カテゴリー:今日の市況

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先ずは、やはり今日は「基準地価」の上昇の話題でしょう。長く…カタル自身は、この日本全体の地価が上昇することが、「株高」には、必須の課題だと思ってきました。

基準地価動向

だから過去のレポートにも、必ず…地価動向の話題を盛り込んでいます。通常は、ここ迄なのですが、近年、思うのは「賃貸料の上昇」です。

賃貸料の上昇

この現象は「三菱UFJ」(8306)の株価の上昇に、少し遅れ…直ぐに反応しています。地価動向を観ると分かりますが、2006年頃のリーマンショック前に、一度は「ピークアウト」しています。そうして再び…「マイナスの世界」に入っています。これはカタルが述べている「清貧思想の失政」です。

過剰な「政策運営」を行ったために、折角、立ち上がった経済が、直ぐに冷やされました。故に「泥沼の戦い」になります。しかし…今回は「賃料」が上がり始めており「物価高」は「継続する」のでしょう。統計上の観方です。

昨日、少しだけ…自民党の小林鷹之総裁候補の話を聞きました。彼も「若者に」寄り添った「政策」を語っていました。最近の若者は、目先が多いので「自分勝手な主張」にも思えますが、国民民主や参政党の躍進ぶりを観ると、今の世論の動向が分かります。カタルが普段から述べている「年金世代」から、「働く若者」に…所得が移転する時代になると述べています。つまり物価高です。

基本的に「働く所得」と「資産運用により増やす所得」があります。前者より後者の方がずっと大きいのですよ。比較はできませんが、100倍以上は、違うと思った方が良いのでしょう。所詮、働いて得る所得は「たかが」…知れています。しかし資産運用のよる所得は「無限」です。バフェットは、若い時から「自分の頭で考えて」…頑張りました。彼は「継続する利益」を重視しました。しかし僕らは、「目先の利益」を優先します。

長く…成功者の投資を観ていると、金持ちは「自分の信念」を変えず、じっと…「我慢」をするようです。でも僕らは、僅か…1年とか、2年の我慢が出来ません。このカタルレポートは、多くの「ヒット株」を編み出していますが、果たして、その投資が正しいのかなどうか…。最近は「疑問」も持っています。

時代が大きく…「変化している」ことが、株式投資を通じて…理解できるでしょう。

「ソフト99」(4464)の 日足

今日は「ソフト99」(4464)の「続報」が流れています。

他にはこんな報道もありました。

この会社は、ほぼ…無借金で現金が220億円もあり…純資産価格は2630円ですから、MBO価格に対して…TOBになったにも、頷けます。昨日の株価は2961円に対し…4100円がTOB価格だと言いますから、その時価総額は913億円になりますから、かなり高い水準に見えます。

EBITDAは50億円前後ですから、この10倍が500億円に、現金が220億円ですから720億円前後が妥当な株価なのでしょう。やはり4100円なら、全ての株主は、株を売れば…良いのでしょう。他に資産があれば別になります。たぶん…そうなのでしょう。だから913億円なのでしょう。これは有価証券報告書を、基に「精査しなければ」分かりません。

カタルは「ジェイドG」(3558)も失敗を受けて…企業価値の実態を学びました。故に「タイミー」(215A)も、売り推奨はしていませんが推奨をやめたのです。「エムスリー」(2413)もそうです。成長分野だろうと思いますが、過度の推奨をやめました。カタルにしては、珍しい行動です。

今年は失敗も多いのですが、同時にかなりの成果でしょう。例えば…材料が出ていた「三桜工業」(6584)は自動車部品の地味な会社でしたが「割安株」でした。水冷式は、今では「常識」になっています。今年の8月11日の原稿で「200日線の傾きや株価位置と業績」と言う原稿で7つの参考銘柄を掲げています。

「大真空」(6962)、「三桜工業」(6584)、「WASHハウス」(6537)、「CEホールディングス」(4320)、「ケイブ」(3760)、「今仙電機」(7266)、そうして「大阪チタン」(5726)ですね。この「大阪チタン」の株価は1767円の時なのです。

「三桜工業」(6584) の日足

まぁ「玉石混合」ですが、それぞれ…魅力があるのでしょう。その中の「三桜工業」は、今日も株価は高く「データーセンター」の水冷装置のチューブを作っており、人気になっています。実は、この株は読者の注目株だったようで、過去の数回、取り上げています。前回も決算の前に、株を買ったのですが「空振り」でした。今回は利食いをした後も、継続的に株価が上昇しています。自動車の不透明感が消えたのも、影響をしているのでしょう。

読者の皆さんの「糧」になるなら…幸いです。

昨日は予てから述べている…高成長株の「SHIFT」(3697)の株を1375円で200株だけ追加しました。先日は1400円の時に、買ったばかりなのに…日経225の採用になり大幅高して、再び下落しています。

「SHIFT」(3697)の 週足

この株は最近まで…その存在を、知らなかったのです。「ジェイドG」(3558)の失敗を受けて、「成長力と利益率の関係」を知るために…勉強した題材です。しかし…カタルの目から観ると、今は少し「割高」に見えるのです。だから取り上げた後、株価は上がりましたが、また下がるだろうと思っていました。

でも3月の末だったかな? 京都に行った時に…新幹線の車内広告に「世界一の成長力」だったかな? 何か…その成長性を、宣伝していました。でも今、週足を観ると「宣伝通り」だな。と思いますね。何しろ100円以下の61円台から株価は2406円ですから39倍です。僅か…10年足らず…2017年ですから、驚きました。

今回は、初めて…の試練です。200日線は下回りましたが、週足では52週線が1339円ですから、その辺りが「下値の限界地点の可能性」が在ります。しかし業績を観ると…この2年間は20%を割れる「成長性」ですが、利益率は辛うじて…10%台に乗るのでしょう。可能性がある株です。

この利益率と成長力の組み合わせが銘柄を発掘する「鍵」なのでしょう。

かなり…当たっていると思っているのですが、なかなか…気分が優れません。コロナと思われる症状は改善をして…体調は回復しましたが、なかなか…スッキリと先が見えないのです。なにか…「得体のしれない」不安感が在ります。これが、何か…よく分かりませんね。単なる「杞憂」なのかどうか…。

株式投資は、いつもそうですが、「無理をしない」ことです。持ち続けようかな?…と思いましたが、1445円を割れたので1440円まで、カタルが「ジェイドG」の株を5000株程叩きました。やはり75日線にタッチした方が「奇麗」なようにも…見えます。

でも同時に…この「時間軸のジレンマ」が、「ご褒美」に繋がるようにも思えるし、「サッパリポン」なのです。まぁどっちでも、良いですね。上がっても、下がっても…どちらでも対処が可能です。時間経過をすれば、大丈夫なのです。問題は目先だけの話です。

昨日、「大阪チタン」(5726)の2450円が買えず…逆に、「魔坂」と思った2650円が利食い出来たのです。これには「ビックリ」しました。この株も、反発するには「時間」が足りません。

「3Dマトリックス」(7777)も同じです。昨日は320円までしか…売り指値を入れてなく…魔坂の343円でした。この株も、カタルの読みとは、いつも「違う動き」をします。説明できるとすれば、やはり「アルゴリズム」の影響なのでしょう。「エーザイ」(4523)も大きく跳ねた後です。

「データセクション」(3905) の日足

カタルのような貧乏人は、早く展開して「欲しい」のですが、調整波動と言うのは、値幅より「時間」の方が価値が、数段、高いのです。「データセクション」(3905)の「変動率」は、未だに…高いです。ストップ高に、ストップ安の繰り返しです。どうして、こういうやり方をするのでしょう。カタルには「サッパリポン」です。

でも凄い株になりましたね。カタルは600円台の時にやっていたのです。それが…4320円ですから、驚きです。なにか一つ…「クリーンヒット」する銘柄が見つかり、力を入れられれば良いのですが…「ジェイドG」(3558)の時間軸のジレンマは、「叩いても。叩いても」もう下がりませんが、やはり、何か「インパクト」がないと駄目なのでしょう。下地があるが…「パンチ」が足りません。

50万程度買うつもりなら、「面白い」対象です。

今日は、市場から批判を受けていた「エレクトロン」(8035)が来ています。最近は「後工程」ばかりが注目されていますが、「エレクトロン」の方が、筋は良いのでしょう。他にはそうだ…「ニデック」(6594)の話が、日経新聞などに載っていました。

「ニデック」(6594)の 週足推移

永守さんは、なかなか素晴らしい経営者です。そもそも高齢ですから、後進を選択する基準が高く…部下が「忖度した」事案なのでしょう? カタルは此方を参考にしました。この株は、まだ結論が出ていませんから、「倒産まで」覚悟して…臨む必要がありますが、カタルは「週足」が気に入っています。だから「打診買い」を入れたのです。

まぁ色々書いたけれど…「無理をしない投資」を、心掛けるならそれで良いのでしょう。どっちみち、完璧さを求めても無理なのです。自分で株価をコントロールできません。

「大阪チタン」(5726)は2500円割れに成ったら…もう一度、参加を検討します。「3D」は、今は、とっても…まだ、買う気にはなりません。しばらく…残りは「ほったらかし」です。そう言えば「富士山」が眺望できる…山梨の「ほったらかしの湯」に、昔、良く行きましたね。

最近は「打診買い」ばかりで…「的」を絞れてないから、カタルの意見など鵜呑みにせずに、自分で考えてやりましょう。しかし…大切な事は、「自分の力量」を超えない投資です。ここを「気を付けましょう」。また…明日。

やはり1440円まで叩きましたが、カタルの「墓穴」です。売りの追随が、観れらません。「トホホのカタル」は、いつまで続くやら…またね。



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