かたるもっと多いのかな?…と思っていた信用買い残、意外に少ないのですね。調べてみたら、異次元緩和1年後をピークに、信用買い残は減っていたのです。1億3400万台から、最近は増えたと言っても、5700万株台なのですね。三菱UFJの信用買い残の話です。このパターンが通常の信用残高のパターンなのですが…。何故か、ケネディクスは減らずに増えています。カタル君も、初めての体験かも知れません。まさか…カタルの影響と言う事もないとは思いますが…。
ここに来て株価が遅れていると思われる野村証券も、ピーク時から見れば、信用買い残は半分以下に減っています。近々、株価が急上昇する素地はありますね。三菱UFJと同じく1億4000万前後から、最近は4800万株台のようです。松井証券が昨年に続き、臨時ボーナスを支給すると言いますが、野村はカタルの現役時代は、図抜けたトップ企業でした。しかし証券不祥事を受け、氏家体制になり弱体化しましたね。リーマン買収の判断ミスもあり、OB連中は、歯がゆい思いを抱いていることでしょう。通常、総花的なこのような相場では、組織力がものを言う筈ですが…大和証券の後塵に株価が甘んじています。時価総額は、野村の方が段違いに上ですが…やはり株価は重要ですからね。
今日は、面白い記事を発見しました。「現代ビジネスへ」(市場関係者が注目、気を付けろ!「2万800円」の壁を超えると、一気に上がるぞ)と言うものです。時価総額ペースで1989年の38915円時は、時価総額が611兆円だったのだそうです。どうも現在の時価総額は2月末で567兆円となっており、間もなく、この611兆円を抜くと言うものです。そうして解説では、日本の技術力が資産バブル時を、上回ると言うものですね。この発想は、カタルには全くなく面白く読みました。一応、単純平均株価も、異次元緩和時の高値333.47円を、この3月で抜きましたね。昨日は334円です。でもバブル時の1990年2月は1913円台だったのです。
まぁ、カタルの予想は、いつもながら、大きく外れている訳です。カタルは異次元緩和から、必ず資産価格が上昇するとして、外人動向をあまり重視して来ませんでした。サードポイントのソニーからファナックなどの動きが、これほど市場から支持されるとは考えませんでした。むしろソニーよりシャープに軍配を挙げていたほどです。しかし実態はソニーが浮上し、シャープは二度目の再建策に追い込まれています。マツダのカタルのコメントを見ても分かるように、自動車関連はピークアウトを迎えた…とさえ、思っていますからね。米国販売の伸びは、金融危機の落ち込みを補う特需と考えているのです。
昨日は、嘗て推奨した、富士通が、再び新高値を更新してきました。カタルは昨年の動向がやり過ぎだと判断し、簡単に新高値は抜かないと思っていましたから、意外な展開に見えます。同様にやり過ぎた日本通信は、カタルの予測通りの動きで、業績の追随を待っている段階ですね。ただこの程度の上昇では、現状の株価の容認が、せいぜいのイメージです。むしろ不正会計に揺れたエナリスの方が、何故か、惹きつけられます。ただ経験則では不正会計のような企業は、何らかの欠陥を背景に抱えているケースの可能性が残り、一度、不正の烙印を押されると、信用の回復は、なかなか進みません。でも来年の電力の自由化は追い風ですね。
さてハズレ屋の異名を取るカタル君、007も沈みJ・TECも同様です。何処まで下がるやら…企業業績は改善を続けているようですが、需給バランスは、「諦め」を生んでいるようです。でもカタル君は、何時ものように…安くなると、買いたい病気が始まります。もっと下げれば良いとも…貧乏人の癖に思っていますからね。本当は追証が心配なのですが…。何しろ一応、薦めている以上、持ち続けている訳です。でも別に株価に対し大きな心配はしていません。人間と言うのは、どうしても…目先に走るものです。通常は2年なのですが…、ケネディクスなど観ていると、全然、信用買い残が減らず、どうしてなのかな?…と、異常な光景を見て、逆に期待感も、若干はありますね。何しろ、人気が高いと言う事ですからね。
そのケネディクス、最近は、奇妙な商い面を感じるのはカタルだけでしょうか? 昨日も510円台では、大きな商いの攻防が見られたようです。通常、人気が離散している局面で、あのような動きをするのは、明らかにおかしいですね。株価的には完全に人気の圏外なのに…どうして商いだけは、落ちないのでしょう。最近のネットトレイダーと言うのはすごい力があるのですね。カタルはいつも思うのです。本格的なファンドが参加すれば面白い相場になると思っているのですね。だから中途半端な株価で売り買いをせずに、1000円に乗ってからの方が、むしろ良いんじゃないか…とも考えています。株って、そういうものなのです。
だから配当の権利が落ちた後の三菱UFJの株価に、関心を抱いていますね。誰かが買っているから右肩上がりの展開になっている訳です。市場に出回っている浮動株が確実に吸い上がっているから、このような小さな右肩上がりの展開が続くのです。しかし綱引きと同じで、間もなく、この均等バランスが崩れますね。そうして一気に勝敗は決するのです。いよいよ上昇スピードが早くなる頃です。だっておかしいですね。先ほどのレポートは岡三の石黒さんかな? 技術力で世界を凌駕する…なんて見方は、間違っている様に思いますね。円安で企業の価格競争力が、若干、戻ったのでしょう。カタルは、むしろ時代は時代遅れの車のような製造業の時代ではなく、クラウド環境を制する企業が主役だと考えています。だから富士通のやり過ぎだったけれど…新高値更新は分からないでもありません。
モノを作って利益を得るのではなく、文化や有意義な時間を提供する企業が、スマートコミュニティーの時代は、時価総額を大きく伸ばすのだろうと考えています。文化をどうやって人々に売り込むか? NHKの持っている文化的な価値は、非常に高いですね。あの無形資産を活用しない手はありません。昨日は「宇宙考古学」の話をしていましたね。衛星画像から遺跡を発掘すると言うものです。だから早く、GPS機能を高める準天頂衛星の4機体制を実現するのが、新しい時代のインフラ投資だと思っています。情報を公開するのです。政府機関が持っている様々な情報をオープンにして、ネット上でアイディアを求めればいいのです。まさに増え続ける医療費を大きく減らせることに成りますね。時代はスマートコミュニティーなのです。だから007やJ・TECなのですね。故にピークを超えても、カタル銘柄を外していません。ブツブツは述べていますね。「株価が下がることが最大の好材料だ」と識者は、名言を吐いています。
かたると、先ほど紹介したレポートは見方が違いますが、カタルは必ず資産インフレが加速すると思っています。まぁ、見ていなさい。所詮、日銀券など紙屑なのです。コンセッションの考え方が、日本の財政問題を解決すると思っている訳です。だから本来、野村証券の役員は、動かねばなりませんね。政府に働きかけ、仕組みを作るのが野村の役員の仕事です。本当に、氏家体制以降、野村は、屑ばかりですね。昔は時代を引っ張ったのです。功罪の是非は意見が分かれると思いますが、終身雇用や年功序列を支えたのは、株式持ち合いや公共事業投資の固定資本形成だったのです。その仕組みづくりに、野村は、戦後、貢献しました。投信を受け皿に、持ち合い制度を維持したのは、真の営業とは違いますが…日本の復興に貢献したのは、事実でしょう。しかし証券マンも、スケールが小さくなったものです。
オリックスは注目されますね。最近、マリーンの株価も上がっていますが、やはり時代は「コンセッション」なのでしょう。シャープは先日のポイントに来ましたね。233円が入っています。余裕があれば買ってみたい株価位置ですね。残ると思いますが…どうなのでしょう。もう直ぐ期末ですからね。今日の三菱UFJの自己資本比率の報道とも、シャープは、関連があるかもしれません。常識的に役員を派遣しているから、残すのが普通でしょう。両、橋本さんは、三和や富士の出身ですね。三菱UFJは腰が引けるかな…三和だからね。株って面白いですね。金持ちに成るためには、100万株単位で、買えないと駄目なのでしょうね。でも2億からのお金を飛ばすのは、普通の人間は、ビビります。1000万株で23億ですね。この程度なら、個人でも、数人は、日本で馬鹿をやる奴が居ても良いのでしょう。何しろカタル君は40億を飛ばした口です。トホホ…きっと恨まれているだろうな。ゴメンね。
さて反省は、この辺にして、また明日。