投稿者:kataru

3/9

昨日のNY市場は「攻防場面」がありました。ようやく…手掛かりになる動きが散見されています。ただこれで本格的な「切り返し」になるという保証はありませんが、たぶん一旦は株価が戻る…「分岐点」のような値動きでした。結局、最後は売られましたが…「慣性の法則」が働きますから…このような現象は仕方ありません。でも明らかに…「仕掛け筋」らしい動きでした。

現在のナスダック指数の推移

そもそも…運用者のキャッシュ・ポジションは高く、株屋の手数料と同じで、資金運用者も食って行かなければなりません。だから…一度は、「広がる動揺を抑えて…大丈夫」と言うイメージを定着させてから…もし本当に駄目なら、また株を売ります。カタルは当初からこのケースを考えています。

ITバブル当時のナスダック指数の推移

ただ仮に、上昇波動に株価が移行しても、大きくならず…「新高値を取れない」と思っています。なかには個別株で取るものもあるでしょうが…これは「一般論の話」です。故にナスダック指数は、再び「200日線を回復する」と述べています。だから会員レポートでは「ITバブル」当時のナスダック指数を引合いに出して…この指数は、一度200日線より「上に位置する場面が来る」と書いていました。

この両者の違いは、相場前の乖離状況の違いでしょう。

ITバブルの方が200日線からの「プラス乖離」が大きかったので、下落率も早く高いのでしょう。しかし今回は、「一定の警戒感」もあったから…プラス乖離は少なかったのです。だから…その後の下落率はITバブルの38%に対し、今回は21%です。

故に…仮に今度、200日線を超えた時には、状況次第で「本格反騰に繋がる」可能性もありますが…カタルは元々、インフレは簡単に収まらないという立場ですから…ダメだろうと思っています。

しばらくは…インフレへの対応が主流になります。だから昨日は「三菱UFJ」(8306)を、たった1000株ですが465円で買ったのです。でも「有言実行」のカタルは公約を果たしましたから、本日は既に1000株は面倒だから…僅かな利幅ですが利食いをしました。

だって他に買いたいものが、山のようにあります。

本日は再び「追撃買い」を実行しました。昨日、投げた株価の375円を下回った「BASE」(4477)の話です。先ほど…担保がなくソフトバンク100株を損切りしてまで…も買ったのです。まぁ、ソフトバンクは下値の買いも同時に200株だから合計で300株を売ったので、僅かにプラスです。BASEの買値は367円で6000株を買いました。

この株は昨日の相場の中で、終始…強かったですね。

何か、出るのか…それとも「仕掛け筋」が、新たに参入した気配を感じた次第です。基本は此処なのです。株は「仕掛け筋」が関与しないと…動きません。

SMBC日興証券が相場操縦で幹部が逮捕されましたが…基本的に、何をもって「相場操縦」と言うか?…微妙です。明確なルールがありません。ブロックオファーと言うのは、証券会社が認められた取引で…昔からあります。それじゃ…全部を立件すべきです。全部の大手の証券会社がしている筈です。

日本と言う国は「一罰百戒」と言う訳の「分からない村論理」があります。基本的にリクルート事件も「親引き」と言う制度があり、取引先に公募株を配るものも昔からあった慣習です。それが賄賂認定です。

税務署に捕まって、追徴されてみると分かります。明確な基準を国税局は示さずに…個別相談で地元の税務署に相談をしろと言いますからね。ルールが整備されず…公平ではありません。すなわち、担当する税務官の裁量に委ねられるのです。

交際費の認定もそうですね。「みのもんた」と連日、銀座のクラブで一緒になりましたが、彼はスタッフを大勢連れてきても…接待費か、何か…分かりませんが、経費に認定され…カタルが顧客や友達を連れて、情報を集めても経費と認められません。おかしいでしょう。

でもこんな理屈を税務官に述べても…無駄な時間の浪費です。故に、何処かで妥協点を探ることになります。これは真実ですよ。日本はフェアではなく…不公平な制度なのです。これが村社会構造です。

まぁ、こんな事に、いちいち腹を立てていたら…自殺しなくてはなりません。パッパラパーですよ。払えなければ…仕方がないから破産をするしかありません。でもカタルは長い時間を掛けましたが…全て税金を追徴金の延滞税を含めて払いました。国民の義務です。税金を払うのは当たり前です。

だから無駄な道路工事を観ると腹立たしいのです。毎月、毎月、200万、300万と払い続けてみれば、この気持ちが分かるでしょう。「予定納税」と言う制度は…毎月、税金を払う制度ですよ。本来は後で納付する税金を「前払い」するのです。

株価が安くなると政策批判になります。まるで…最近は昔のカタルが戻ったようです。岸田総理…あなたは真剣に仕事をしていますか? そのバロメーターは選挙ですが…経済においては、株価があなたの評価です。本当に…メディアは実態を、真実を…正しく伝えていますか? 

愚痴を述べていたら…株価は反発してきたので…この辺にします。

本日は174円高の24965円ですね。何故? 野村証券は安いのでしょう。何か、またポカですか? ロシア絡みの損失ですか? でも損失があったとしても大きくない筈です。三菱UFJは20円高になって来ました。ソフトバンクの株価が4800円を回復してきました。失敗したなぁ~でもそれ以上にBASEを買いたかったのです。

今度は昨日4800円で買った分を、僅かな儲けで…指値売りを出してみます。そうしてBASEがまた370円以下で買えるなら買います。果たして上手くソフトバクが売れてBASEを370円以下で買うことが出来るかどうか…。BASEの出来高は403-404-363-370=6928100(10:36)です。

ソフトバンクは4803円まで…です。コンチクショウ!兎に角…目一杯に、枠を使っているからなかなか…配分が難しいのです。ハイ、ソフトバンクの4805円が売れましたから、今度は370円までBASEを買いに行きます。あちゃ…先ほどまで売り物ですが…売りが消えて、今の株価は372円買い373円ヤリです。トホホ…。

この現象が、カタルが語っている「市場要因」の話です。「個別株要因」より、株価は市場要因に左右されると述べています。船株も上がって来ました。日本郵船や川船は窓埋めを完了しました。しかし…商船三井だけが、窓を空けたままです。

実は船株は売りものはまだ多く…一度、フルイを入れる必要があると思っていました。

ハイ…BASEの370円が1000株ですが買えました。今は、たった1000株ですが…本日はこれで7000株を買いました。維持率は30.8%なのです。本当に…ギリギリです。大引けにかけて株価が下がるなら、また売らざる得ません。毎日…こんな際どい勝負をする必要はないのです。もっと、のんびりと…構えれば良いのでしょう。今度は少し時間軸を延ばした投資を実践しようと思っています。ですが短期運用の口座は、遊びのようなものですからね。所詮は僅かな金額です。

一日限りの調整なのか…どうか分かりませんが、船株は非常に外部環境が揃ってきており、これで今期は、更に増額されて…増配や自社株買いが視野に入ります。

5月に3月決算が出ます。

そうして7月は米国の港湾労働者のストライキが予定されます。過去一度、大揉めになった事があるそうです。港湾作業員は海の男の世界ですから、簡単に妥協などはしません。しかも…ヤクザ顔負けの「強者」ばかりの集まりです。たぶん…船株のピークはこの夏でしょう。これがカタルの…前からの自説です。

しかし…同時に「落ちる前の果実」と表現をしていますから、皆さんは気を付けねばなりませんよ。慎重にやるなら別の銘柄です。遊び程度に抑えて置けば…楽しめます。

要するに…相場と言うのは、自分自身の「心の戦い」なのです。人が、何かアドバイスをしても意味がありません。この判断が苦手な日本人です。だから…なかなか株式投資が浸透しないのでしょう。でも論理が分かれば…簡単ですね。川船の四季報を観てください。…こいつは既に使えませんね。数字は変わっています。今の数字は此方です。赤字から黒字になる時に株は買い場なのです。これだけ理解すれば…あなたは億万長者です。

川崎汽船の四季報模様

カタルが問題にしている数字は2022/3ではなく…2023年3月、つまり1年後の来期の数字です。この数字が現状では、あまり落ちない可能性が高く…逆に増える可能性が出てきています。緑の部分です。

だから、ここから株価は「意外高」になる可能性があります。こんなチンチラ相場ではなく…ストップ高を交えた相場です。最後はそのような急騰相場になる確率を考えている段階です。

増額修正された川崎汽船の決算予想

BASEもそうなのですね。此方も、非常に大きくなる「素質」を秘めています。何故か?

仕手化する要素を秘めているからです。株と言うは仕手戦が一番、面白いのです。その環境が今形成されています。ウクライナ侵攻やインフレ圧力など…様々な逆風下で、株高になるとこんなバカな事があるか…と思い株を空売りします。

今のニッケル相場です。中国の投資家の空売りの追証が入らないとか…揉めており、取引が中断しています。空売りは危ないのです。皆さんは経験がないでしょうが…宮地鉄工の時は、毎日、ストップ高なのです。それで…成り行きで買いに行っても、株を買えないのです。毎日、買えずに…損金だけが膨らみます。今のニッケルはそうなっているのでしょう。

空売りの危なさは、経験をしたものでないと分かりません。カタルの顧客ではなかったのですが…相場に意地は禁物、無理をしては駄目です。そんなわけで本日のカタル劇場は終演です。また明日の…ご来場をお待ちして居ります。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
株式投資関連の本