アーカイブ:2017年7月24日

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かたる:嘗て…日本が元気だった頃、誰もが、現体制を疑わず、言われた通り…従順に社会の既存のルールに従い、生きて来ました。一流企業に就職するために、良い大学に入る為に…社会の既存のルールに従って、多少の不合理さに目をつぶり、我慢をして生きて来ました。しかし…いくら馬鹿なカタル君でも、10年も我慢しても…変わらない動向を見ていると…何か、社会のルールの方が、間違っている…と思うのです。

一所懸命に…努力を積み重ね、10年、それでも…食えないのです。カタルは、もう、株の世界は駄目だ…これからは、インターネットの世界だな。何か、ビジネスをしようと…このIRNETの前身であるホームページ「株式市場 日本を考える」を、立ち上げました。当時は…電話回線を使ったインターネットへの接続です。

様々なページを閲覧して、回線を切った後で…読み直す。そんな時代でした。カタルは、新会社を立ち上がる為に…様々な市場調査をして、原宿の表参道でアンケート調査などを実施しました。最初は、恥ずかしかったですね。でも100人ものデータを集め、そのデータを元に、如何に、新規ビジネスが、有効か? 銀行に資料を示します。勿論、融資を受ける為に…担保も、入れるのですよ。田舎の土地ですが…。一応、田舎では…住宅地としてはマズマズの場所です。いつでも売れる場所です。

でも…なかなか融資は実現しません。このIRNETの事前調査もしました。上場企業30社を回り、データを集めました。当時、IRなんて…言葉が浸透しておらず…「それは、なんですか?」と聞かれる有様です。あの時のソニーは凋落の前ですが…大企業の部長で、あの程度ですから、日本は、大丈夫か?…と思った次第です。あれから…20年が経過します。

今の相場環境は夢のようですね。上がる株は100も、200もあるのです。こんな夢のような良い相場が続き、財産が作れないのは、失格ですね。でも貧乏人故…投資資金がなく、この「種銭」作りに苦労します。このまま…あと2年~3年程度、続くなら、たぶん達成できると思いますが…どうでしょう。

読者の皆さんは、前の原稿から、読み直せばいいのです。ほぼ…言った通りに、市場は動いています。本日のケネディクスは、既に出来高が400万株を超えています。本日は553円から始まり…現在の株価は565円です。本日は寄り付きで1000株だけ買いました。いつも有言実行のカタル君、レポートを書く以上…必ず、たとえ僅かでも…自分自身を実験材料にして、試しています。モルモットですね。

2日前かな? U-NEXT(9418)の増額記事が、日経新聞に載り、株価が上がりましたが…その時に、今度、株価が下げたら、買い場かも…とカタルは、確かレポートに書きましたので、本日は大きく下げていますから、先ほど…1090円で500株だけ買いました。勿論、DeNAも…先ほど500株、2480円で買いましたね。臨床データと同じで…資金力があれば、実験を多く出来ます。

メリルと小野薬品の話を、しているのですよ。所詮、規模が小さな小野薬品は、日本の厚生労働省の馬鹿政策の為に、薬価が髙過ぎるとの批判を浴び、見直し期間ではないのに薬価が改定されました。企業と言うのは、事前に資金計画を立てており、安易に変えるべきではないと思いますが…増え続ける医療費を思えば…仕方ないとも言えます。しかしあれは、馬鹿メディアの為に、行われた間違った政策ですね。間違ったメディアの誘導で行政が変わる事例です。

都議会に続き、仙台の市長選でも、与党は敗北したとか…。正確に、加計学園問題を報じるべきでしょう。もし不正があるなら…地検が、動くはずです。あの程度なら、政策の許容度の範囲だと…カタルは認識しています。

それに引き換え、役人なんか…腐っています。だから「失われた時代」が続くのです。文科省の行政を、成果主義に直せば…落第ですよ。日本の大学ランキングを見ても分かりますね。ゆとり教育? 馬鹿政策が続きました。そうして…天下り人事ですよ。

僕らはメディアに常に誘導され…心が動いています。しかし…その結果、「失われた時代」は、長く続いています。ようやく…日銀の緩和政策が、実体経済に好影響を与え始めています。だから「森トラスト」がリスクを取ってホテル業に進出して、あの「三菱地所」が丸の内の三菱村を出て、福岡で大規模開発を、リスクを取って始めています。

120億円の開発費をつぎ込んだヒューリックは、今度、増えた200億円を使って…どの開発を、実施するのでしょう。120億円が200億円に化けました。たった3年程度でしょう。これが、名目経済ですね。実質経済下では…どんなに頑張ってもプライマリーバランスなど、とても、とても…達成できません。日本の政策で正しいのは、名目経済の加速です。

識者である日経新聞の論調は、3%を割れる利回り、高騰する不動産価格、2018年の大量供給など…を掲げ、バブル、バブルと、世間の不安を煽ります。これでは識者は、動きません。しかしヒューリックなどの成功者は、どうでしょう。120億円が200億円になったので再投資をする筈です。どんどん、この輪が広がります。サンフロンティアなどの成功者は、ドンドン力を付けます。まだ地所が…参入した程度なのです。地所は一流企業ですからね。ユニデンの藤本さんのような輩が、街中に溢れ…株はやがて仕手化されます。

名目時代とは…そんな時代ですね。バブル期に…カタルがセールスに街を歩くと…「秀和が、あの株を買っているらしいよ。」…とお客さんがカタルに教えてくれます。街中が、そんな話題で溢れていました。それが、バブルですね。

今は、地所のレベルです。日銀が2010年10月28日の金融政策決定会合で、危険資産の株と土地を買い始めたのです。孫氏がティファニービルを買ったのは、確か…2012年の秋ごろの話です。いや、間違っていました。今、確かめたら2013年10月に報道されていますね。此方です。ネットは便利ですね。あやふやな…記憶を確かめることが出来ます。感覚的に…今の時価は400億円ほどなのでしょう。

鳩居堂前の地価が、バブル期を抜いたと話題にされ…全国の平均地価も昨年から上昇し始めています。2010年に、日銀は政策転換を図り…今年は2017年です。約7年も日本丸の方向転換に時間を要しています。

この原因の一つは、金融庁などのガチガチの金融政策です。カタルは、財務省、日銀、金融庁の「3者会談」が、大きな材料だ…と述べたことを覚えていますか? あの会談が設けられ、ようやく金融庁は、方針を転換して通達を変えたのです。メディアは、自分達が過去の報道した内容にも、責任を持つべきですね。幾ら観測とは言え…如何に、間違った報道姿勢で…政策を、歪め続けて来たか。その結果、生まれたのが、不幸な事件である電通事件です。

政策の間違いは、多くの人を、悲劇に陥れます。場合によれば、戦争に発展します。日本の朝日新聞は…太平洋戦争の口火を切ったのです。国民を間違った方向に誘導しました。

何故、テレ朝の報道ステーション、古館伊知郎キャスターは「不自由な12年だった」と語ったのでしょう。人間の行動と言うのは、過去の蓄積で行動するのです。

カタルは「失われた時代」を通じて、散々、悩みました。株を「空売り」すべきではないか? でも証券マンの誇りと言うか…。意地と言うか…。間違った実質経済を認めるようで…嫌だったのです。それならば…「武士は、食わねど高楊枝」と名目時代が来るのを待ち望んでいました。

ようやく出口のトンネルが、見え始めています。でも邦銀株の値下がりを見ると…トホホですね。まだまだ名目時代は、遠いかも知れません。でもケネディクスの570円を見ると…この4年のボックスから、「流動性の罠」から、ようやく解放されるとも考えています。今、まさに、時代の端境期を、読者の皆さんは実感できているかどうか…。実質経済重視の役人天国なんか…、もういい加減にやめて、働く若者重視の希望溢れる…寛容な社会を目指すべきでしょう。

それでは…また明日。頑張れ!カタル銘柄。



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