アーカイブ:2017年7月

データは語る

この所…以前、よく壊れていたパソコンは快調なのです。ただし本日は、慣れるために、先日、買ったノートパソコンで…原稿を書いています。いったい、あの現象は、何が原因だったのか…。お陰で、少しパソコンのトラブルに詳しくなりました。やはり…キャリアがあるとか…、ないとかと言うことは重要なのですね。

そう考えると…日本の労働市場の既存概念は、やはりおかしいのです。新卒者が優先される現状は、奇異に感じます。聞くところによれば…海外では新卒者より、キャリアが優先されると言います。正社員でも、簡単に首を切れる世の中で、転職が一般的なら、あのような不幸な事件は、起きないはずです。やはり日本の慣習というか…、おかしな制度です。キャリアップが当たり前なのに…。カタルは、別に電通だけが悪いとは思っていません。やはり…社会体制に問題があるのでしょう。

失業率の新規有効求人倍率の推移

カタル自身、振り返れば…今の自分の方が、前の自分より優れていると思います。何しろ、毎日レポートを書き、努力を続けています。本日も…昨日、厚生労働省から労働関連の資料が発表されていたので調べていました。昨日WBSを見ていたら、正社員の新規有効求人倍率の資料は、統計を取り始めたのが2004年11月からなのだそうです。だから先日、カタルが、昔の資料が…何処かにある筈だ…と探した時間は無駄だったわけです。無知の涙なのです。

このように…資料探しもプロの助手が居れば…関連する省庁の資料も直ぐに分かります。正確なデータが、直ぐに手に入るのです。昔は、各省庁に出向き…資料を探したのです。故にその在処を知る人間が重宝されました。データ分析は、非常に重要なのです。カタルは株屋なので、その重要性が分かります。このデータを読む…経験は、かなりの価値があります。

浦上さんが、興銀に招かれ…移籍するときの条件に、長年、一緒に働いている秘書を引き連れることを条件に受け入れましたが…その理由は、この辺りにあります。彼女に頼めば、すぐに、資料を用意してくれます。故に、二人三脚です。このようなデータ集めは、経済研究所では、下っ端の仕事でしょうが…それでも精通する人と…2年や3年社員とは、えらい違いでしょう。この給料の違いは、倍以上でしょうね。

だって資料を一つ、探すだけで…時間が大きく取られます。大変なのです。どこに転がっているかを…探す仕事は。加えて…日銀などのように、サイトが、時々、更新されます。その時に、どこまで利用者の継続性を考えているか…疑問を感じることがあります。前の形に慣れていたのに、突然の変更は、どこに資料があるのか…探すのにまごつきます。

自分で資料を作らないから、この苦労が、分かりません。グラフ一つでも、自分で作ってみればわかります。見えやすく…グラフを加工しようとすると、今度は、エクセルの知識が必要になります。カタルは、ずいぶん慣れましたが…、最初は、グラフ一つを作るのも苦労しました。

この新規有効求人倍率は、パート社員などを含むものですが…如何でしょう? 正社員の数字は、ようやく1.01倍で、ようやく…社員になりたい人を上回る応募があったのです。

馬場レポートの3%割れが、達成されると…物価の上昇が見込めるという仮説は、説得力があります。あの記事は、昨年でした。かたるにとって、日経新聞の馬場さんが、どこからか聞いて来て、書いたあのレポートが、相場観に…生きているのです。

分かりますか? このデータは…非常に大きな価値があるデータのです。ようやく、日銀の量的緩和が、実体経済に働きかけ…実際に動き出す証でしょう。だからカタルは、まもなく「流動性の罠」から、抜け出すと述べています。事実、ケネディクスは、ここにきて株価が動いています。

ここに、この東京の「国際金融都市」構想が、どう加味されるか? この辺りが…面白いのですね。カタルが民進党を批判しているのは、政策提言をしないからです。しかし都民ファーストの小池氏は、このような活動をしています。此方のレポートをご覧ください。

決して、安倍総理が優れているわけではありません。岩盤規制改革だから、官僚の抵抗に遭い「加計問題」が発生したのかもしれません。真相は、分かりませんが…あの程度なら問題はないと考えています。金が動いているなら、地検が動くはずです。

民進党の蓮舫氏は、辞任されましたが、政策論争をせずに籠池や加計問題など…はっきり言って、稲田防衛大臣の問題も…(防衛庁の体質問題だから重要かもしれませんが…)、もっと先に、やることがあります。こんなことに、時間を費やしているから「失われた時代」が、何年も…続くのです。

いい加減に…政治家は政策論争をすべきですね。芸能人ではないのです。まるで人気取りの為に、世間を騒がす人間に、落ちぶれています。メディアの質が悪いから、こんな状態になるのです。NHKは高い料金を、法律で義務付けて取っているわけで…悪戯に視聴率争いをすべきではないのです。NHKも猛省すべきです。新聞も似たようなものです。

僕ら日本人は、もっと賢くならないとなりません。自分の頭で考える教育をすべきですね。ロボット教育だから狂うのです。何年も…何年も…成長できないのは、どうかしています。株価を上げる経営者が正しいのです。株価に関心のない経営者は、要りません。みんな首です。株価は客観評価なのです。

株価の中には、企業業績の評価を含め、日本を変える、いや世界を変える…人類に有効な成長を促進させる企業が買われるのです。未来の付加価値の要素が、加味されています。

潜在成長率の話ですね。未来の時代を先読みして動けば…株価は期待値がプラスされます。ここが難しく…素人には、分かりづらい所でしょう。カタルがデータサイエンス関連として「クロスマーケティング」(3675)を取り上げました。

読者から、このような質問がありました。現状は「データサイエンス」分野など、何もやってない…との質問でした。カタルは、五十嵐さんという経営者の資質を信じ、たった2000株だけですが…長く持っていようと思い、信用から現物株に変え、売らずにいます。そうして…わずかですが、株価の動きを見るために、目先売買として…信用取引でも買っています。既に…仕上がり宣言はしましたが、依然、観察中です。

何故か? それは経営者自身が変わるのです。孫さんを見れば、わかります。最初は単なるパソコンソフトの販売ですよ。アスキーのようなものです。でもアスキーの西さんは、折角、良いものを持っていたのに…ビルゲイツとは、「雲泥の差」が付きました。昔は友達同士だったのです。人間は、意欲があれば…変わります。同じことで、優秀な経営者は、絶えず進化を遂げるのです。だから…株は、面白いのです。

日産は世界市場で、第一位になりましたが…株価は低迷したままです。規模ではありませんね。ところが…テスラのイーロン・マスクは、日産のゴーンより、遥かに高い評価を市場から与えられています。経営者の資質が、未来の株価を変えます。失敗しても良いのです。

DeNAは、これで2度目のミスを犯しました。でも頑張っています。カタルは南場さんが、新潟出身で…地元にも貢献しているので好きです。彼女は夫を支え介護して、また復帰しました。なかなか…です。キュレーション問題で、株価が落ち込んだ後に、何度か、売り買いをしていますが、いつも儲かっています。今回も買っています。金曜日も2430円を500株だけ買いました。実は2530円からの買い下がりです。下がれば…まだ買う予定です。まぁ、限度はありますが…。

さて話を戻しますね。クロスマーケティングの現状は、単なる市場調査会社でしょうが…楽天が電通と組んで、ビッグデータの活用に乗り出したことでも明らかなように…、世界ではこのデータの活用を、「収益の糧」にしようと動いています。兎に角、今、注目の業界が生まれようとしています。

ここが重要なのです。人類が必要な分野が、新たに生まれる業界の雄は、必ず超成長株になります。それこそ…ヤフーが上場したときは200万円だったのです。それが…あっという間に5億円ですよ。

成長株というのは、新しい「産業を興す」企業なのです。故に、クロスマーケティングも継続して観察を続けています。クラウドワークスもそうですね。新しい分野です。しかも…現状はグラフの通りの失業率推移と新規有効求人倍率の推移です。分かりますか?

今、買っている関連企業の株価が、如何に…優れているか? 目先の数字ではないのです。潜在的な素質があるかどうか…。ここに注目が注がれます。この原稿を読んで、有料会員の方は、分かりますね。でもまだ早そうだから…上を無理して買う必要はありません。投げる人がいれば買えばいいのです。そのうち売り物が切れます。何故、早いと思うか? その理由は、信用買い残にあります。この3日間、ムトー精工をお薦めしました。カタルは、何れ4桁乗せになると述べています。

通常、信用買い残が重いと…株価は、必ず、下がります。故に、良い素質を持っているが…信用買い残が増えているので、あまり自信がない…とクロスマーケティングの話を、金曜日にしました。でもこの素質だから、誰かが売り物を全部買い、新高値に踊り出ることは、十分に考えられます。素質を持っている株は限られます。

代わってムトー精工の信用買い残は、僅かですね。故に、仮に…かい離調整のために…株価が休んでも、株価は、大きく下がらないはずです。調整過程で株価が大きく下がるものは、ぶら下がり組が、多いからなのです。今日の原稿には、数々のヒントが散りばめられています。皆さんは、どこまで…カタルの真意を理解できているでしょう。ようやく…正社員の求人倍率が、1倍を超えました。それでは…また明日。

正社員だけの求人倍率の推移



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