をしています。カタルは有望だと思っていますが、需給バランスは分かりません。誰が、売りたい玉を持っているか、どうか?など…、全部の保有者に聞かないと分かりませんね。だから何度も分けて買えと言っているのです。先日、カタルは600円で売っていると述べています。この株は1000円台にも一度打診をして投げています。その後、900円台から徐々に買い始めています。650円台辺りが平均買値かも知れません。勿論、先日偶然に…最安値の515円の買いもあります。
昨日は、何故か…大きく下げたので560円で、再び買っています。本日も株価が下げれば…また買います。そりゃ、下値が分かれば…こんな事はしませんよ。誰がどれだけ売るか分からないから、何度かに、分けて買うのですね。時間を置けば良いのです。株価だけでなく…時間をおいて、株価を段階的に買えば良いのですね。グリーも、そろそろ良さそうですね。これは、かたるが珍しく失敗宣言をして、1000円の所で損切りをした株です。でもおそらく大丈夫だと思いますね。少し前から…もう大丈夫かな?と思っており、ウォッチ銘柄になっています。
カタルは、今度の株価上昇は、あまり強くないと考えています。年末年始は大丈夫でしょうが…、来年になると…分かりませんね。故に銘柄選択が三菱UFJではなく、仕手性のあるパイオニアになっています。本来なら、三菱UFJですね。そうして本当は、昨日買うべきだったのですが、本日、カタルが買った「かんぽ生命」(7181)の出来も、相場の強さを左右します。更に今は…ケネディクスの折り返し点に注目しています。故に段階的に、下値で更に買い増しに行く予定です。ただ随分と…既に持っているから…あまり買うつもりはありません。でも手持ちは…クロスを振り続けているから全て利食いかな? いや…先日516円も買ったから、一部、評価損もあります。
おそらく、多くの人も年末年始の信用期日は、カタルと同様でしょう。カタルは既に来年分だけかな? 若干、007が残っていますね。これは現引きの予定です。更に追証でお金を追加で入れた分を、引き上げていますね。Vテクなど…もっと買えばよかったですね。既に短期で2倍近いのです。小野薬は時間が掛かっていますからね。でも先日の増額修正の時に、カタルは取り上げて…確りフォローしています。NHKのクローズアップ現代かな?あれもレポートで述べていましたね。なかなかです。カタルはたくさんの銘柄を掲げています。その中で、読者がどれを取り上げ、自分で売り買いをするか? 自分次第ですね。
先日の急落場面で、指数の話を取り上げ、東宝を2700円だったかな? 話を述べています。カタルは一度、自分でも買い、あの時は枠がきつくて…損切りしたのかな?でも今はやはり3300円台です。指数だけではなく…強い銘柄だと述べていました。2割でしかないが…ソコソコですね。果たして、どうなるでしょう。誰もが分からない未来の話です。一応、このレポートで取り上げた株は…それなりに、見所がある株ばかりの筈です。事前にメールで問い合わせてくれれば、当たるかどうか分かりませんが…カタルなりの考えを回答しています。真剣に検討はしませんが…。それは仕方ないですね。第一印象での感想になります。だってお金を貰っている訳じゃないし…要するに、全てが、いい加減な性格なのです。だから、年収1000万もあったのに…勤めるのが馬鹿らしくなり、かみさんの「ひも」をやっています。「ひも稼業」など…早く卒業したいけれど、なかなか現実は厳しいですね。トホホ…。
さて…長くなりました。また明日にしましょう。折角のトリオ(カルテット)なんだから、順番に、採り上げればいいのですね。下手糞ですね。早く相場をリードするお金が欲しいものです。株を思い通りに買えないのは、哀しいですからね。いつも売り買い出来るようにゆとりを持たないとなりません。それでは…また明日。