アーカイブ:2017年7月31日

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かたる:やはり…多くの人は株の事を知らないし…、現状の景気分析も出来ないようです。本日の日経新聞一面の特集記事は、非常に重要なのです。カタルは昨年、馬場レポートを見て、「これだ!」と感じた直感は、間違いないと考えています。

一部の機関投資家は、信越化学を始めエレクトロンなど…の分析さえ出来てないように感じます。事前に株価が買われていますから、決算を機に、利食いが入るのは当然ですが…大きくは下がりません。むしろ…逆に、下がった所は買い場になるでしょう。SUMCOの1800円割れは…美味しいですよ。

絶好調の業界でも…この有様です。日銀の福井さんが「バブルの再発」を懸念して、リーマンショック前かな? 資金を絞りました。丁度、ダヴィンチが1兆円以上の資産を積み上げた時ですね。福井さんは、優秀なのでしょうが…現場を知りません。

だからカタルは、日経新聞の記者は3年程度、新聞配達をさせて、如何に、新規の契約獲得が難しいか…。身を持った実践が、大切だと述べています。地方の支局勤務程度で、エリート路線を歩ませるのは…反対です。官僚も同じです。もっと現場での叩きが、必要なのでしょう。故に、自分の身分をわきまえない前川のようなアホが、生まれるのです。

末端の痛みが、分からずに…トップに立てる道理がありません。カタルは、長く仕事がしたくても…出来なかったのです。デフレは、まさに地獄図です。せっかく苦労して開拓した顧客が、たった1回の取引で消えて行くのです。「買えば…下がる毎日の繰り返し」…そんな時代の中で、セールスをする人間の身になってみれば分かります。

ようやく安倍政権の誕生で、まともな人間がトップに立ちましたが…決して、満足できる成果ではありません。何しろ日銀総裁は、物価目標を6回も修正する有様です。如何にトップの人間が、現場を知ってないか、分かります。

だから福井さんが「羹に懲りて膾を吹いた」のです。幻想のバブルの影に脅え、金融政策を間違った方向へ導きました。金融庁も同じですね。UFJを潰した段階で方向転換すべきだったのです。それが…一昨年かな? 3者会談をへて…ようやく通達変更です。カタルは述べています。邦銀株の純資産価値を、回復できない経済は、基本的に偽物経済なのです。三菱UFJが4桁に復帰して…初めて、正常な動きになります。

本日の日経新聞に、その鍵があります。カタルは正社員の新規求人倍率が、初めて1倍を超えたことを報じています。こうなると…企業は、ようやく重い腰を上げ…生産設備の効率化に踏み切ります。だからファナックは、新工場を次々に立ち上げているのです。しかし好調な安川も、新規投資に二の足を踏み…機会損失ギリギリのタイミングで増産投資です。

半導体は、皆…そうですね。アドバンテストも信越も…カタルは、その事を昨日述べたのです。東芝が、何故、原発の損失確定を急いだのか? カタルにはサッパリポンです。デフレ感覚の経営者ばかりです。だから、それとは違う…積極的な経営をしている不動産会社を紹介しました。サンフロンティアやレーサムです。ようやく…ケネディクスも、昨年後半から、経営姿勢を積極化させています。森トラストも…あの保守的な三菱地所も方向転換です。

その事が、日経新聞の一面に好循環になると…書かれているのです。でも馬鹿は、日経新聞を読んでも…自分の頭で物事を考えない為に、記事に隠れた背景が見えません。だから700円を割れて…今の所、690円の株価を付けるのですね。本日のカタルは買っています。710円から695円まで…慌てて690円も指しましたが、この指値は駄目でした。今の所は…。でも、この700円割れは…天与の買い場です。200日線を下回る水準です。

この人材関連の株は、間違いなく…今年後半から来年に掛け2倍から3倍になります。新高値を更新して、遙か上に飛びますよ。まぁ…見ていなさい。読者の皆さんには、もう直ぐ理由を述べ、銘柄も公開しますからね。もう少しの我慢です。

株と言うのは、早く知ったから良いと言うものではありません。人間と言うのは、知りたい…と欲求が高まりますが、銘柄など1銘柄で良いとカタルは前から述べています。ケネディクスだけでも…充分なのです。

経済が動くと…必ず不動産価格も上昇します。これが当たり前なのです。NYでの昼食は10ドルを下回らないそうです。通常ラーメンでも1000円を超えるそうですね。2000円近いんじゃないかな? 日本だけが、ワンコインなのです。馬鹿官僚と馬鹿政治家の責任で国民は「塗炭の苦しみ」です。まさに天保の改革です。こんな清貧思想なんか…要りません。

正社員だけの求人倍率の推移

昨日の正社員の新規求人倍率の1倍超えは…失業率では、3%割れの水準なのですね。だから馬場レポートが「流動性の罠」からの脱出は、失業率の3%割れと述べていたのです。だって、カタルのこの着想は…正しいですね。何故なら…既に人材関連の積極派企業の株価は、何倍にもなっています。

半導体での投資が遅れ…機械も遅れ…不動産も遅れ…どの業種も、みんな経営判断を間違っています。まもなく…日本の経営者は、日経新聞がようやく…この手の記事を増やしているから…あわてて人材投資を始め、新規の生産設備投資も開始するのでしょう。

アウトソーシングの株価推移

今までは受注残が増えていても、若干の拡張投資と…残業で乗り切って来ました。しかし…どの業界も、それでは注文を捌けないのです。だからアウトソーシングの株価が300円を割れていたのですが…今ではなんと5400円なのです。同じことが…今、買っている700円割れの銘柄にも、起ります。本日は…なんと200日線を割れたのです。まぁ…買っている方が馬鹿か、売っている方が馬鹿か…は、今年後半に判明します。

データは、嘘をつきません。日本は「団塊の世代」が、続々と退職しているのです。故にカタルはIoTのロボットを受け入れやすい環境だから、まもなく飛躍期がやって来る…と述べています。だからこそ…株価10万円に向け、走りだすと述べているのです。何故、信越やアドバン、エレクトロンの変動率が、髙いか? 今年、後半の相場は、大相場になるでしょう。

通常、機械などの増産は、簡単に出来ます。しかし…土地は簡単に増やせないのです。埋め立てするのも10年も、20年も掛かります。夢の島など…何年かかっています?だから1兆円を超える不動産の価値は、凄いのですよ。人間の気持ちなど…メディアが、これからワイワイ言いますから簡単に動きます。日経新聞の報道を見れば…経営者は、人事部長を呼び、わが社は大丈夫か?…と発破をかけますね。これが大きいのですね。時代が動く原動力になります。

受注は溜まるばかり…工場はフル生産を続けています。此処に電通事件が起り残業規制です。労働監督局の目が光っています。人手は急速に足りませんね。どんどん人材関連の株価は急騰します。クラウドワークスも、好景気を迎えるのです。

日本経済全体が、まもなく…空前の好景気になります。それは何故か…30年近い「失われた時代」の空間の為です。株価は10万円に駆け抜けます。それでも1989年に38915円だから…たいしたことはありません。何しろ…この空白の期間は30年近いのです。

30年間の3%成長は2.427倍です。だから日経平均株価が94446円になってもバブル期の最高値からの3%成長に過ぎないのです。金融庁はバブル期を超えた不動産融資とか…言いますが、時間推移を忘れています。日本だけが、馬鹿指導者の為に、世界から後れを取っているのです。

ようやく、この空白の期間を埋めに行くのです。それが本日の日経新聞一面の…本当の意味ですね。まぁ、見ていれば分かります。カタルは、いつも的確に予測しています。シャープは、あの100円割れは買いませんでしたが…正式にホンハイが資金を入れた113円で買いましたね。でも東芝は一度買いましたが、直ぐに間違いを訂正して利食っています。それから、批判ばかりです。如何でしょう。勿論、神様ではないから、間違いもあるでしょう。でも大方…は、正しい読みの筈です。

700円割れは…天与の買い場。間もなく、期日売りが峠を越え…売り物が完全に切れます。そうすると株価だけが、飛びますよ。皆さんは、その時に馬鹿になるけれど…データを分析して観察をすれば…自然に、事前に上がる銘柄は、見えてくるのです。

8月は、直ぐに株価上昇と言う訳には行かないでしょうが…間もなくバラ色展開になります。「流動性の罠」から、抜け出す意味を、噛みしめる相場がやって来ます。楽しみですね。長らく…忘れていた「名目時代の開始」が近づいています。

それでは、また週末に…カタルは、本日から出かけ暫く居ませんから、レポートを書けません。ノートPを持って行き、書く事も出来ますが…まぁ、無料だから許してくださいね。カタルと言う人間は、いい加減な…パッパラ・パーの人種です。

故に歩合給で、デフレ時代でも我慢が出来たのです。あまり多くを求められても…馬鹿には、限度があるのです。それでは…5日の土曜日からレポートを再開する予定です。互いに頑張りましょうね。良い相場だよ。



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