カテゴリー:コラム

雨の日は映画日和

ガックリ…くる「村社会」の継続報道が、日経新聞に掲載されていました。当初、この9月末に東芝のTOBが決まると思っていましたが、根強い…「村派閥の抵抗」に遭い、右往左往している様子です。

最後は「奉加帳」で決着ですか…。時間をかけて取り組んで来ましたが、あまりの時間経過で…半導体子会社のキオクシアの資産価値が劣化し、投資ファンドも手を降ろし始めたのでしょう。このような「成田闘争」は、悪戯に時間の浪費だけです。止めるべきですが、安倍さん「国葬」問題と同じ土壌の村派閥の力が、依然、強いことが分かる事例です。

516兆円の内部留保から、日本は変わり始めているという認識ですが、このような報道を観ると、なかなか…38915円の奪回も「遠いのかなぁ~」と思います。本当にガックリです。

東芝なんか…倒産させれば良かったのです。市場原理派閥のカタルは、悪戯に「延命」を諮らずに…「新陳代謝」を促して、新しい社会の構築に動くべきだという考え方です。情けない…。

ロシアや中国などを批判している日本も、細部を観れば…「既得権保護」の為、フェアなルールでない部分が沢山あります。市場原理を優先させるべきです。東芝の事例は、世界に日本の「決意を示す」事例を観ていただけに、「奉加帳」とは…同じ日本人として悲しく思います。

株屋が、どんな思いで…失われた時代の33年間を過ごしてきたか?

まるで政策首脳部は分かっていません。だから…コロナでも、なんでも…医師会のような連中がしゃしゃり出て…オリンピックの選考の裏取引なども出てきます。森元首相を挙げれば…良いのです。この辺りは…安倍さんとは違うから、メディアも悪戯に騒ぎません。

改革派は、まだまだ…「棘の道」なのでしょう。本当に…こんな成田闘争をして、世の中の維持が出来るのでしょうか? 悪戯に…改革を拒み、時間浪費をすれば…それだけ「後の社会は激変」の世界になります。大変ですよ。年金生活者は…。

今でも…間に合うかどうかの瀬戸際なのに…。株価は正直です。未だにモタモタしています。これだけの好業績で、「利回り株」になっても、世界からお金が入って来ません。何も、インバウンドだけでなく…世界の待機マネーは、「運用先に」苦しんでいるのです。折角、日本株の「爆発高のチャンス」到来なのに…大丈夫かな?

33年間も批判を続けているカタル君も、既に年金生活者に成り下がりです。今年は67歳で2年目になります。

先日、パック旅行に行ったのです。参加者は10人程度の団体ですが…添乗員にバスの運転手とバスガイド付きで、電車はグリーン車でした。参加者は何れもカタルより上の「団塊の世代」と思われます。若者が働き…老人は年金で「旅行三昧」です。何か…が狂っています。

道を歩けば…道路工事をしており、作業員の数より、ガードマンなどの…実際には「働かない人」を数多く雇っています。あの人たちの給料は、当然、工事費用に加算されます。こうやって「社会的な弱者」の雇用を支えて、みんなで…必要もない「無駄なお金」を使っています。うたい文句は「安全・安心」です。

このような「標語」を出されると…改革派は効率化…程度しか反論が出来ません。

失われた時代の30年間に…「方針転換」が進み始めてきましたが、ようやく…日本製鉄の橋本さんの「孤軍奮闘」です。橋本さん一人では、なかなか…村社会派閥の集団に敵いません。

衰退する朝日テレビ(9409)の株価推移

安倍さんが亡くなられた後の国葬問題でも、これだけの「国民の反対」派閥がいます。この「烏合の衆」を先導する…テレビなどのメディアの地位は、株価を観れば明らかのように割安圏になっています。「テレビ朝日」など…あの六本木の資産だけで、どの程度なのでしょう。当然、TOBの対象ですが…村論理があります。市場原理で、物事が決まらない東芝のケースは試金石です。

こんな事ばかりを書いているから…「根強い支持層」はいますが、なかなか閲覧者数も横ばいのままですね。でもカタル君の運用手腕は、年々向上しているように感じています。

今年は2018年と同じように…「難しい相場」です。昨日、書いた会員レポートに、その比較を載せました。あの時は…10月に入ってから、更に「駄目相場」が加速しました。そうして最後の砦で、「東邦チタン」のMLCCを取り上げました。チタンは駄目でしたが、片肺飛行ですが…それでも、最初はどうにか絵になりましたが、続かずに「討ち死」をしました。

現在のFRBの「QT政策」は、全く…同じ環境です。

2018年は金利が下がると止まり、株価は、2019年になってから、持ち直し始めました。ただ今回のパウエルは、完全に出遅れた馬鹿野郎ですから、馬鹿はバカなりに「トラウマ」を抱えます。だから…心配です。まだ消費の「火種」が残っているようで、堅調です。正しい…政策運営をするなら、その前提で「株価の行方」を考えています。

実は昨年の春、カタルは運用途中で4月15日に投資金額の200万円を引き上げました。好調な運用成績だったようです。ホンマかいな? 昨年、4月16日の段階で、株の儲けが1924万円になっています。そんなに儲かって…いたのかな? だって年初の投資のスタートは1300万円の筈です。そうか…。それが9月24日では、儲けが3551万です。昨年は船でしたね。そうして散々の目に遭っています。

この4月の段階では、たぶん…「インフレ度合い」を心配していたのでしょう。そこに好調な運用成績が重なっていたら…お金を引き上げたのでしょう。今年以上に良かったのですね。今年もマズマズの成績かな?…と思っていましたがチャンスはあるのです。

やはり、もう直ぐ「あちら側」に行けるかもしれません。

カタルはいつもそうですが…「決め打ち」をします。カタルの野球の経験は、小学生の打撃賞くらいです。中越大会の決勝戦で、さよならヒットをセンター前に打った「想い出」は、今でも…記憶に鮮明に残っているから不思議です。一塁ベースを踏むと…仲間が駈け寄ってくれて、めちゃめちゃに叩かれました。その決勝打のお陰で打撃賞を貰ったのです。

「決め打ち」と言っても…株の場合、野球と違い、投手のカーブに的を絞ってバットを振るわけではなく…自分の相場論を「頭に描く未来の相場」に賭けて…投資をします。今回はご存じのように…「Jトラスト」に熱くなっています。

Jトラストの来期予測(四季報数字)

金曜日の四季報を観ての下げも、「材料の出尽くし」感からの「フルイ」になっています。558円までの戻りは、かなりの人が…あの時点では利食いをしています。そうしてストップ高して、755円ですから…一度は前の山の「利食い」を消化しており、再び689円までの過程でも…「ヤレヤレの売り」を誘い、今回も、ご丁寧に…再度の「フルイ」です。

Jトラストの日足推移

前回、同様のパターンなら、前回は12本の「a」でしたが、今回は11本の「a’」です。そうして今は、前回の「b」の場面の再来で「b’」を演じています。この後は、グリーンの「c」に移行すると思っていますが…果たして、どうでしょう。

前回同様なら…この後の「c’」の出現を待たれてから、相場に参戦すれば良いのでしょう。より確実です。多少、株価は高く買うことになりますが、689円の壁を抜いたところから買い乗せでしょう。

場合によれば…延長戦の形も、あり得ます。過去の第二株価上昇波動は、75日線の上昇を待ってから、相場が、スタートしている場合もあります。こればかりは…「仕掛け筋」と「全体相場の行方」で、今後の相場が決まるのでしょう。

この75日線はまだ534円です。10日間で20円ほどの上昇ですから…今の株価まで上がるには…物理的に620-534=86/2=43日間で、10月の末に、新しい株価波動が生まれることになります。

まぁ、どちらの…選択にせよ、何れ、4桁相場は「確定」でしょう。あの四季報の来期の営業利益、75億から…最終利益37億円の予想は、明らかに間違っています。Jトラストの会社説明会を観ると分かります。だからこそ…カタルは仕掛け筋の狙いが、分かります。高い乖離状態を演出して、「空売りを誘って」…休みを入れるのでしょう。一気に、4桁相場になったら、市場人気を集めます。

やはり「連続高」は、必ず…信用の「取り組み」を好転させます。「国際紙パルプ商事」のような「好業績株」でも、目先の筋は、値動きだけを観て「空売り」を入れるのです。全体は悪いし…Jトラの回復は、本物でしょう。

Jトラストのインドネシアの融資残高推移、赤字は前年同期からの増加額推移

だって…月次の資料を観れば分かります。毎月、伸び続けています。金利は上がるし…「貸し出し」にも有利です。だから時間をかければ、間違いなく…ドンドン「膨らむ蓄積型」の利益なのです。

久しぶりの…ひょっとしたら、「仕掛け筋」は「過去の相場」をイメージしているのかもしれません。もし…株価の前に…「1」が付いたら、どうなるか? 空売りはゼロですが、買い方は、無限なのです。「1」が「2」の数字になることも…「5」になることもあるのです。大変だなぁ~と、夢が膨らみます。また明日…。

九州の人は大変ですね。東京でも雷が鳴り…雨が激しくなってきました。お気をつけてください。

こんな時は映画でも…如何でしょう。自分が老人の部類になってきたためか…最近は、こんな「人生」は、どんななのだろうと…と、「老人が主役の映画」も観るようになっています。二つアマゾンから無料の視聴が出来るものを紹介します。先ずは「43年後のアイ・ラブ・ユー」…そうして「イーディ、83歳 はじめての山登り」は山登りの話です。

主役が老人ではありませんが、他にも…こちらもマズマズかな? 「アデライン、100年目の恋」羨ましい…と思いますが、立場が変われば…悩みがあるのでしょう。まるで株の世界の価値観です。いずれも…アマゾンの会員なら無料で視聴できます。

会員の方は「新しい原稿」をアップしたので…お読みください。



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