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かたる昨日のグラフは、サイズを当初のアップ時に間違えた為に、上手く表示されていませんでした。ゴメンね。訂正しておきました。たぶんキャッシュで残っているから、再読み込みすると…、本来のサイズのグラフが見られます。この原稿の切っ掛けは、ロイターだったかな? 昨年、一年間の貸出比率は近年にない、久しぶりの伸びと言う記事が、きっかけになり、実際はどうなのか? 自分で確かめてみたのです。でも昨日も日銀の買い入れで、国債金利が低下している様に…金利面では、依然、「流動性の罠」に嵌ったまま…との解釈です。(本来なら資金需要が強くなれば、国債を売り貸し出しに対応します。インフレ予測が生まれれば、国債を買う事は大きな損失に繋がりますね。だから国債は売られ金利は上がるのです。未来の利上げに備えるのです。)

でも昨日の銀行貸し出し動向は、積極的な活動の状態を示すものですね。借り入れを起こし企業活動が生まれている動きです。ソフトバンクのスプリントの買収は、絶妙なタイミングで経営者の手腕によりますが、その後も、サントリーなど大型買収がありました。でも大塚製薬のような博打的な買収は、疑問符がやはり付きます。もともとサントリーも高い金額でしたね。カタルは三菱UFJの戦略と考えていますが…危ない買収です。どうなりますか…。このような動きもあり貸し出しが伸びているのでしょうが…実際はM&Aだけではなく、末端の設備投資などの活動も積極的になって来ているから、貸し出しが伸びているのです。だから市場で「デフレ脱却」が、相場の焦点になっていますから、タイムリーな資料だと思っています。

昨日、ケネディクスのAUM残が、発表されていました。昨年の増加が6254億円、減少が3511億円で、純増加額が2743億です。そうして全体の受託資産の合計は1兆4806億円でしたね。来る2015年は商業リートや介護リートの上場が予想されAUMは伸びます。日銀の量的緩和もあり、更に日銀のリートの買い入れなどからも、リート市況は好調が続き、投資環境が大きく改善されています。円安の影響もあり海外投資家も日本の不動産を買い始めています。米国ヘッジファンドのブラックストーンの動きは注目されます。彼らはプロの投資家ですからね。世界の資金の流れは彼らが作るのです。

株価が下がると…いろんな質問が来ます。基本的にカタルの性格を、良く知ってない方か…と思われます。カタルの好みはハイリスク・ハイリターンです。だから「きわもの」の賭けを良くしますね。赤字の段階から黒字転換するまでを中心に手掛けているケースが多いですね。復配する予想のケネディクスは珍しい方です。通常は007やJ・TECのような赤字で黒字が見込める、劇的な変化を好みます。故に失敗した時は、当然、倒産企業もよくありますね。過去には武富士などもその口です。上場廃止のベンチャーリンクもそうですね。ライブドアなどは粉飾が明らかになり、上場廃止の間際まで買っていました。上場廃止になっても復活するだろうと思っていました。でも実際は清算でしたね。でもこのライブドアは儲かりましたね。投資金額以上に分配金をもらいました。

その性格を知って、レポートを読んでくださいね。でも年金ファンド向けの推奨も、過去には多く手掛けています。成功事例は沢井製薬、ピジョンなど…、最近では富士通などを昨年末から採り上げ2倍までは無理だったかな? かなり良かったですね。未だに低迷しているリクルートも、どちらかと言えば推奨の失敗組かな? 完全に市場から評価されたマツダなどは取り上げなくなりましたが…、ケネディクスは企業が立ち直っても市場の評価が不足しており、二度目の推奨になっています。007もJ・TECも再推奨ですが、どちらも未だに赤字のままですね。企業の努力不足でしょう。良いものを持っているのに…なかなか開花しません。

そう言えば、昨日は新高値かな? 小野薬品も高株価ではないなら、間違いなくカタル銘柄と大きく評価した株です。ラオックスの株価は100円台から300円まで上昇しましたが、同じ背景のHISなどは、今の環境下でも高値圏です。カタルは銘柄を取り上げるより、その企業が儲かる原理を考え、背景を解説しています。別に銘柄を推奨して、個別に儲かるサイトを立ち上げているつもりはありません。株式市場と言う市場原理を考える場で、日本の問題点を共に考えたいと…日本経済を勉強する場との認識です。この辺りの誤解が読者にあるようです。基本的な事なので、確りと認識してほしいものです。株価が下がって右往左往する姿は見苦しいものです。男のアイデンティティーを傷つけますね。男が苦しくても、じっと我慢するのが、カタルの考える男の姿、「今に見ていろ、僕だって!」…でも何年も言い続けているカタルは、当然、馬鹿なのです。まぁ、そんなわけです。その辺の心情を察して下さいね。

何故、いつもケネディクスなの? とのメールを頂きました。そんな事は本文を読んでいれば、分かりますね。日本経済の「ガン」なのです。デフレが「失われた時代」を作った張本人ですね。基本は東西冷戦の崩壊から始まった、パラダイムショックに、日本は付いて行けていない訳です。20年ぶりに、ようやく黒田総裁が誕生し、経済重視の安倍政権が指揮を執り、改善を進めているのですね。日本株が1989年の38915円を奪回できるかどうか…。日本が正常な成長を成し遂げることが出来るかどうか…。もし駄目なら戦争か革命ですよ。そこまで日本は、追い込まれています。最後は「ガラガラポン」と述べています。皆さんの預金も、すべて没収です。だから大金持ちは、既に、シンガポールなどに、退避している訳です。

日本が世界競争の中で、頑張って欲しいから…カタルは、こうやって市場を通じて、皆で日本の問題点を考えようと問題提起している訳ですね。正しい政策なら、間違いなく株価は上がり続けます。そうして世界からも、どんどん資金も入りますね。日本のステータスは一段と向上します。今は非常に、際どい場面です。デフレ脱却が焦点になっていますからね。その際に立つ銘柄が、たまたま「ケネディクス」と言う会社だという話です。本当は消えた、金子さんが率いる「ダヴィンチ」をやりたかったのです。しかし金融庁がそれを許しませんでした。仕方がありませんね。メールをくれる方は、読者を代表する方です。だから批判メールも歓迎します。市場には様々な意見がある訳です。カタルが正しい考え方をしているかどうか…は分かりません。未来の事ですからね。でも僕は、毎日書いているレポートが、本当に、自分の中では正しいと思い、その通りに行動しています。

今はケネディクスの持ち株を減らされている最中です。本当は買いたいのですが…貧乏人は、追証に怯えるわけですね。仕方なく建玉を減らしているのです。相場観ではありません。相場観なら500円割れの現在は、妙味がありますね。これからドンドンと、もっと下がれ!…と金持ちなら、切実に願います。そうして粛々とドル平均法で買い続けますね。400円を割れ、300円を割れ、たとえ200円になっても…です。カタルの性格を知っている人なら、倒産するまで買い続けることを知っていると思います。この株が下がるようじゃ…安倍政権は終わりです。ひょっとすれば、日本全体が、またおかしくなりますね。それほど、重要な位置にいる銘柄です。でも三菱UFJでも、みずほでも、野村証券でも、一緒ですからね。リスク度合いが違うだけの話です。信用買い残が大きいから、ここから急落する事もあります。「キワモノ」のハイリスク銘柄とは、そういう事ですね。良く知っておかないとなりませんよ。

最後は売り気配のままで、膨大な借金を抱えることもあるのです。だから信用取引は建玉の現引きを前提に、無理をしない事ですね。確かに、高値は669円ですから3割近い下げですから、無理しても買い姿勢を維持すべきなのでしょが…。貧乏人は無理をしない事なのです。カタルの様に、粛々と…建て玉を減らすしかありません。カタルは、今日だって、また整理させられていますね。損切りです。今までは利食いでしたが…。トホホ…。今日から、損の範疇ですね。でも相場観は500円割れで引けて…仕掛けのポイントでもありますね。ヘッジファンドで力があるなら、今の不透明な段階から仕掛け、玉集めをして春を迎えれば…大成功は間違いないだろうと考えています。これだけ下げると信用で持っている人は、今度は利食いをするものです。

そうして、さらに株価が上がると…こんなバカな筈が…と思い、今度は空売りをかけますからね。その空売りが原動力になり、途轍もない相場に発展したのが、ITバブル相場のソフトバンクや光通信ですね。そんな可能性もあるのが「1300兆円の逆襲」なのですが…、夢は夢、現実は現実で、売らされているのです。トホホ…言い訳は、こんな感じで良いですか?

さて相場は、ようやく本論が見えてきましたね。日経新聞には生保の事が書いてあり、WSJには、下院本会議で金融規制改革を緩和する法案が可決されたと報じています。この記事は、非常に重要ですね。メディアはギリシャ危機や原油価格の事を材料に、相場の軟調を語りますが…。そんな事は、単なる言い訳のようなものです。問題の本質は、お金の流れをどうするか?…ですね。皆さんも、賢い投資家になってくださいね。本質を知れば…恐いものはないのです。じゃ、いつなの?と問われますが…、そんな転換点は相場を観ていれば分かります。だれも何処が転換点か?…など分からないのですね。相場が悪材料を連発しても…、株価が下がらなくなれば、自然に上がるのです。でもこの金融規制改革法の緩和法案の通過は、重要なアイテムですね。

更に小売り動向で、米国株は下げたと言われていますが…その中身ですね。原油価格の下落により、ガソリン価格が下がり、ガソリンスタンドの売り上げが6.5%減ったそうです。この額は、およそ7000億円も前年同月比から、減ったのだそうです。米国の小売り売り上げに占めるガソリンスタンドの割合は9%だそうで、自動車関連20.6%、食品12.8%、総合小売り12.5%、飲食店11.2%、アマゾンなどの無店舗販売9.2%の次に、位置しているようです。問題は、このガソリンの値下がり分が、他の消費に回らなかったことが、米国民の現状の景況感なのです。

メディアは、好調な経済で6月利上げと言っていましたが、最近の観測では、先延ばしするとの意見も増えてきたようです。カタルは見かけ上、米国は強そうに見えるが…、金融株の動向からみて、米国は、そんなに強くないと述べており、今年の利上げはないのではないかと推測している通りですね。少数派ですが、カタルの様に考える人もいるのです。この事は…前のレポートでも述べています。今日は、「良い訳」の釈明が多く…本来の記事を書くべきスペースを、かなり減らしました。ご了承くださいね。それでは、また明日。へぇ~ん、エェ~ン、貧乏人には、なりたくないよ。



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