アーカイブ:2015年9月

09/25

かたる:講演を途中で医師の診察を受けたと聞き、村山首相が緊張のあまり、体調を崩したことを連想しました。イエレン女史も、相当なストレスを受けているのだな…と思っています。しかし講演の内容は論理的な説明に終始し、確実にインフレはやって来るので、その準備が必要だ…と言うものだそうです。カタルも前から世界の中央銀行が量的緩和を実施しているから、必ず、インフレになると思っていました。その方が自然ですね。新興国のレベルアップ、そうして再びバトンは先進国へ、特に日本は世界に先駆け、バブル崩壊を経験しています。この長い失われた時代のマグマは、相当、溜まっている筈です。故に「1300兆円の逆襲」なのですね。

カタルは、そもそもガラガラポンのリスクまで指摘し、ケネディクスを推奨しているのは、その辺りの事情も、考慮されています。このだぶつくマネーが投機ではなく、電脳の新しい社会を形成する為に、スマートコミュニティーへ向かうと考えています。壮大なスケールの相場ですね。産業革命を凌ぐ、人類の歴史的な1ページです。同時に…1937年問題も揺らぎとして存在しており、その辺りの時間の流れの進展が読めません。でもあの当時と違い、世界経済の統計は、直ぐに世界を駆け巡り、市場と現実とのギャップは消化されていますからね。でも紹介したヘッジファンドのレイ・ダリオ氏の見方も存在します。勿論、イエレン女史の構想も、よく理解できます。

この辺りの選択は難しく、欧州の銀行の不良債権増大、更にフランスの失業率悪化なども影響し、混沌としており…全く見えないのが実情ですね。政策担当者は、難しい選択を迫られています。故に、市場経済に於いての政策は、市場に政策発動のタイミングを計るのが正しい決断だと考えています。中国経済のマネーストックの伸びは13%台にあり、いたずらに景気動向を気にする必要はありません。中国は一人っ子政策の影響で、日本以上に大変です。今だけ…ですね。この不満が爆発しないで…何処まで引っ張ることが出来るのか? カタルは中国の政策運営者は、日本よりずっと、優秀な連中だと考えています。

アララ…割れましたね。シャープの話です。前回の安値がたしか…142円だったはず。相当、実態は悪いのでしょう。でもオリンピックを控え、テレビの更新需要が間もなく起りますね。でも4Kではなく、おそらく8Kへの移行と考えています。この液晶絡みの投資は、長い期間、続く可能性があり、今は一時的な落ち込みだと思っています。そんな中、捨てきれないで…玉を残したVテクに大型受注が、舞い込んでいると言います。調べたら…今期の売上予想が260億円ですから、40億円は大きな金額ですね。15.3%です。中国株の下落やファナックの投資減予想から、大きく売られましたが、カタルが最初に推奨した3000円割れはキープしており、これだけの全体の下げにも拘らず、先行きは意見が割れるだけに、意外に…面白いかも知れません。

最近、強く見えるケネディクスですが…、昨日は17億円の特別損失の計上との報道がありました。予定されている28億円の特別損失の一環の処理だそうです。通期の業績予想には影響ないそうです。こんな事はどうでも操作できる範囲ですからね。何故、今日は高いのかな? あとで時間がある時に、昨日アップされた決算説明会の様子を聞いてみますね。

昨日も強かったパイオニア、Vテクも浮上し、ケネディクスもそうですが、サラ金のアコムやアイフルも、依然、残っているようにも見えます。クラウドワークスは、割れたのですね。内部増資の555円を…。きっとベンチャー投資が盛んになっており、社長が浮かれているのかもしれません。新築の良いビルに引っ越したりしていれば…経費の無駄使いですね。まだ事業は軌道に乗ってないのにも拘らず、雰囲気で上場しましたからね。でも…少子高齢化社会の中では多様な働き方が求められており、確実に追い風は続きます。だからカタルは株価が低迷していても…また買います。下がれば下がる程…買いたくなるのでしょう。困った性格です。

最近の新規上場株は、金を手にしたい連中が多く困ったものです。10年程度、じっくり育てることをしませんね。通常、確りした伸びになるまで…10年や20年上場しない方が良いですね。リクルートのようなものです。しかし流石、この会社は、なかなか下げませんね。スマートコミュニティーを代表する有望株に育って行くと思っています。お孫さんに如何ですか?1000株も買えば…都内に家が建つかもしれません。オリックスにも期待しています。

ブラックロックがTHKを買ったと報道されていました。設備投資と言えば…THKも浮上しますね。2000円を割れている水準は、安いんじゃないかな? 寺町さんは昔よく、市場を賑わしましたね。先代は株好きなのです。確か今の社長は通産官僚出身じゃなかったかな…。あまりいい加減なことは、書けませんね。所詮、ばか大学出の記憶力ですからね。同じくブラックロックは、グリーも買っていたようです。先ほど読んでいた記事で、田中さんと山岸さんの事が載っているのを観ました。経営方針の違いから山岸氏は離れたと言います。おそらく…これですね。不自然な信用取引勘定の存在は…。この記事を読み、なかなか減らない空売り残などの存在の意味が推測できました。カタルは失敗した株も追っています。おそらく買い場だと考えているので、今日は軽く紹介した次第です。

失敗ばかりでなく…本文の中で紹介した銘柄で、株価が高騰したものが多くありますが、いつまでも、カタルが推奨している訳ではありませんからね。誤解しないで欲しいものです。確かに、ジャムコなどは今でも良い会社です。しかし株価は既に10倍ですからね。高橋カーテンウォールの1000円割れは、面白いかも知れません。現在株価は817円ですね。でも最近まで100円割れだったのですからね。カタルの時間軸は、少し皆さんの感覚と違うのでしょう。基本は狙い通り、企業業績が育つか、どうか…なのです。ケネディクスは、一株利益が100円台の水準が可能だと思っています。何れ…継続的に売却利益も計上するような環境になりますね。今回の処理で完全復活ですからね。今度は一気に、急角度の伸びが期待できます。まぁ、この予想も政策次第ですが…。

その政策ですが、昨日は…良かったですね。今日は買い気配スタートが多いかな?…と思ったほどです。「希望が持てる経済、夢を育む子育て、そうして、安心を生む福祉(介護)かな?」 一番は…600兆円の目標数字を、掲げたことです。残念ながら、昨日の安倍首相の会見では、具体性の提示はありませんでしたが、意欲は充分に伝わりました。「S&Pなど…やっつけろ!」です。何が「シングルA」なのだ。誰が見ても、正当な評価を得られるようになれば経済再生は成功です。カタルに、財政ファイナンスと陰口を叩かれているようじゃ…、いくらデフレ脱却と言っても、お題目ですからね。既に2年が経過し、3年目に入ります。まさにトホホ…です。

未来かたるではなく、今度は「トホホのカタル」に変名かな? 口は悪いけれど…まさにコンチクショウ!!なのです。それでは…また明日。



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