アーカイブ:2017年7月5日

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かたる:昨日は、どうして…日経平均株価は0.8%もの陰線率になったのでしょう。カタルにはサッパリポンの動きでした。東海カーボンなどは7%弱の大幅陰線です。お蔭で…SUMCOの1590円が買えたのですが…。このSUMCOも2%超える陰線でした。解説によれば…北朝鮮で重体発表があるとの報道を、気にしたとなっています。

まだまだデフレマインドは…消えていないと言う事でしょう。まぁ、カタル自身、疑心暗鬼の面があるのですが…土曜日のFRBの矛盾懸念で紹介したバロンズの「現実とずれるFRBの経済見通し」と言う記事ですね。

同様の記事が、WSJのサイモン・ニクソンが「英国と欧州、金融正常化を阻む政治的足かせ」とのレポートを紹介しています。基本的な構造は一緒で…失業率などが改善しているのに、賃金の上昇率が鈍いと言う解説です。本来なら…失業率が低下すれば…人集めの為に賃金が上昇しますが、この動きが非常に緩慢な推移です。理由は…物価の上昇率が鈍い為です。

EUでも、ECBの目標水準は2%ですが、現実は5月の1.4%から6月は1.3%との推移です。ただここに来て…カタルは、原油価格の再上昇、そうして銅の国際市況も、上昇波動に変わっています。本日は、銅の価格推移を見てみましょう。銅は基本的に景気指標の一つです。銅は、多くの産業で使われ、景気指標の状態を見る為の代表的な市況の一つです。

銅価格の推移

何か…似ていませんか? 株価と同じですね。特に邦銀株の推移にも似ています。ここに来て、米国の自動車販売が鈍っているとの報道を、多く見かけますが…この事は今年の春ごろ…たぶん4月頃にはサブプライムローンの話などは、市場に伝わっていました。でも心配はいらない筈です。高水準の販売は維持される筈です。どんどん拡大する状態から、「高原状態」が、しばらくは維持されるはずです。

銅の市況を見ると5月頃に、底打ちしているようです。原油価格は最近ですが…。現実とずれるFRBの認識が、ダリオ時間の復活に繋がる可能性もないとは言えません。バーナンキ議長がテーパリング発言をして、市場は過剰に反応しましたからね。ECBも、この市場の癇癪を懸念しているようです。本日紹介したサイモン・ニクソンのレポートもその内容です。

カタルが、難しい場面だと述べているのは…、一つは季節性のアノマリーです。毎年、夏に相場が生まれた経験がない為です。もう一つが…依然、「金融規制克服論」とは言え…厳格な規制が、経済活動の足を引っ張っています。FRBの今回のストレステストを乗り越えて、ようやく金融機関は、増配と自社株買いに踏み切ります。邦銀も同じですよ。まもなく…三菱UFJだけでなく…三井住友もみずほも、自社株買いが容認されるでしょう。論理的に株価が安いから、自社株買いをするのが効率的です。こんな事は…もう決まっているのです。

昨日の日経新聞、カタルの解釈に「誤り」がありました。路線価の話ですが…東京が16年に18.7%、17年に26%の上昇となっているのは、最高路線価の場所なのですね。東京では鳩居堂前の地価が26%上昇したと言う事なのです。でも…ね。株もそうですが…先ずはスター株が誕生して、どんどん株価が上がると…それを追いかけ、他が追随するのです。だからスター株の動向が、市場全体に影響を与えます。東京の鳩居堂の地価は全国の指標でもあるのです。

米国は5%を超える状態を、キープしています。これが「名目の世界」です。カタルはケネディクスの株価の話をしています。今は、調整期をいつ抜け出すかに…注目が集まっていますが、壮大なスケールの相場がスタートしていますから、あまり目先の動きに拘らない方が良いでしょう。株と言うのは「方向性」が大切なのです。

邦銀株も、ボックスを抜け出すと思いますが…今は重いので、目先をやる人は…三菱UFJなら900円近くになってから、始めても良いですね。少なくとも800円台に入ってからの方が、動きは早くなるのでしょう。

昨日は、ムトー精工(7927)を紹介しました。この会社は、例えば…ソニーのプレステなどのプラスティックなどの外形を作っている会社ですね。キャノンのプリンターのプラスティックの部分などです。デンソウとも…取引があります。カタルの好きな「赤字からの黒字転換」のパターンです。しかも…急回復しています。この手の会社は、新工場の立ち上げがもたつくのが一般的で…時間の経過とともに「歩留まり」なども上がって来ます。タイの新工場の設立から、まだ時間が充分に経過していません。構造改革も段々加速するのでしょう。

ムトー精工の四季報変化(下は前回、上が今回)

下は前回の四季報数字で、上が今回の四季報予想です。前期は…利益が出て来ましたが、売上高営業利益率は、今回は、まだ2.29%です。過去は5%~7%台でした。今期の四季報予想は3.2%となっており、今後、更に上昇が予測されます。故に期待値があり、株価の4ケタ乗せが視野に入ります。チャートの形も良く…出来高の多さから見て…今回は、本格的な上昇に繋がると考えています。一株当たりの純資産は1491円もあり…、復配も確定しているのでしょう。16円配当も期待されます。自社株買いも、過去…やっています。

ムトー精工の昔の業績数字

前回の2004年の公募価格は1068円であり、この回復は会社側の義務でもあるでしょう。カタルは、昨日の後場寄りもレポートで紹介するにあたり、後場寄りの680円で500株だけ追加で買いました。この会社の魅力は…信用買い残が少ない事です。三市場残は22万株しかありません。ユビキタスも良いのですが…121万株もありますからね。すんなり伸びないのは、この辺りの影響もあるのでしょう。

原油価格も上昇を始め、銅も半導体も上昇し…秋相場は、期待されます。この動きが、前倒しされ、相場が力強く上昇するかどうか…は、自信はありません。でも秋には、上昇する筈です。だから仮に待たされても…僅かな時間でしょう。米国でも…半導体に対する見方が割れているようですが…心配はないと思っています。ナスダックの動きを気にする人も居ますが…今は、気にする段階ではないでしょう。一番の焦点は…FRBの動向です。米国金利などの動きが、どうなるか…なのでしょう。それでは…また明日。



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