金曜日の動揺が、見て取れる日経新聞の解説でしたね。午前中は切り返しプラス圏で強い展開でしたが、午後から一転しての大幅下落で、動揺しているようです。サラリーマン投資家らしい解説でした。所詮、長くこの世界に居ると、一流と呼ばれているアナリストの予測が、如何に、いい加減か分かると言うものです。会社の看板がなくなると途端にメディアへの出演が減り、みんな消えてしまいます。自分で財産を作ったと言う話も聴いたことがありません。所詮はみんな3流域なのでしょう。金融の世界の成功者は、みんな兆円単位の資産家ですからね。でも証券マンを長くやっていると、数十億円程度なら、株で成功した人は居ることはいます。カタルも、所詮は3流です。
見えそうで見えないのが、悔しいだけの話ですね。年初にGPIF相場を予想していたのに…これほどのペースで、株式を組み入れるとは思ってもいませんでした。せいぜい、配当利回りの商社と、邦銀株の予想でしたからね。でも外人投資家のハイテク好きによる値嵩株効果が、GPIFの支持を受け、この1―3月は展開したわけです。事前予想と言うか…2、3週間ほど前かな? サイコロジカルラインの低下を見て、そろそろ転換点と考えていました。でも期末にかけ…株価はもちましたからね。カタルは中旬には兆候が出ており、休むと考えていました。火曜日の期末株価は、きっと、何とか形を作るのでしょう。ただ赤字企業を除く、日経225の大まかなPERは21.7倍で、ROEは8.84%と言う水準です。世界共通のROEライン12%~15%ラインに到達するためには、自社株買いを含めた資本政策や、利益率の高い分野へ、経営資源の投下などを実施するものと思われます。日立も早速、この目標値を12%に上げると宣言していましたね。
この動きが広がると、日本株価は38915円の奪回に向け動き出すわけで、短期の株価が下げようが…新しい成長スタートを切ったことは、間違いない事実で、多少、目先下げようが心配は要りませんね。故に、三菱UFJの株価は、注目される訳です。株と言うのは浮動株が、ある程度、沈潜されないと…なかなか良い動きにならないものです。三菱UFJの株価のモッタリ感があるうちは、買い場が続く訳ですね。逆にエーザイのように株価が大きく跳ねたら、本来は警戒感を持たねばなりません。一時的に未来を先取りすれば…その咎を受けるのは当然の仕組みです。でもアルツハイマー薬の未来は明るいのです。だからこそ、株価が大人気になるのですが、J・TECや007を見ても分かるように…一度、人気がブレイクすると、一度は鎮静化に向かいます。
日本通信と富士通のようなものですね。ブレイクの山が大きければ…当たり前の話ですが調整に時間を要します。ケネディクスもそうですね。まぁ、2年程度の休みは当然と言えば、当然なのでしょう。なにしろ、100円割れから800円台の相場でしたからね。今度は、あの時の夢が現実化し、株価が高値を更新するわけです。今のエーザイは、未来の夢を先取りしている訳です。J・TECも007も同じ事なのです。カタルも自分で実際に投資をするようになって、様々な自己開発のデータを集めておりデータの蓄積が出来てないので分かりませんが…、おそらく全体は値固めの動きになるのでしょう。大きく下がるとは思っていません。個人投資家が1―3月に儲からず、歯痒い思いをしているのは、データをみると歴然としています。人気株がなかなか育たないのですね。本レポートでも取り上げたラオックスやJVCKWなどは、比較的、良く出来た口ですが…所詮は3流域の株ですね。高値になってからの…上に伸びがないのですね。この意外感を、かたるは資質と読んでいますが…所詮、人々を魅了する魅力に欠ける銘柄なのですね。最近では、ブロードバンドタワーなどもそうです。所詮は、一旦、人気になったら高値を追えない銘柄でしょう。
カタルが、新規のカタル銘柄を打ち出せないのは…見つからないからですね。NSWや三菱化工機止まりの銘柄は、今回のラオックスやJVCKWと同等の資質しかありません。なかなかケネディクスやJ・TEC、007クラスはない訳です。故に、調整を受け入れるしかありませんね。何処で反転するか分かりませんが、何れも終盤でしょう。あと1年も我慢すれば…再び復活をしますね。最近、「ギャプ」の話をしていますね。現実と株価とのギャップを探せ!と…述べています。マツダを推奨していたのは、金融危機の影響で米国の自動車販売が大きく落ち込んだためと、もう一つが中国市場の伸びを期待したためでした。でも後者は空振りでしたね。前者の要因により、今回は華が開きました。だから本当はスバルが正解だったのです。マツダではなくて…。
前回、サラ金規制はやり過ぎだとして…カタルは武富士などを取り上げていましたが残らずに、アイフルはマジックを使って残り、オリコは銀行の力でしたね。でももっともよかったのが、危うかった「Jトラスト」でした。これも最高裁の判決はやり過ぎだと考えていた反動による相場ですね。金融庁は一つの産業をつぶしたわけで、幾らピーク時に羽目を外し、暴利を貪った咎めとしても、やはり、やり過ぎだったのでしょう。かたるは一番、高い引当金を積んでいた武富士は、残ると思っていましたが…まさに、大蔵省OBを卑下した報いを味わいました。何しろ便所掃除をさせるのですから…。肩書があるいい親父を捉まえて…武井さんも凄い人です。だから株式投資をするのでしょうが強者でした。マックの藤田さんは人情味があり、良い人らしかったですね。カタルの知り合いは、藤田商店のお世話になりました。
さて余談は兎も角、1300兆円のギャップは非常に大きく、スケールの大きなものですが…やはり調整は仕方ないと思っています。本当は6000万程度の信用残を、一気に買う人間が登場してもよさそうですが…、野村も人が居なくなりましたね。サウジに飛んで王様を諄く、技量のある人が居なくなったようです。千載一遇のチャンスですからね。でもダヴィンチなら、その事は言えたかもしれませんが…宮島さんでは、器が小さいのかもしれません。本当は金子さんの会社を、手掛けたかったですね。武富士の時と同じです。この辺りは、運命と言えば…それまでです。なかなか、ベストマッチの条件は、生まれませんね。人生は所詮、妥協の産物かも知れません。何処かで手を打たないと…一生、独身人生になりますからね。
うちのかみさんは、なかなか出来ています。何しろ、いきなりサラリーマンを辞めても付いてきて貧乏生活を支え、今度は、いきなり会社を辞めると言っても、自ら、今度は、私が働くと…今は、カタルを食わしてくれるわけです。なかなか、できた女房ですね。普通は三下り半とも…思っていましたが、親父が駄目だと、子供はマズマズのようで…二人とも就職もまともに決め、結婚をして家庭を持っているから、プー太郎を抱える友達の家庭からみると、マズマズかな…親父が滅茶苦茶でも子供は育ちますね。
かたるの相場観を見ていると…ピッタリの成功パターンはないですね。あの時、社会環境がもう少しよかったら…40億円が、500億ほどに膨らんだかもしれないのに…。まぁ運命は、そんなものでしょう。今度は本物の匂いがプンプンしますからね。消費の横這いが発表され、黒田さんの本気度が、問われる訳ですね。なかなか期待インフレ率が生まれませんね。これでは日本生命にパナソニックと広がって来ましたが…一気に華が開くかどうか…。怪しいステージになり始めています。もともと日本化現象は、生産の移転ですからね。モノづくりに拘らず、情報の活用に活路を見出す産業を、追わねばなりません。米国のナスダックも、あと僅かなのに…新高値更新を前に足踏みを続けています。
押井監督の電脳の世界に向け、あと一歩です。でも富士通も舵を切っているのかどうか…。もっとアグレッシブに、経営のアクセルを踏めばいいと思いますが、サラリーマンですね。故に、リクルートへ期待がかかります。きっと良い会社になりますよ。期待しています。通常は上場の時に無理をして利益を計上しているので、一旦は落ち込むのが普通です。クラウドワークスも、カタルの好きな会社です。今は、まだ高いように感じていますが、あと1年もすれば、人間と言う動物は、時間には勝てませんからね。カタル3兄弟をみれば、分かりますね。所詮、株価が下がると信者は減ってくるものです。
今日は余談ばかりで…流れの分岐点ですから、今日の市況で書いている様な「ポイント」を注目しておくといいですね。下がる心配は、そんなに必要ないと思っています。もっとも失敗なのが、米国の動向なのですが…もともとイエレン女史は労働政策が専門と言います。彼女の論文もそうだそうですね。米国にとって幸いなのは、労働指標と言うのは景気の遅行指数だからですね。カタルは、利上げはしなくても…マネタリーベースは買い入れをやめたことで、基本的に国債の償還を迎えますから、減り続けますね。この恐怖の方が大きいですね。辛うじて、失った民間のデリバティブ取引を、中央銀行の量的緩和が補っていると思っている訳です。今度は民間資本が、中央銀行の量的緩和停止分を埋めるのですが…オバマは清貧思想で、金融規制が厳しくなっていますから…なかなか、その補完作業が進まないのが実情でしょう。だから利上げ見通しが出るたびに、市場が大きく振れるわけです。
基本的な、カタルの解釈は、こうなのですね。日本化現象が長引くのは道理なのですね。中国からベトナムに、今は移っているのが実情です。故に中国の日本化懸念が何れ生まれる可能性もあります。だんだんこのギャップは薄れて行きますが…欧州は中国程ではありませんが東欧を抱えています。もともとアメリカはメキシコなどを見ても分かるように、前から市場を開放してきたから、痛みが少ないのですね。基本をしっかり把握して置き、相場を眺めましょうね。メディアの解説者は、所詮は実戦経験が希薄な連中で、日経平均株価が騰がっていれば、株が上がっていると錯覚するカタルのかみさんのような素人レベルなのです。本当に力強い相場に変化するなら、三菱UFJが切り返し、新高値を更新し始めるわけですね。故に今は分岐点だから、相場の流れを観察する必要がありますね。ケネディクスが新高値を更新するようになれば、日本の経済は成長を続け、成功しますね。果たしてそうなるか…相場は見ものですよ。
今日は余談が多く、ゴメンね。それでは、また明日。黒田君は、明日、投げるのでしょうか? 楽しみですね。やはり、もとが3流故に、好きですね。彼は高校時代も確か…レジュラーではなかったのですよね。お母さんが大変なスパルタ教育者だったと聞きました。