かたる:昨日の大幅安の相場は、正直に言って…、意外でしたね。米国株の動きも不自然です。ドイツの国債金利の上昇とも兼ね合って、様々な動向の変化が見られました。欧州は南欧中心に自動車販売が好調です。金融不安で揺れていたスペインやイタリアは、共に大幅な上昇でしたね。スペインは落ち込み分があり40.5%増、イタリアは15.1%増です。欧州全体では11%増でした。つまり、もっとも出遅れていた欧州も景気が改善し始め、これで先進各国の景気は、上昇しつつあるわけです。これは、意外でしょう。ドイツの金利が上昇し、量的緩和前の水準に近づき、関係者は戸惑っていたようですが…背景は、確りある訳です。
ただ、やはりオバマの清貧思想は、色濃く残っています。米国のGDP速報の悪化は、天候やドル高(港湾スト)などの影響を指摘されており、一時的と云われています。事実、GMは設備投資をしますね。だから昨日の利上げ観測で、下げたと言う観測も…分からないではありませんが、新聞には、同時にGDP指標の悪化の影響を受けている…との解説もあり、混乱しているようです。基本的に、カタルはアノマリー問題である「Sell in May」と言うジンクスでは、ないかとも思っています。日本株に限れば、後は、ハローウィン緩和を受けた期日問題でしょうね。
ただこの金融規制を乗り越え、GSは金融戦略を拡大させています。穀物市況高などの影響を受け、インデックスファンドの規制の動きがあるようです。穀物の価格をあげているのは金融商品の影響が大きいと言う訳ですね。でも世界の人口は増え続けていますからね。将来に対する投資は欠かせない訳です。直ぐに農業は増やせません。昨日も、NHKの…あれは再放送でしょうが…、中国の牛肉需要が旺盛になっており、飼料の大豆価格にも影響を与えていると言います。金融悪玉論は常にありますが、金融は未来の利益に反応しているだけの話しで、必要な投資なのですね。こんな事を考えると…年金担当者は割安感の強い、商社株を買う必要がありますね。最近、商社は自ら、農業の一次投資に乗り出しています。何と言っても…鉱山と一緒で、自前のファームを持つのは、やはり強いのですね。物産、伊藤忠、丸紅など…意外にも、双日も活躍していますね。
さてカタル自身は、良い気になって建玉を増やしていたら、またまた追証懸念が発生し、少し建玉を減らすべきか…。それともお金を入れて買い入れるべきか、悩んでいます。本来はデフレ脱却が相場の主眼で、ケネディクスなのですが、どうも経営者の資質問題が生まれていますからね。本来なら、三菱UFJと共に新高値を目指すべきなのですね。信用買い残もありますが、経営者の保守的な行動が株価に影響を与えているとも言えます。やはりダヴィンチだったのですね。金子さんなら、今頃は…と思っています。独禁法が、存在するのが頷けます。昨日の三菱UFJは高かったのですね。あの環境下で頑張っていました。今日は安いですが…。やはり注目されますね。また自社株買いを発表しないかな…。
基本的に相場の近いものは、値動きが確りしています。本日のVテクなどは確りと…手が入っている印象を受けます。今は25円高の3050円ですね。カタルはあまり信じていませんが、ファナックの決算説明会や村田などの動向をみると…満更、あの数字は嘘とは言えず、もし…あの100円台の数字が出るなら、株価は、やはり一気に5000円でしょうね。注目されますよ。打診を入れてない人は、入れておくといいでしょう。どうせ…3Qを受けた流れで、たとえ赤字だったとしても、下値は限られます。小米(シャオミ)はインドを狙っており、需要は増すばかりです。だからソニーも、追加の設備投資をするのですね。画像センサーは好調ですが…ソニーらしさは消えています。
アップルのアップルウッォチの部品不具合問題もあり、ナスダックも揉み合いを抜けていませんね。その為か…カタル銘柄のJ・TECや007は、再び軟調ですが…再び、買いたくなってきましたね。いよいよスマート・コミュニティーの時間が、間近に来ています。J・TECは国の支援もあり、割高ですが黒字化すれば、一気に再生医療は加速しそうです。問題は適用条件の緩和が、いつ行われるかどうか焦点になります。カタルは、そろそろ「ジェイス」は、適用条件が緩和されても良いと思っています。そうすれば…ストップ高を連発しますね。ジャックは、まだ実績データの蓄積が少なく…未だに、数年を要します。
一方、いよいよ「IoT」が始まる訳で、007の範疇は、開花期を迎えます。カタルも不思議で警戒感を持っていましたが…こんな形もあるのかな?…と、現在は思っています。以前は社長が、コロコロ変わるのが不自然に見えたのですね。しかし次々に、新分野の技術蓄積を見ていると…アイディアを吸収しているのですね。悪く言えば吸血鬼みたいな…もっと良い表現があるのかな…。もともとSQLなども、外部技術の導入品でしたね。今回のM&Aが成功する資金が集まるかどうか分かりませんが…、時代を加速する手伝いをしたいものですね。株屋なら、自分の力で、増資を応援したいものです。過去、野村はCSKなどを応援し、セガを誕生させていました。その技術の蓄積が、今のスマフォのゲームを育てていますね。
目先筋は弱含む株価動向を見て、腰が引けているようですが…。カタルはチャンス到来のように感じます。理由は相場の質と言うか…中身がマズマズですね。昨日の相場は値嵩株の指数関連が中心の下げで、目先筋の動揺から発展した下げに見えます。つまり一時的な動揺でしょう。連休が明ければ…、持ち直すと考えています。でも、そんなに強くもないですね。ラオックスの動きから公募は買いに変化し、期日向かいに向かう相場まで想定していましたが、SUMCOやヒューリックを見ていると…やはり需給圧迫を感じます。アイフルもケネディクスも期日向かいの動きになりませんものね。逆に押されています。
ただ観光庁のインバウンド需要発表を見ても、株価は反応してないようで…ラオックスなどはやはり様子を見たいのでしょう。カタルには、休みを欲しているように見えます。意外だったようで富士通は大幅安しています。経営資源を纏めないとなりませんね。パソコンなど捨て、クラウド一本に絞りビックデータの解析などに力を注げばいいと思いますが…果たして、捨てられますかね。ROE経営は、何も自社株買いだけでなく、捨てる経営も必要ですね。GEを見れば分かりますね。儲かっている金融部門をどんどん縮小させ、経営を集約化させています。その点を比較すると、日立は中途半端に見えますね。村論理を捨てることが出来るかどうか…。だから労働改革は必要なのですね。経営側も人を切る手段が必要ですね。そうすれば新卒を雇い、お金をかけて教育し、折角、役に立つように育ったのに…楽天の三木谷さんのように恩義も返さない輩に、投資するリスクを減らすことが出来ます。パイロットの養成でも、一定期間のご恩返し期間があると思いますが…。カタルは、あの道徳観が嫌いなのです。
アララ…利食いもしなかったら、また下げてきましたね。強気姿勢も、困ったものです。富士通の下値は買い場だと思っています。でも誰も、安値は分からないから、段階的に買うしかありませんね。IoTのクラウドで…日本に於いては、第一人者には違いありません。いよいよ来週、ケネディクスは、転換点を迎えます。ようやく…と言うより、やっと、この日が来るとのイメージですが、週末にチャート論を展開させ、もう一度、解説しようかと思っています。本当は、ここまで来るなら、一気に下げて欲しいような…、下げて欲しくないような…複雑な心境ですね。お金を用意して、再び買い向かうかな…。でも経営者の資質が、やはり問題ですね。一所懸命に、やれよ。折角、訪れた、時代の流れを掴めないようでは…、所詮、いつか負け組に転落します。経営者は常に真剣に、精一杯の努力が必要ですね。チャレンジあるのみです。またVテクを、買いたくなってきましたね。こっちに一本化した方が、意外に効率が良かったりして…。トホホ…。相変わらず、ハズレ屋ですね。それでは、また明日。
上げる前の下げとは、分かっているものの…やはり迷うものですね。これが、人間の性と言うものなのでしょう。