アーカイブ:2017年7月

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かたる:ようやく落ち着いたかどうか…。本日の邦銀株は、少し…高いですね。カタルの基本は、実体経済と金融は、密接の関わりがあり…金融を苛めると…実体経済は、どうしても鈍くなります。逆に金融に好き勝手にさせておくと暴走します。リーマンショックのようなものです。もともと…こいつら金融マンは、節度がありません。平気で嘘をつきます。だから…半沢直樹のようなドラマが誕生します。

それはある意味で、金融行政に縛られており…仕方がないとも言えます。金融マンの多くは会社の方針に逆らえません。不合理を強要するのが金融行政です。故に不景気を理由で返済が滞ると…平気で取引を停止し、担保を処分します。そこに「人情」などありません。しかし人間社会は、ルール通りに行きませんからね。

カタルは、三井住友銀行の悪口を…顧客から、良く聴きました。住友は「借りてくれ、借りてくれ」と言って来たのに…、手のひらを返したように、今度は「金返せ、金返せと…不人情な行動だ」と言うのです。でも会社の方針ですからね。末端の行員が、いくら頑張っても、限度があります。

本日の日経新聞には、中国のゾンビ企業整理の話が載っています。昔の日本と同じですね。村論理ゆえ…長い付き合いの歴史があり、簡単に切れない企業が蔓延ります。日本も基本的に共産主義国家的な面があり、仕方なく、小泉・竹中改革で…竹中は強権政治を敢行しました。それがUFJの消滅です。

でも難しいですね。あのおかげで…日本は不良債権が綺麗になったとも言えますし…あの強権発動が、今日の「流動性の罠」に繋がっているとも、言えます。政策と言うのは難しい。批判する方は、結果論を見て好きに言えますが、当事者の決断は、なかなか大変です。経営も一緒ですね。シャープと東芝の違いを見ると分かります。

東芝の経営は、馬鹿な選択に思えます。何故、虎の子の原発も、半導体も切るのでしょう。原発は。確かに…現状は「歩が悪い」分野でしょう。強引に処理をすれば、損失は膨らみます。同じ処理でも峠を越えた時の方が、ずっと良い条件で、対策が練れます。

株の損切りと…同じですね。出来高が増えて株価が急落している時に…見切り売りをしたように、感じています。幸い、半導体の売却時期は、良い時期です。どっちが正しいのか…難しいのです。

増産体制も…そうですね。先日、安川電機の話をしました。残業を増やし、増産体制を維持してきましたが、とうとう…本格的に、ラインの増築です。でもファナックは、安川より賢いですね。先手を打って…増産体制を構築していました。ファナックが1991年に鹿児島に工場を作ってから、実に…23年ぶりになるのでしょうか? 2014年9月に栃木県南部に70万平米の土地を購入して、2016年に…この壬生工場を、完成させています。これはFAの工場です。そうして、この度、茨木の筑西市にも新規投資を決めて…工場を新設しています。多くの企業は、海外生産をしていますが、ファナックは国内工場だけなのです。すごいですね。

ロボット生産の筑波工場は、物流が増え…ダイフクと共に活況なのです。ピッキング・ロボットは、進化を続けています。柔らかいものでも…固いものでも…ロボットは上手にモノを掴めるようになっています。現在、多くの物流倉庫は、まだまだ人間が活躍していますが、自動化率は…上がる一方です。本日の日経新聞にはAIの活用が載っていました。

問題は…規制なのです。進化に危険は付き物ですが…日本人は、ありもしない過剰な安全・安心を求めます。各地で起っている原発訴訟を見ると、そう感じます。誰かが、決断しないと駄目なのです。新分野にリスクは付き物です。しかし日本人は、馬鹿ですね。オスプレイの反対運動などを見ると…メディアの間違った報道を信じ、過剰な反応をしています。原発も同じですね。カタルには、サッパリポンです。

株式投資の基本は、失敗を前提にして…行動する事です。ところが多くの人は、自分が必ず勝てると思い込むのです。負ける姿を想像せずに…投資に臨みます。カタルなどは、失敗を重ね、色んな経験を積んできたので…上手く、自分の理想論に近づくことなど…稀だと思っています。何故、3流大学出身のブツブツが、歩合給の世界で…長く一流域の成功を収めて来たか?

ブツブツは、カタルに、こう言ったのです。10万株買うつもりなら、先ずは100株の買いを、毎日、続ければ良いと…実際に、彼は、毎日100枚程度の注文を発注していたのですよ。証券マンの皆さんは、毎日100件の注文を出せますか? それでも追証になる時があるのです。

カタルは、ブツブツに、この注文方法を教わり…手数料が落ちなくなったのです。今のような良い相場なら…株式手数料は、月に1000万円は…軽く達成できると思います。だって市場には100銘柄も200銘柄も、上がる株があるのです。毎日、毎日、少しずつ下がり続けるデフレ環境ではないのです。今は、既に…「名目経済の動き」に変化しています。

基本的に、上がった株は、下がらないのです。だから恐怖感を抱くことなく…平気で高値を買えます。下がることを前提にして、先ずは100株だけ買えば良いのです。そうして実際に株価が下げてきたら、怯むことなく…買い続ければ良いのです。先日、カタルはSUMCOで…この実戦を演じ、読者に紹介しました。

あれは半導体市況ですね。IoT時代を迎え、どの製品にも、半導体が必要になります。どう考えても…一過性のブームで、終わる筈がありません。同じことですよ。

1300兆円の逆襲は、長い期間、我が国の地価は下げ続けたのです。ようやく反転したのが昨年ですね。東京は違いますが、ようやく全国区で、地価が上昇したのです。この動きが直ぐに終わるとは考えられませんね。サンフロンティア、レーサム、トーセイの業績数字を見れば分かります。積極経営をする不動産の相場は、これから始まります。

だからカタルは、ケネディクスを4ケタ乗せまで買い増しを続けると述べて…有言実行です。失業率はドンドン下がり、人手不足は、深刻化しています。これからですよ。だから関連銘柄の株価は10倍にも、20倍にもなるのです。

良いですか。基本を大切して…後は、自分の投資方法の問題ですね。だからカタルは、ブツブツ投資を紹介しています。ドル平均法を用いた投資ですね。カタルは600円を載せたのでケネディクスを買い出せば、良いと述べました。

ケネディクスは1兆8000億円もAUM残高があるのに…不動産の売却利益で大きく利益が膨らみましたか? 2005~2007年当時と比べてみればいいのです。現状は、あのピーク時を抜いています。四季報を見れば…2007年12月の過去最高純益は146億円ですね。このピーク時を抜くのが…当たり前の環境です。普通の経営者なら、一株利益が100円台でしょう。それが通常の経営者の器です。

今、掲げた3つの分野をターゲットに…スマート関連を加えて相場に臨めば良い訳です。簡単ですね。問題は米国の動向です。イールドカーブの「フラット化」が、起るのかどうか…この話は、皆さんには…難しいので、WSJの記事の紹介だけに留めます。

上がる株は、事前に決まっています。問題はスピードですね。昨日は、テレワークの日だとか…。カタルは、事前に…候補の銘柄を有料読者に紹介しています。まだ1割ほどの上昇かな? ひまわり生命は、月に一度、この制度を定例化していると言います。

この動きは…成果主義に繋がります。カタルは、地方の地価が上がると思い、那須の土地を買ったのです。でも読みが早すぎました。ケネディクスと同じで「流動性の罠」など…実際は、なかなか机上論通りに事が…運びません。株は、やはり難しいかな? それでは…また明日。



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