アーカイブ:2015年9月15日

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かたる:人間心理とは、面白いものですね。この所の空売り比率は高く、昨日は42.4%だそうです。商い面で見ると、既に売買高は様子見から少なく…ピークを超えているように見えますが…実際に株を持ってない連中が、売り圧力になる景色は、やはり政策不信でしょう。カタルはデフレ相場が、もう直ぐ抜けるけれど…、依然、デフレ脱却は完了してないと思っています。よく引き合いに出すのが「三菱UFJ」です。純資産が四季報数字では、一株当たり1083円もあり、現在の株価が763円と言うのは、どう考えても、黒字で配当を実施している企業の株価ではありません。このような銘柄が、市場を見渡すとゴロゴロしています。つまり市場原理が歪んでいるのです。だから簡単にTOBが成立するような市場にすべきですね。

カラ比率の推移(日々)
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カラ比率の推移(日々)

経営者のコープレートガバナンス意識が不足しています。経営者はROE経営を心掛けるべきです。この所…日経新聞は、この宣伝をあまりしていません。本来なら、株価が下がったので、企業は自社株買いラッシュになっても、おかしくありません。マツダなどは何をしているのでしょう。しかし…。日本村は、集団行動は得意ですが、スタンドプレーは毛嫌いされますからね。「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」…の村論理です。歴史を見ると官僚は国家権力を駆使し、「国策逮捕」を繰り返しています。ライブドアの堀江さんが行き過ぎだとみると…東京地検は、自分達の価値観を押し付け、国家のルールを決めます。しかし、その後は公平なの? IHI、オリンパス、今回の東芝と…実刑者は出るのでしょうか? どっちが…大きな犯罪なのでしょう。

古くは…バブル期のリクルートです。ダヴィンチも、たぶん、金融庁の査定が厳しく、銀行への圧力から敗退したのでしょう。最後は、政治力がものを言う世界ですね。自分達の失敗は…東電の原発を見ると分かるように、全く責任を取りません。哀しいルールですね。しかし、これが現実です。60にもなって、なにを青い事を言って…と、お叱りを受けるかもしれませんが…。でも与えられた権利の中で、一生懸命に生き、成功している人も居る訳で、所詮は、敗者の愚痴ですね。今回は、最後のチャンスで…絶対にデフレから脱出しますね。必ず、そうなります。理由は「財政ファイナンス」に突入しているからです。既に退路は断たれており、やるしかありません。

携帯料金の引き下げは、もっと早く起ると…思っていました。でも遅かったですね。所詮、現状は料金産業なのです。故にPERは10倍以下の筈です。成長論理が適用できない業種ですね。しかし…カタルは、ソフトバンクのペッパー君に、期待しています。同時にIBMのワトソンです。バフェットがIBMを買っているという報道を見た時に…やはり彼は天才だな…と思いましたね。金融庁は時代に押され、ようやく「フィンティック」に対し、前向き評価に態度を変えました。アップルの電子マネー採用の為ですね。グーグルも参入です。しかしカタルは、前からスイカなどキャッシュレス社会の話をしています。楽天が買収したソニーの子会社は、今では宝の山ですね。

銀行には眠った非効率の資産が、山のように存在します。一度、皆さんも、東京に来られたら、東陽町の三菱UFJをご覧なってください。一等地なのに…土地が更地で遊んでおり、店舗も活用できていませんね。資産の無駄使いをしています。官庁もそうですね。東京都の休眠地は、どれほど存在するのでしょう。効率化が必要なのです。本日の日経新聞に都銀のROAの話が載っていました。これだけ雁字搦めに縛っていれば…成長の芽があっても、活動できませんからね。金融は規制が多い世界です。何をするにも…御上にお伺いを立て、たいていは却下です。そうして海外からの進出で、ようやく重い腰を上げるのが日本と言う国です。明治維新の頃のお雇い外国人の精神は、どうしたのでしょうね。

007は今度、シリコンバレーに先端リサーチセンターを設けるとか…。この会社の魅力は此処ですね。何が出て来るか分からないワクワク感があります。IoTに絡み、世界の先端を行くのです。だから株価が高くなると…買いたくなるのです。本当に不思議な株ですね。株価が安いと…まったく買いたくないのですが…。でも1000円以下は、過去のトレンドからみると、いつも買い場になっています。先日、カタルも少し買いました。でも最近は、クラウドワークスを買っています。今日も、買っていますね。でも毎日5千株と…僅かですが、寄り前に売りが出ますね。この売りが切れれば、きっと株価も上昇するのでしょう。それまで慌てずに、時間を置きながら、拾えば良いですね。此処から更にやられても、たかが知れています。オリックスも良いですね。昨日は沢井製薬の話もしましたが…良い会社が、沢山あります。

チタン輸出の現状(貿易統計より)
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チタン輸出の現状(貿易統計より)

そう言えば、昨日、友達から電話があり、「大阪チタンってどうなの?」…と聞かれました。ジャムコと同じで、航空機需要を期待して、カタルは上がると睨んでいた株です。でもボーイング内に在庫があった為、更に新しい航空機は、チタンが高価なために、代替え品に切り替わっていますね。しかし最大の輸出国のロシアが、ウクライナ問題で取引がおそらくできないのでしょう。故に、急速に在庫が減ったようで、先日、日経新聞に増産報道が出ていましたね。しかし…日本の電力料金は高いですからね。原発の稼働で料金が下がるかどうか…。

更に原油安により、産油国の海水淡水化プラント需要は、一気に減ります。住友化学と同じで…東邦チタンはサウジと組んで、今度、生産しますね。でもおそらく…本格稼働まで5年以上の歳月が、かかるのでしょう。大阪チタンは、期間限定の賞味品の可能性もあります。老朽化している設備で、非効率なのが現状でしょう。しかし…カタルは、以前から追っている資料があります。それを紹介しますね。カタルは貿易統計を調べ、業績推移を追っています。間違いなく企業業績は、上向きです。先日の増産体制も裏付けがあるのです。こちらがその様子のグラフです。

よく読者から、割安の良い銘柄が見つかった…とか、メールを頂きますが、そんな株はゴロゴロしています。問題は、誰が仕掛けるか?…なのですね。大阪チタンは、欧州系のファンドに好きな連中がいるようで…その連中が、いつもやりますね。だから今回もこのチャンスを逃がさないと思っています。この株は、Vテクのような存在ですね。しかも素材産業なので…ある所から、一気にチタン価格が、急上昇することがあります。そうすると…一株利益が5倍程度は、当たり前に増えます。一気に200円、300円と急増することがあるのです。そこで仕掛けると…大衆が参加しますね。一本釣りの可能性が存在します。この手の株のリストを…紹介しておきましょうか…。

高値株のリスト
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高値株のリスト

今日は安いですが、このリストに、最近、人気になってきたパイオニアが登場していますね。理由はおそらく、子会社、インクリメントPと言う地図コンテンツの会社が、各社のナビに地図情報を提供している為と思われます。ドイツは、共同でフィンランドのノキアの地図事業「HERE」を31億ドルで買収したとか…。ノキアは8年前に米国から81億ドルで、この会社を買収したのですね。8年間で50億ドルの損失です。

先日の報道は、このHEREとインクリメントPが共同事業を進めるとの話しでした。実はこの話、トヨタにも…参加しないか?と言う話が、存在しているようです。全て自走車開発絡む話ですね。故に、カタルは日本政府に、社会インフラとして、早く、準天頂型衛星を打ち上げ、4機体制にして準備しろと述べています。最新研究の精度は、地図と実際の誤差は10㎝どころの話です。しかし、いずれは、1センチ程度の誤差になるのでしょう。しかし、現状は1メートル以上と言います。非上場のZMPとも絡み、ソニーや007も関連していると思われます。

今日は、取りとめのない話ですが…このような背景の材料が絡み、仕掛け人が企業業績に合わせ、仕掛けを開始するのです。大阪チタンもそうですね。それが成功するかどうか?こんな事は、誰にも分からないのです。あとは資金量と、相場観の腕ですね。相場と言うのは、そんなに単純ではないのです。ただ企業業績が良いだけでは…駄目なのですね。演出が必要になります。最近は、力のある演出家が居なくなったので…相場が単調で、面白味に欠けますね。加藤あきらの頃は、面白かったですね。小説もそうですし、テレビなんかも、脚本家の善し悪しにより、出来が決まります。相場には、演出家である黒子の存在は欠かせません。僕に200億程度あれば…良い相場を演出できると思っています。

さて今週は様子見で仕方がありませんが、何度も言いますが…イエレン女史が認識しているかどうかなのですね。本当は、既に、ここまでこじれているから…0.25%程度引き上げ、いつでも量的緩和を再開する用意があると、明言することが大切ですね。更に新興国への配慮が欠かせません。その辺りが文言に盛られるかどうかなのです。金利など、どっちでも良いのですね。既に金利を引き上げた体制に変化していますから…。問題は未来への安心感なのです。中国は矢継ぎ早に対策を打ち、マネーストックの水準も高い位置です。残念ながら日本のように…統計数字が見られるのかどうか…英語は兎も角、中国語はどうも…探すのが大変そうです。

もうゴタゴタは一般化していますから、更なる「お化け」が登場しない限り、もう大丈夫なのです。あとは自分との対話です。自分の力量を知り、分をわきまえることですね。それでは…また明日。



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