07/17

かたる最近では、もっともワクワクとした心動く銘柄がシャープなのですが、本日は1Qの営業赤字が日経新聞トップに掲載されていましたね。この分では、完全な債務超過も視野に入りそうな展開です。銀行団は分離して工場売却を迫りますね。意地を通した経営陣が軍門に下るのかどうか…。「武士は喰わねど高楊枝」なんて…言ったものの、リストラ策もゴタゴタ続きで、その後の改革改善のスピード感も、問われています。競争に敗退し続けている日本企業の姿を見ているようですね。ラオックスの経営と比較すると、撤退は困難とは言うものの…スピード感が、やはり欠けていますね。好きなだけに…困ったことです。実は本日は寝坊をして…朝一で注文を入れるのを忘れ、164円をみて慌てて165円買いを入れましたが、入るかどうか…。今は166円ですね。少し想定より下に来ましたね。流石、日経新聞の力は絶大です。此処は引けにかけ、168円から172円程度まで戻すのがセオリーですが…果たして仕掛け筋が、存在するのかどうか…。

でも全体相場は意外に堅調で…カタルのイメージとは、少し違いますね。やはり野村の動きを見て思ったように…かなりの玉は既に吸い上げられており、コントロール下にあるように感じていますね。ただなかなか新しい方向性が見られません。昨日は円安下にも拘らず、マツダは安かったですね。既に腹いっぱいで、外す方向性が確認されるというものです。基本は、トヨタもそうですが、米国も回復とは言え、鈍く、これ以上のキャパを求めても無理ですね。期待されるのは中国ですが…こちらも減速、世界中見渡しても良い所がなく、欧州が、多少、上向く程度かな? つまり車の相場は、現実の業績数字は良いのですが、既に、オシャカなのでしょう。やはり期待されるのは航空機需要ですね。住友精密は純資産以下に株価が位置しており、非常に有望な業種の一つ、あとは川重に代表されるように車両メーカーも悪くないと思っています。でもこちらは競争が激しく…川重は200日線を割れていましたね。基本的に目先相場のある株は、この水準まで下がりませんからね。時間が掛かるのでしょう。

昨日の一番人気は、本日の日経新聞に載っていた三菱ケミカル(4188)でした。不思議ですね。この記事を知っていて、目先筋が買ったようなイメージです。三菱UFJは25日線より、上に株価が位置しおり、たいしたものです。どちらかといえば、第一生命の方がシコリ感は少なく、やり易いのでしょう。ただ、前にも述べたように200日線とのかい離が大きく、今は、株価は上に行くとは…全く考えていません。当面はボックスなのですね。故にゲリラ戦ですが…昨日は東電が、賑わっていましたね。この株、知っていました? 実は空売り候補に選び調べたら…優先株マジックが多く怖いですね。なんと30円の転換価格で、天文学的な株数(350億株?)が、湧いてきます。現在も四季報の一株利益は、おかしな恰好で、200円で発行されたA種の優先株も、処理がされていませんね。転換されてない為と思われますが、それなら株主構成に原子力損害賠償・廃炉島支援機構が大株主として載っているのは、議決権だけは付いている特殊なケースなのでしょうか?

まぁ、りそなにあるように…日本的な処理方法で、後世の世代にツケを回す現役官僚の創作ですね。日本村の処理は、米国の市場経済とは違い、時間をかければ…そのうち解決すると…問題の先送りが、多く存在しますね。昨日、建築家の安藤さんの会見をテレビのニュースで知りましたが、建築費などを考慮せずに、選考をするものなのでしょうか? 通常は実行するのを、前提にして選ぶわけで…その過程で建築費も審査の対象になる筈です。日本村の仕組みのおかしさが…この辺りにも露呈しています。でもカタルは、どうせ、決まったのだから、ゴタゴタ言わずに、後世に残す歴史的な建造物として、そのまま建設すれば良いという意見ですね。他で、もっと無駄をいっぱいしている訳で…諫早やヤンバダムなどの事例より、後世に残るだけに、ずっとマシだと思います。

どうも誤解があるようで…。読者から、いくつかメールを頂いています。カタルのイメージの株価目標は不変ですね。例えばケネディクス、此方は何度も述べていますが、当初、最大、株価は1万円と夢を考えていました。それはコンセッションと言う方向性が打ち出さされ、時代観が加速すれば…の話ですね。一株利益が100円台でも最大評価が実現されればPER100倍で、株価は1万円になります。その条件として、日本は少子高齢化の進展で、社会保障費が膨れ上がりますから、国など公共部門に頼れません。故に民間がその役割を担わねばなりませんからね。その為にPFIなどの考え方から、発展したコンセッションと言う役割が、非常に重要になります。だから一番熱心なオリックスがPER100倍の夢を担う事が、出来るかもしれません。

現在のケネディクスの経営陣には、その意向がないようで、せいぜい介護リート(ヘルスリート)の構造物からの収益を期待するだけのようです。この介護リートも入居者待ちをする施設の建設を、資金面で後押しするもので…有効なPFIとも言えます。この後、戦後、構築された社会基盤が老朽化を迎え、更新需要が爆発的に増えますが、現実の体制はこの必要不可欠な更新需要を支える能力がありません。故に民間に肩代わりさせるしかないのです。当然、夕張のように水道料金も上がりますね。この負担率を下げる為に、コンセッションと言う役割の急拡大が求められますね。今の金利状態なら数字が合うと思います。名目成長重視に、政策の舵が切られましたから…コンセッションは宝物になりますね。だから経営者の参入表明が、大切なのですね。しかし宮島さんには、その意図が感じられず、カタルは、この所、ケネディクスへの評価を下げています。

しかし既にマネタリーベースの増加から、マネーストックが上昇に転じ、ケネディクスの抱えるAUM残高は、含み利益が増加しています。カタルは何度も述べています。1兆5千億円が1割値上がりすると1500円億円、この内、4割を何らかの形で吸い上げると600億円が毎年転がり込みます。この600億円のPER10倍は6000億円であり、発行済み株式総数が2億6565万株ですから、一株あたり、2258円の価値が生じていると考えています。だから最低株価は4桁で、現状の株価は2000円程度が妥当だと述べていますね。あとは仕掛け人の登場を待つだけです。こればかりは、何時なのか分かりません。先日、介護リートの上場が、3Qにずれているから、時間切れのタイミングが当初の6月から9月にずれたと述べました。

目標は…目標なのです。カタルは、イメージが実現されるまで、しつこくやります。下がるなら下がればいいのです。株価がどっちに向こうが…それは途中経過のアヤですね。この遅れている原因を、先日、一番、可能が高い説として、空室率の経過と賃貸料の推移のグラフを、何度も載せています。あとは自分が考えれば、いいだけの話なのですね。所詮は力量の問題で、株価が上下する以上…ドル平均法で粛々と買い続ければ、必ず、株価は倒産しない限り、儲かります。問題は自分の力量把握と述べたのです。カタルのレポートを読んで賛同されたなら、その意思を貫けばいいのです。少しぐらい株価が下がったから…と言って、動揺する方がいるとすれば、それは自分の投資のやり方が間違っていますね。

カタルも当初は、手数料の上がらないセールスでした。しかし相場が良い時は、月に1000万の株式手数料の数字を、割れたことがなかったのです。最高は6000万だったか、7000万だったか?…。兎に角、安ければ買い、高ければ売っていましたね。この株価の上下に、自分自身の欲が絡むから駄目なのです。株価など、上に行こうが…下に行こうが…どっちでも良いといった意味が、少しは理解されたでしょうか?…本当は株を買ったら、5年や10年程度、ほったらかしに…すれば良いのですね。政策が名目重視に転換した以上、株価は上がり続けます。借金は財産なのですね。

カタルが推奨した銘柄の中で、たくさんの異次元上昇の株があります。成功したから取り上げていない訳です。いつも仕上がり宣言をしていますね。現在のカタル銘柄は、ある意味で失敗作なのかもしれませんが…依然、魅力を持ち続けているから、株価が騰がったにもかかわらず、一度でなく、二度目の推奨になったのですね。通常はJVCKWやBBタワーのような…上がったら下がる材料株が、一般的です。しかしNSWはどうですか? ジャムコにしても、松屋にしても高値圏を維持していますね。マツダもマズマズでした。三菱UFJは800円割れから、ずっと言い続け、500円割れから馬鹿になって推奨したら300円、しかし、今は900円ですね。まだまだ…これからですよ。何れ、低迷しているカタル銘柄も、復活する時期が来ると思っています。

良いですか、株価が途中で上下して、戸惑っているのは、自分の力量の問題で、投資スタンスの問題なのですね。良いと感じた株が、推奨した瞬間から上げ続ければ…それに越したことはありません。しかしそんなにうまく行くなら、忽ち、兆円単位のお金持ちですね。数百億なんて、ケチなことは言いません。兆円単位なのです。カタルは毎日会社に行き、くだらない規則に縛られ、たかが1000万程度の収入しかならないから、歩合セールスを辞めたのですね。今は投資家に転向し、苦労しているから実験を繰り返しています。その過程や考え方を、公開しているだけの話ですね。あとの活用の仕方は、読者の人が判断する問題です。

現役の、証券マンで、この相場環境で、手数料が1か月1000万も上がらない人は、何処か欠陥があるのです。努力が足らないのですね。儲けさせれば、お客様は二つ返事で、いつもお願いします。それしか言いません。絶対にカタルの電話注文を断りませんね。カタルが注文を取り行って、断られるのが、2度か3度か続けば、もう電話は掛けず、他の証券会社に行けばいいと…暴言をお客様に、言っていました。駄目なセールスですね。兎に角、歩合セールスは、物理的に年収1億止まりの世界ですね。だって伝票が書けないのです。キーボードを打つ時間を計算すれば、どんなに頑張っても、世界基準の20億円には届きませんね。

それなら歩合を卒業し、可能性のある人生に賭けた方が良いですね。カタルは親父が死んだときにサラリーマンを辞め、1989年、歩合になる為に上京しました。その親父が死んでいく時に、きっと、自分の人生を振り返ると思うのです。その時に、自分の生き方が…どうだったか? 失敗もたくさんしたが、一所懸命に生きたかどうか…。後悔だけはしたくないと思ったのです。その生き方を貫いているだけの話ですね。別に読者の人に、強要もしていません。自分が選べば…いいだけの話ですね。こんな初歩的な決断が出来ないで、ノーベル賞学者が負ける世界なのに…勝てる道理がありません。東電のマジックを見れば、明らかですね。日本村は、本当にやっかいです。

あとはそれぞれ、自分で考えれば、いいだけの話ですね。今日は言葉がきつくなったけれど…なるべく、皆さんが儲かるように願っています。自分が買いたくなったら売り、売りたくなったら買えば、大概のケースは上手く行きます。ほぉ、ほぉ~908円を付けたのですね。7月3日の907.6円を超えました。この後は916.4円ですね。主役は三菱UFJですね。野村も、先日の動きからすれば、秋には4ケタ相場奪回は確実でしょうね。基本は内需なのでしょう。互いに頑張りましょうね。それでは…また明日。



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