アーカイブ:2015年9月

09/02

かたるいやはや…なかなか株での金儲けも難しいものですね。最近は目先張り投資も始めており、昨日は引けにかけシャープやアイフルを投げました。でも今日は、再び買ったものもあります。三菱UFJにも再び挑戦ですね。目先、そんなに上値を期待している訳じゃありませんが、格好の二番底形成です。正直に言うと、昨日は反発か…と思っていたのです。何故、あんなに下がるのか…理解に苦しみましたね。NY市場の下げの解説を、メディアは中国懸念や原油安などと述べていますが、全然、的を射ていません。まるで素人が解説している様な文言が並びます。

理由は日経新聞トップの為替予約に対する証拠金の規制ですね。これは中国の市場原理化を大きく遅らせるものと…判断されたためでしょう。基本的に中国は輸出中心から内需主導の形にせねばなりません。(GDPの構成比率を変える)一人あたりの所得は、依然低く、そりゃ、一部の金持ちは大勢いますよ。日本人より所得が、ずっと高い人が大勢います。でも消費主体の経済への構造改革は、時間が掛かります。日本を見れば分かります。中国は日本型を真似して成長してきました。固定資本形成に加工貿易ですね。でもリーマンショックを機に、資本の導入が止まり、大規模な公共事業投資で、どうにか高い成長率を維持してきましたが、歪みが大きいですね。基本は、一人っ子政策の弊害です。日本以上に大変です。改革に時間が掛かる為に、ソフトランディングが欠かせません。

この為替規制は元をただすと、ドル資産の引上げですね。中国の民間企業は、ドル建ての借金も多いと言います。金利差が大きかったからでしょう。どうも市場の流動性が不足気味なのでしょう。それで公開市場操作を中心に、公定歩合、預金準備率と立て続けに手を打ち流動性を、市場に投入しています。どうも米国の2年物国債金利が上がっている理由の一つに、中国による米国債の売却が、背景で影響しているのかもしれません。それを市場は誤解して、9月の利上げの可能性を心配しているのかも…。ブラジルから中国、深刻なのはロシアでしょうが…弱気材料は、更に2幕も3幕もあります。

しかしカタルは、もとから楽観派です。故に、苦労する人生を歩んでいます。なかなかデフレから脱却しませんからね。地所の1兆円規模の大型投資は、2017年着工の2027年完成だそうです。いよいよ動き出しましたね。これがデフレからの脱却の動きです。三菱は、国家戦略の要の企業です。分かりますかね。この意味が…。官僚は馬鹿ではないのです。失われた時代は、世代交代に必要な時間であり、日本人の教育時間だったのでしょう。新しい時代に向けたステップ・アップの為に、必要な時間経過だったのです。待ちにまった時間が、ようやく経過し、政策が効く形になったのでしょうね。

世間では色々言いますが、国家戦略に沿った投資が、正しい道ですね。デフレ脱却が先ず必要で、その後に、初めてユトリが生まれ、スマートコミュニティーへの冒険への投資が盛んになります。この信念は変わりません。ようやくケネディクスは注意喚起が外れましたね。カタルが相場にならない理由の一つと考えていた「タガ」が一つ、外れます。理由は、証券マンは、注意喚起銘柄を推奨できないのです。勿論、ディラーも手掛けることが出来ません。様々な規制がありますからね。これで2年越しの規制が外れ、フリーハンドを手に入れることが出来ます。相場を構築しやすいですね。仕掛け人が入る可能性も出てきました。実は昨日の下げは、仕掛けかな?とも疑っていました。そうして規制解除と…タイミングよく重なっているので…、ひょっとすると…と、淡い期待も抱いています。しかし何しろ2年なので、流石のカタル君も、本日の385円は見送りました。実は昨日420円を買ったのですね。相変わらず…下手です。

さて、この所の下げは専門的な知識が必要で、相場の理解が、なかなか進みませんが…カタルの主張は一貫しており、1937年問題を宿題とした時から、今回の下げも視野に入っていました。でもこんな調子では、下がりませんね。それに…日本は、世界の中で一番強いのです。非常に条件に恵まれています。

インバウンド需要を見ても分かります。この意味は日本製品の価値観を再認識させられた事ですね。そうして、いくら安いと言っても品質に、疑念が付きまとう製品は競争力がないという事を、再認識したことです。故に日本の食品株などが、上がるのは分かるのですが、あまりに異常な価格形成ですね。一方、三菱UFJのように純資産価値を下回る株価が多く存在する市場は歪んで見えます。だって…赤字なら理解できますが、黒字で配当もしている企業の純資産割れは、あり得ないからです。既に、資産価格は上昇し始めています。ところが市場評価は、相変わらず低いままです。この歪みを正す作業が、何処かで加速します。そうなって…初めて、デフレ脱却を成し遂げたといえます。指標としては、三菱UFJですね。4ケタ以下などの水準は、論理的に、あり得ないのです。

今日の株価が766円ですから、目標を現実的な1000円とすると、約30%ですね。3年で1000円を付けるなら、年間10%以上の利回りになります。配当もあります。故に、年金基金はコアとして1000万株単位で買うべきタイミングです。それを目先の動きに怯えているようじゃ…素人と同じ感覚ですね。プロはプロらしく、粛々とドル平均法で買い続ければいいのです。先日、米国大手のヘッジファンドが、野村証券を買ったそうですが、同じような感覚ですね。

日本の金融力は、日銀の量的緩和で力を付け、正常化しています。だから大型のM&Aが可能になっているのです。日銀が大量の国債を肩代わりして…銀行経営に自由度が生まれましたね。非効率な国債から、高い利回りにお金が向かっています。1%以下の金利に縛られる幻想を捨てねばなりません。

先日、財務省が低金利での国債の資金調達を増やしましたね。「狼煙」だとカタルは考えています。何度も言いますが、バブル期は1000万株単位の注文が、市場で溢れていたのです。あれから26年が、間もなく経過します。7%なら10年で2倍ですから、7倍程度になっている時間経過ですね。つまり今度のバブル期は、1億株近いワンロット注文があっても不思議ではありません。地所のタワービルが完成する2027年に向け…日本は急速にスマートコミュニティー化の道を歩むのでしょう。

三菱UFJは、本日の下げで、下値の窓埋めが完了しました。通常、このように…2番底を打って、株は底入れをするものです。716円が一番底、そうして今日の748円は、二番底でしょう。今度、28日に付けた826円を抜けば…底入れ感は、更に、ぐっと高まります。25日が底だとすれば、2週間後は…来週の8日の火曜日ですね。だいたいイメージ通りですね。

問題は、どれを選択するか? かたるはケネディクスにクラウドワークスなのですが…、実際の目先は、三菱UFJに、アイフルかシャープと今の所は考えています。本当はケネディクスと言いたいところですが…なかなか、確信が芽生えません。でもアイフルとケネディクスは、同じ株価波動のリズムの銘柄です。故に8月17日に両者の株価比較推移を載せたのです。ここで、もう一度、掲げておきましょう。今では完全に株価が逆転しています。

ケネディクスとアイフルの株価比較
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ケネディクスとアイフルの株価比較

最近解説してないVテクですが、若干、玉が残りました…と云うか、残したというか。理由は、一般的にスマフォの需要が減退し設備投資も駄目だという認識ですが…何もM&Aを実施してまで、経営者が準備しますかね。余程の先行きへの自信がないと、あんな投資をしませんね。それに、この下げでの株価の動きは意外に強く感じます。なかなかカタルが最初に推奨した株価まで落ちませんね。この3000円割れで底値形成の動きです。もし株価が騰がると、一般認識は、スマフォは駄目に変わっていますから…意外に仕手化するかもしれません。もともと一株利益が本当に200円なら…5000円程度は妥当とも言えますからね。

さて皆さんの選択は、如何に…。カタルは今回の下げの賞味期限は9月に行われる米国のFOMCまで…9月16日、17日までと、先日、述べました。株価はその前に底を打ち、織り込みます。ユトリの無い人は様子見をして、更にない人は、出来るだけ、じっと我慢です。でも危ない人は、いつも言いますが、早めに投げるべきです。自説に拘るべきではありません。損切りをすれば、また違った面が見えてきます。不安を覚えるのは、自分の力量を超えた投資をしているからですね。無理をすべきではありません。お金持ちはガンガン買い続ければ良いのです。何故なら、メディアは、既に世界株安を大々的に報道しています。

どうせ、あと半月もすれば…結果は明らかになります。互いに頑張りましょうね。



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