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米国株高を受けた日本市場は、思ったより深刻な状態です。カタルの認識は米国株以上に「日本市場は良い」と言う解釈です。

日経平均株価の日足推移

その一番の理由は「失われた時代」の布石が日本市場に存在しており、34年から35年ぶりに実質経済の世界から、名目経済の世界に脱皮すると言うものです。このような基本認識の差が、日米間に存在しており…日本の劣化が進んでいるのです。この「根底問題」が消えます。上手く誘導すれば…日本も昔のような「経済成長」を歩むことが出来ると言う認識があるのです。

つまり…経済において、日々の働いて得る「可処分所得」の利益と…もう一つの資産投資による「不労所得」です。でもこの不労所得と言う言葉は嫌いです。確かに肉体労働ではありませんが、涙ぐましい努力が背景に在るのです。

日本は、この「資産効率」を否定して…「清貧思想」を浸透させたために…様々な問題が起きています。振り込め詐欺などを始め…社会が荒廃した原因は、日本人の心から「希望」という言葉を奪いました。もう狂った連中ばかりです。

自分が「末端生活」をやったことがないから、その実態が分からないでしょう。メディアも大蔵省のキャリア官僚と同じ路線です。会社の金で留学して…税務署長様です。お飾りの路線を歩ませるから、黒田さんのような人でも日銀総裁に成れます。まぁ歴代の馬鹿と比較するとまともですが…やはり2年の目標を10年かかっても達成できなかった訳です。民間では通用しません。経営者を「四半期の成果」で…市場は観ます。

その点、「ジェイドG」(3858)の田中君は、たいしたものです。だって「営業キャッシュ」全てで「自社株買い」です。半期の利益は458百万ですが、5億円の自社株買いです。その後、もう5億円を期間の延長で…自社株買い表明ですよ。

ところが…「三菱UFJ」(8306)は9272億円の利益で…4000億円の自社株買いだって…。

メディアが絶賛をする「トヨタ」様です。トヨタの半期の利益はなんと…4兆2453億円なのです。三菱UFJの4倍以上なのです。でもトヨタの自社株買いは、たった…1000億円ですよ。おざなりの「偽物」行動です。

トヨタは2.35%で三菱UFJは43.1%です。ジェイドGと比較すると…如何に、経営者が株主を観ていないかどうか…。その考え方が「分かる事例」です。全く…偽物国家の日本です。

これが「和を以て貴しとなす」と言う論理の「村社会論」です。でもトヨタの場合、此処から多額の設備投資資金が必要です。でも…ね。やはり市場を馬鹿にしています。腐った連中が、世の中を支配した構図でしょう。正々堂々…同じ土俵で戦うべきです。

その土俵である証券市場ですが、これを歪めるのは官僚組織です。本日の日経新聞の一面にも載っています。日本の組織には「意味不明な非効率な部分」が多く残っています。誰も…政治家も官僚も「疑問に持たず」改善をしないのです。

いちごアセットマネジメントのスコット・キャロン社長が「門前払い」にされ…シンガポールに拠点を構えたことが…ここに載っていました。これを読んで…改善しようと動かない官僚が劣っているのです。政治家が動くべきですが…仕事をしない政治家です。

市場が強引に判断しないと駄目ですが…最高裁の馬鹿判決です。裁判官など…所詮、世間を知らないのでしょう。だから…意見は割れるでしょうが「フジテック」(6406)の問題が市場で出てきます。会社を私物化する社長を「ものを言う株主」が叩くわけです。ようやく…三菱UFJのラインまで来ました。4000億円の自社株買いは持ち合い解消とは言え…利益の約半分ですから、三菱UFJは合格でしょう。

市場の活性化が、社会を変えるのです。

「新陳代謝」を促進させ、どんどん…倒産させれば良いのです。そうして、最近はTOBやMBOが目白押しになっています。買収防衛策など「卑劣な手段」を用いるなら…MBOを選択すれば良いのです。此方に、その一覧が載っていました。

カタルは「時代投資」を主眼にして、皆さんに相場を語っています。残念ながら、未だにこちら側の人間ですから、多くを望んでも無駄ですね。この程度がカタルの限界でしょう。それを加味して、情報を利用するのが「大人の対応」です。

もういい加減に…小学生以下のレベルを卒業しましょう。投資は、自分が色んな資料や情報の中から選択して…自分が方針を決定して、そうして行動するのです。「自己責任原則」が当たり前なのに…損をしたら他人の責任で、儲かったら自分の成果と言う、こんな勝手な世界なんか…大人の世界では通用しませんよ。

トヨタの村論理の強要ではないのです。市場は公平なのです。そうして豊かなのです。5億円や10億円で動く世界の話しとは違います。「兆円単位」の投資をしても…上手く行かない世界です。もっと…大人になりましょうね。

このような基本的な生活信条が、小学生、中学生の義務教育で教えてないから、今のメディアが「馬鹿さ加減」を露呈します。散々…社会を批判する立場の奴が…自分達の「ジャニーズ問題」では…隠していたのです。「臍が茶を沸かす」とはこの事です。全く阿保らしい話です。

さて米国はCPIを受けて…大賑わいです。

既に、この話は「陳腐化する」時間軸です。次のステージの話が登場しています。「此方の話題」が新しいかな? 

やはりカタルは、この世界は「素人」ですが…この直感は、正しいのでしょう。基本的にジャブジャブになった「お金の量」を示したのだと思っています。だから…これだけ金利を上げても、なかなか…消費も落ちなかったのです。しかし最近は「クレジットローン残高」は増え続けており、延滞率も上昇しています。此方の報道が良いのでしょう。

「どちらの路線」を選択するか?

正直言って…4万株程度を買った「ジェイドG」を更に「一本買い」するか…。それとも外すか迷って…昨日は2万株ほど「生贄」を捧げました。本当は買いたかったのです。でもカタル自身の力量を超えたのです。故に仕方なく…1400円まで売りに行きましたが1401円まで売っています。

外し過ぎたから、本日は寄り値で1000株だけ…買い直しています。その代わり…野村証券を4万株買おうと思ったけれど、お金がなくて…3万株を買ったのかな? 実にいい加減な人間でしょう。色んな口座で買ったので、分散されているから、合計がよく分からないのです。何しろ…頭が良いからね。

昔「日刊投資」新聞と言う株式専門誌があり、松本亨と言う人が居ました。カタルも一回だけですが面識があります。会社が松本さんに講演を依頼したのです。でも講演料は受け取らず…日刊投資の新聞を多くとって…顧客に配りました。新潟に講演に来た時にどんな関係か分かりませんが、若い女性が同行していました。彼は一時、「大人気」でした。その新聞の中で、よく使われていた言葉を、年末になると思い出します。

「掉尾の一振」です。

あまり…良いイメージを持ちませんが、年末に来て株式市場が「急騰する相場」をイメージして…使われた言葉です。今の市場状態を鑑み…本当は過小資本が好みなのですが「王道」である「野村証券」を選択して買い直したのです。この背景には…利ザヤの拡大から、金融株が好まれます。「三菱UFJ」は合格ですよ。何しろ…4000億円の自社株買いです。

市況全体が強いなら…自社株買いは浮動株式を吸い上げますから、未来の株価において…「思わぬ株価上昇」になります。

今の日本市場が「曲がりなりにも」強い動きをしているのは…黒田さんが、危険資産の株式を買った「ETF効果」があります。だから…「強い」とも言えます。果たして「野村証券」が、昨年末の「三菱UFJ」のように…1年遅れですが、本格的な株高波動に移行できるかどうか…。この数か月がチャンスでもあります。チャート論を、いまさら…語るまでもありません。

「野村証券」 の日足推移

「掉尾の一振」があるなら…「野村証券」が、「35年の沈黙」を破る銘柄として、やはりピッタリなのでしょう。

でもカタルは「ジェイドG」を、一旦は半分を外しましたが、本当は買いたいのです。何しろ…この手の株で「おかわりの自社株買い」です。この経営者の器を評価します。腐った連中が多い世の中で、「サムライ心」を「共感できる人間」です。このように自分自身を「保身ではなく」、自らを追い込むから…いい仕事が出来るのでしょう。

カタルが新潟時代に…後進を指導する立場でしたが、そのうちの7人ほどの中で辞めた奴が2人かな? 残った奴らは専務や常務に取締役に理事です。

ノルマは完璧にこなしましたよ。でも、さんざん…遊んだのです。昼間から麻雀をしたり…夜は、よくクラブに行って遊びました。おもちゃの「黒ひげ」をやって…楽しかった想い出です。高確率で役員になったのだから…これは褒められる実績でしょう。

今はレポート屋ですが…読者の皆さんも、カタルと共に…成長しましょうね。失敗しても良いのです。果敢に「挑戦をする時代」がやって来ます。ようやく…ね。みんなが「希望」を胸にして…行動できる社会の到来でしょう。また…明日。



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