アーカイブ:2017年7月

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かたる:あらら…やはり転換期かも、知れませんね。昨日は1740円まで売ったSUMCOですが…本日は安い所を買えるかと思い、下値に買いを用いましたが…今の所は駄目です。指値が厳しかったようです。そんなに「ユトリ」がある訳ではなく、仕方がなく…買えなくても、いいや…程度の水準に指値を用いた為です。やはり「迷い」があるのでしょう。全体が下がるのか…。それとも強いのか…。サッパリポンなのです。本日は、弱いように見えますが、意外に下値の指値が買えません。

ケネディクスは525円を割れましたね。どうせなら…520円まで下げた方が綺麗です。でもこの株、昨日、微妙な変化を感じた次第なのです。故に、本日が弱いのは…少々、意外でした。 何故か? 実は7月の期日分の1500株を535円で指値売りを用いていましたが、昨日、売れたのです。昨日も…たしか全体は安かったと思いましたが、200万株割れの値上がりでした。1円、2円の水準は…神様でないから分かりませんが、そろそろ反転との感触を持っています。

日証金の回転率日数と5日以下の銘柄数の推移

実はカタルは日証金のデータも集めているのですが…通常、下げ相場の時は、日証金の回転率は落ちるものです。利食いが効かない為に、平均で50日以上の状態になりますが…この所、この水準を割れている状態が続いているのです。…と言う事は、意外にも回転が効いている? 誰かが、儲けているのか…。それとも、投げているか…。どちらかなのでしょう。

確かに…邦銀株は高値水準です。建設株もこの所、高値水準ですからね。内需絡みの関連株は派手さはありませんが…順調に水準を上げているようです。大成や大林などは、この所、1割から2割近く株価水準を引き上げています。個別の馬鹿株だけでなく…カタルの知らないところで、地味な動きをしているようです。

隣も浜ちゃんが、富山から上京し…大和ハウスを空売りして失敗した理由が分かったと言います。あの当時は、空前の住宅ブームでしたからね。でも…この時代で、どう解釈すればいいのでしょう。アジア地域の建設ラッシュなら理解できます。でもそんなに割合が多い訳ではありませんからね。建設は長い間、淘汰され…今では受注選抜するほど、仕事量は豊富だと言います。何しろ、建設作業員不足が続き…、夢真HDなどは、大量の人材を派遣しますからね。でも…どうも、ピンと来ませんね。

本日、全体市況が弱く…SUMCOの下値が買える筈だったのに…。今、現在は1712円です。やはり5日の1025万株の出来高は、新規の仕掛け筋の買いでしょうかね? あの日のVWAPは1652円です。本日の安値は1665円までで…この水準を割れていません。仮に本日も、このまま高いとすれば…週足はこの2週間の実線を包む形で大幅高になります。19日の寄り付きは1700円です。つまり…1700円割れは、絶好の買い場になる確率が非常に高くなりますね。

実は、他の半導体関連も買いに行きましたが…朝方は成り行き売りが多く、700円の指値は簡単に買えると思っていましたが、寄り付きは、それより高く…買えませんでした。季節性のアノマリーを、あまり気にし過ぎると…チャンスを逸するかもしれず、難しい所です。貧乏人だから、悩むのですね。金持ちなら、心配などせずに買うのですが…何しろ、貧乏人故、「追証」の二文字が怖くて、怖くて…どうしても、慎重な対応になります。だから駄目なのです。

米国も微妙なのです。低いインフレ率を、どう解釈すべきか。みんなが考えているのは、長い景気拡大局面が、いつ終わっても不思議ではない…と思っています。シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)が落ち着きを示す半面、テクノロジー株の比率が高いナスダック100指数のボラティリティー指数(VXN)が上昇するという乖離現象があると…話題になっています。FANG銘柄の買われ過ぎも指摘されており…意見対立が生まれていますからね。

しかし通常、警戒感がある時に、株価は、天井を打ちません。みんなが「行け行けドンドン」になった時が、やばいのです。今の市況はFRBの対応を巡って…不安感が渦巻いていますからね。何しろ、テーパリングは初めての経験なのです。貧乏人でなければ…沢山の実験が出来、自分の技量もドンドン上がるのでしょうが…どうしても、少ない資金だと実験の制約を受けます。株ばかりは、机上論では駄目です。たとえ僅かでも必ず、自分で参戦しないと、実感が掴めません。

EUとのEPA交渉の合意は良い事ですね。 ついでに米国抜きのTPPも加速させるべきです。そうなると、バラ色に見えるのに…。都民ファーストが主導権を握り、受動喫煙を都の条例で決めると伝わっています。自民党もタジタジです。森友学園から加計学園と…メディアは「安倍おろし」を画策しているように見えますが…、

何故、日経平均株価は38915円を奪回できないのか? 同じように…いや、それ以上に被害が大きかったリーマンショックの高値を、NY市場は、とっくに抜いているのです。その事の方が…非常に大きな問題の筈です。

あと一歩の所で、怯んでいる場合ではありません。日銀の出口戦略を指摘する馬鹿報道はやめるべきですね。日経新聞は、猛省をしなくてはなりません。日本株が38915円を抜いたなら分かりますよ。そんなに…日本民族は馬鹿なのでしょうか? 今回は後がないのです。既に財政インフレなのですよ。どんどん資産価格を上げ…税収を増やす努力をすべきですね。米国を見なさいよ。アマゾンの利益水準で1000ドルクラブ入りですよ。テスラは赤字なのに…GMの時価総額を抜いたのです。

いい加減に…日本国民は、馬鹿メディアに誘導されない…自分の意見を、持たなくてはなりません。踊るのは、阿波踊りだけで沢山です。それでは…また明日。やはり…525円を割れた本日は、分岐点かも知れませんね。夏の「アノマリー」など…吹き飛ばせば、面白いのです。

七夕は…特別な感情があります。丁度、1989年の今頃、父が他界しました。カタルは父の死を見つめ、自身のサラリーマン生活に見切りを付け、歩合の世界に入ったのです。人生は様々な選択肢があり、自分がどの道を歩むか…自分で決断をせねばなりません。日本人は付和雷同型ですからね。いい加減に…バブル期の38915円奪回を視野に入れたいものです。米国は…とっくに立ち直っているのです。

NY市場の株価推移



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