アーカイブ:2017年7月

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かたる:日経新聞に…何故、バブル期に形成された38915円が奪回できないか?…とのコラムがあります。理由は、明白ですね。日本の経営者と…役人が馬鹿なのです。「東芝」の事例をみれば分かります。「東電」の事例をみれば分かります。カタルが証券界に入った時、時代の花形だった通信機株の富士通、NECと沖電気の株価の話を良くします。富士通は500円、NECは400円、そうして沖電気は300円でした。既に、40年近く経過していますが、富士通は842円、NECは297円で…沖は株式の併合ですから、実質的には168円です。

分かりますか? 40年間ですよ。富士通だけが上がっているようですが…年率で1.3%程度の複利運用ですね。銀行預金の方が、ずっと効率的でした。この40年間の間に7%以上の郵便局の定額預金も、国債もありましたからね。(この7%水準は、10年で約2倍です。)つまり…銀行預金にも、花形企業だったのに株価が負けています。どう考えても…NECも富士通も、成長機会は多く在ったのです。如何に…日本と言う国が、偽物国家で…村論理意識が強いか、分かります。東京電力の後処理の仕方は、奉加帳方針です。ところが…関西電力も政府に異議を申し、裁判を起こしません。

今、進行している東芝は、何故、政府系の資金が、投じられるのでしょう。サッパリポンです。東証は、東芝を上場廃止にするのでしょうか? こんなバカなことを許すから、おかしくなって行くのです。これで…みんながハッピーなら、文句は言いませんが…。今の社会の閉塞感は、何でしょう。「希望」と言う言葉が、存在するのかどうか…。怪しいですね。みんなグルですからね。地検も裁判官も…呆れます。

プライマリーバランスの達成など…簡単ですね。日銀が常識に囚われず…ガンガン資産を買えば良いのです。カタルはスマート都市計画を打ち上げましたね。50兆円構想を述べています。国会議事堂周辺や皇居など利用し…高層都市建設などやリニア建設とか…東京の大改革をしても良いし…それこそ、温暖化なので北海道に首都を移転させても良いですね。いくらでもアイディアはあります。リートを1%以下まで買えば…民間の開発競争がどんどん進みます。まぁ、そんな事をしなくても、既に、日本は深かった「流動性の罠」を抜け出します。

本日は、何故か…知りませんが、不動産開発に絡む博打企業のランド(8918)の株価が賑わっています。偶然にも…昨日、カタルは、たった25000株ですが、昨日は18円の寄り値で買っています。17円にも用いたのですが、この指値は…昨日は買えませんでした。本日は仕方なく…寄り値で5000株、段階的に、今の所は19円も5000株、買えました。読者の皆さんは、博打株ですから…やめた方が良いのです。倒産の可能性もあります。

でも…カタルは、本格的に名目時代に突入するとして…先日から新興不動産の好業績ぶりを掲げ…、サンフロンティア不動産(8934)などを紹介しています。勿論、本命はケネディクスです。昨日の森トラストの新規案件など…この動きは、ドンドン加速します。カタルはユニデンの話を登場させ、藤本さんが銀座のビルを買い、不動産業を始めた話題を再三に渡り…述べています。そうして、孫氏が銀座中央通のティファニービルを、3%にも利回りがならないのに…個人資金で買った話をしています。現在、識者は、リートの利回り低下を、再三、指摘しています。2018年の大量の新規ビル供給とか…不安を煽っています。

この識者って…正しいのでしょうか? 1兆8000億円のAUMは、毎年10%近く上昇しているのです。だから…ランドのような博打が、ひょっとすれば…、ひょっとするのです。都民ファーストの躍進で、財務官僚を攻略できるとも思っていませんが…あいつらは、日経新聞に意見を述べる識者ですからね。宮澤喜一のような秀才です。カタルのような馬鹿では、ありません。でも日本を浮上させるのは…簡単ですね。

アベノミクスは、少々…トロイのですね。本当は、政策論争をして…民進党は、アベノミクスの「流動性の罠」を、ガンガン攻めれば…国民の支持を得られたのです。何故、電通事件などが、生まれるのか? いくらでも…政策論争に持ち込めたのですよ。蓮舫はやはり馬鹿ですね。折角のチャンスを…活かしていません。

何故、みずほ銀行に、何億円も預金をしている人は、みずほ株を買わずに…1%にも満たない預金をしているのか? サッパリポンです。どうせ…みずほが潰れるなら、1000万円以上の預金は…補償されないのです。それなら、預金より株式投資ですね。3%ですよ。昨日書いた人手不足に対応した急成長株は9月決算です。今期は大幅な減益ですが…理由はハッキリしており、この売上変化だけ見れば…抜群の成長力ですね。

2014年38億円が2015年47億円、2016年が58億になり、今期の予想は74億の四季報予想です。これは既に7月なので…ほぼ、この数字でしょう。ところが2018年の来年、四季報は、いきなり130億円の予想数字を掲げています。ホンマかいな?合併かな?と思いますが…違うのです。新規採用人員を、当初は900人の予想でしたが…あまりに好調で1750人に膨らませるのですね。その為に…今期は新人の教育資金が掛かり減益になるのです。

しかも…この会社、たぶん今期も減益にも拘らず、確定ではありませんが、20円配当が予想されています。この内容で4ケタ以下は、あり得ませんね。だから昨日、そろそろ動くと指摘したのです。ただ高値の期日が到来するし…信用買い残がムトー精工のように軽い訳ではありませんから、必ず、投げる人間が居ます。だから慎重に構えろ!と述べて710円以下なら、いくらでも買え…と言いました。

今、新高値を更新しているメイコーは…驚きましたね。本日は1585円まであり、現在は1551円です。この株…カタルが昨年暮れに…気付いた時は500円台だったのです。そうしてストップ高したので…諦めたのですが…。やはり凄い上昇ですね。もう3倍ですよ。100万円を2倍ずつ、10回繰り返すと5億円を超えるのです。ところがメイコーは、まだ1年も経過してないのに…1500円台です。カタルはこのメイコーの成功を見て…「ムトー精工」を連想して…先日から紹介したのですね。確かに…目先は100円以上、上昇しています。

しかし…メイコーと比較しても、ムトー精工は遜色なく…4桁銘柄は確定しているのでしょう。ただし…過小資本で板が薄いので、株価が飛んだら…買うのは、やめた方が良いのです。株は、必ず調整をします。今は708円に僅かですが7500株の売り物が転がっています。こんな風に…昨日も書いたのに、人材関連の昨日の銘柄の707円の1万の売り物が、後場から取り消されたのです。売りたいなら…株価に拘わらず、売らねばなりません。株価を見て、自分の考えが変わる奴は、所詮、株式取引に向いていませんね。止めましょう。

買うなら買う、売りなら売る。そうして、自分の考えで決断しないと…いつまで経っても負け組になります。カタルは、何時も有言実行です。SUMCOが下げていますね。今、1780円で200株だけ買いました。昨日、話したように…1800円割れから、再び…買い下がります。

カタルの意見に反対の人は、SUMCOを「空売り」すればいいのです。これは…貸借です。今、ランドが下げて来たので…18円と17円にも5000株ずつ買いを用いました。買えると良いね。本日の動きは…予兆かどうか…。銘柄など…なんでも、良いのです。

要するに…株価の動きに惑わされない。確りした理論武装をして、自分の仮説を元に、売り買いをしましょうね。当然のことながら…この仮説が狂う状況なら、ポジションを変えざる得ません。しかし…現状は、まもなく…深かった「流動性の罠」から抜け出すのでしょう。カタルは、そう考えて…シナリオを形成しています。その背景も話しています。

読者の皆さんは、自分がどう考えるか?ここが…重要なのです。株価が上がったとか、下がったとか…そんな事は結果に過ぎません。まぁ、結果は重要ですが、そのプロセスを重視して欲しいと思っています。だから、昨日はFRBの議会証言で、ダリオ時間に陥る可能性が低くなったので…NY株価は新高値を更新して…アマゾンも1000ドル台に復帰ですね。

ただ夏の微妙な空気感は、消えてないので…あまり期待されず、慎重に行動されると良いのでしょう。半導体、人手不足、1300兆円の逆襲ですね。この3つが、今の流れでしょう。自動車なんか…いくら割安でも、買っては駄目ですよ。どうせ買うならシャープの方がよほど良いのでしょう。しかし…まだ調整中です。それでは…また明日。



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