06/10

かたる今日は久しぶりにロスカットと言うか…、利食いと言うか…。建玉を減らしました。これまで買い増し方針で、持ち高を増やしてきましたが…かなり資金投入した影響もあり、建玉が分不相応に膨らんでいたため…。更に信用建玉の評価がマイナスからプラス転換し、尚且つ、利食い圏にありました。気になる報道が…HSBCの動きですね。これは効きました。バーゼルの新たな規制もそうですが、米国でもMBSの不当販売訴訟の制裁金の動きは、一向に終わりを迎えません。更に、S&Pのドイツ銀行やRBCやコメルツの格付けの引き下げなどの…関連を、懸念しました。しかし…過剰な懸念は、貧乏人故の処理ですね。

本当は…もう少し様子を見たかったのです。とくにケネディクスは、上げ相場の前の下げかも知れず…。更に007は、出来高推移を見れば、買うべきかもしれないとも思っていました。Vテクもそうですね。でも…、どっちでも良いのです。フリーハンドにしておけば…上がっても良いし、下がっても良いですからね。多少、目先の儲けが減るだけの話ですからね。大きく増やした分を…余分になったポジションを減らしただけの話です。これは相場観ではなく、貧乏人故のカタルの個人的なポジション整理ですからね。皆さんは、自分の力量の範囲で、相場を張ればいいのでしょう。カタルの場合、自分のリスク許容度を遙かに超えていたから、無理をしないポジションまで、減らしたまでの話です。これが引き金になり、これまで、あまり見なかったサマーラリーが展開されると良いのですが…果たして、どうでしょう。

かたるは、これまで…、夏相場で良い思いをした経験がありません。大概、高校野球の時や夏休みの時は、追証の懸念が生まれていました。丁度、いい切っ掛けかな…と、考えた次第です。例えば、日証金全体の回転日数の増加なども、気になる懸念の一つです。ここに来て、明らかに全体の回転は止まっており、回転日数が伸びていますね。通常、好調に玉が回転していると、この日証金の回転日数は、5日間を割れるようになります。しかしカタルがデータを集めている株は、それぞれ…この回転日数が伸びているようにも感じています。ただ、リード役の三菱UFJの昨日は4.8日ですから、リーダーに関しての不安は、今の所はありません。おそらく…12連騰を達成した後の、微調整ではないかと思いますが…。

三菱UFJの株価と日証金の回転数の推移
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三菱UFJの株価と日証金の回転数の推移

シャープも…どっちでも良かったのですが、損をしました。DENAもそうなのですが、取り組みが拮抗している割に動きが鈍いですね。この理由は、やはり見えないからですね。通常、仕掛け筋は、小野薬でもそうですが…肝心な時に、手を抜かないものです。しかし明らかに自然体の動きに見えますね。自然体で発生したチャンスを生かさないのは…相場が手詰まりしているようにも、見えます。G7の開催地決定から、三重交通でした? 東電の動きもそうですし…。訳の分からない動きが、最近は目立っており、相場が手詰まりを迎えているとも…捉えられます。一度、日本郵政上場前に、しっかり整理をして、それから新たに望んでも…良いようにも感じた次第です。やはり貧乏はしたくないものです。金持ちなら、株が下がれば嬉しいのに…トホホ。

トヨタの新型の種類株式が、話題になっていましたね。元本保証ですからCBの感覚ですが…、日経新聞にも載っていましたが、独立した株主サービス提供会社であるインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS 社)が、反対表明をしていると言います。この動きは、なるほど…とも思いますね。フランスでは2年間、株式を保持し続けると議決権が増える法律があるとか…。短期の投資家ばかりが増え、困ったことですが…何年も保持するには、余程の金持ちじゃないと…。やはり、どうしても目先の損得に溺れるのは、仕方がないとも言えます。特に信用取引などをしていると、追証懸念が生まれますからね。

国際優良株と言われる銘柄のチャートを見ると、どうしても乖離率が開いているのが、やはり気になります。株価は下がらないと思っていますが…、時間調整を経ないと新しいステージに入れないようにも見えます。この時期の主役は何か? Vテクも考えてみれば…ずいぶんと水準訂正をし、新しい四季報が発売されても、既に評価替えは済んでいますからね。おそらく、多くの銘柄が…その状態なのでしょう。大体、双日などの出遅れ株が水準訂正をしている相場なのです。いくら株主還元が進んでいても、既に織り込み済みの領域なのかもしれません。やはり相場が、もし、ここでもたつくと…新たな展開が生まれる時間が、必要のようにも思えますね。…しかし不思議なものですね。自分が一旦、ポジションを整理すると、今までと…また違った見方が、芽生えるものです。やはり人間ですね。

今度、また追証になるような相場になると、チャンスが生まれるのでしょうが…。そんなチャンスは、ないかも知れないし…。今回はケネディクスの成果がゼロ、Vテクと007で、多少の利益の計上かな? でも007は買い増しした分を売っただけの話で、4ケタ以下の買いは、現引きをしましたからね。ケネディクスは、期日分を、纏めて売っただけの話ですね。今回の処置で、ハローウィン緩和で買った分の処理を、完全に終えましたね。今度は、何時になったら買おうかな…。きっと…高値を切ると、また買いたくなりますね。007もそうだし…いつも高値になると、持ち高を膨らませる癖は、相変わらず、直りませんね。やはり貧乏が悪いのですね。

今の所、どうしても…買いたいと思う株は、ないのです。そう言えば、月曜日に友達の証券マンから、銘柄を聞かれましたが…その時も、12連騰をした後だし…暫く休みじゃないの? って、言ったばかりでした。その時に、処分すれば、よかったですね。それを…昨日は買っているのです。やはり下手糞だな。トホホ…。

反省はこの程度にして、今日の新聞で、意外だったのがコマツの大型受注ですね。これはどういう事なのでしょうかね。冒頭で触れた、HSBCの報道は、日経新聞では英国に絡む動き…との報道でしたが、カタルが読んだ他の記事は、投資部門の人員を大幅に減らすと言うものだったのです。米国景気の動きも金融危機を乗り越えての一服感、更に上海総合株価指数の急騰と合わせ、自己資本比率強化の影響と考えた訳です。でもこのコマツの動きや東西回廊開通の動きなどは、正反対の現象ですね。要するに…きっとカタルは、何も見えてないのでしょう。材料が消化できずに…戸惑っているのですね。TPPも7月だと言うし…やはり夏は、休みかな…。一体、どっちに、相場は向かうのでしょう。

休んで…整理した方が、綺麗に見えるのですが…。まぁ、分からないものは、いくら考えても仕方ありません。またその内、何か、アイディアが浮かぶでしょう。それでは、この辺で…今日は愚痴のレポートになり、ごめんね。また明日。



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