アーカイブ:2017年9月

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かたる:へぇ~驚きましたね。29日の19280円を割り込んだのですね。本日は19254円まででした。まぁ、代表事例はSUMCOかな? この株は1570円だったのですが…本日は1542円までありました。でも日経新聞の市況解説と…矛盾する動きです。

まぁ、市況ものは恐いので…何とも言えませんが、カタルは、半導体の相場が、もう一度…あると思っています。でも今回は買っていません。とても買う処ではなく…追証の為の整理を実行した次第。折角…儲けたのに、見込み違いで損失を出し、生贄も捧げました。トホホ…貧乏人は、やり切れません。

さて…通常、9月は、いきなり、皆さんが儲かるような相場展開にはなりませんが…もう秋から年末に向けた、新しい相場がスタートします。昨日も「マクドナルド」が、主婦を大量採用する話をNHKが報じており…同時に、続々と雇用の65歳までの定年延長の話が、話題になっています。このような…数字は、嘘をつきませんよ。

そもそも…統計数字は長い歴史があり、その経済状況の背景を語っています。マックが、何故、2万8000人もの大量人材を此処で確保するのか? あのカサノバと言う女社長は、なかなか…やり手ですね。このタイミングで…動くのです。

おそらく…現在のスマートコミュニティー絡みのスマートフォンを利用した勤務シフトなどを活用し…働きやすい環境も整備するのでしょう。主婦の都合により、働けるときに働きやすいように…各店舗の周りに主婦を配備する計画でしょう。

この2万8000人採用は、社会に与えるインパクトが大きいですね。眠れる人材の活用が進みます。これからドンドン、この人手不足報道は…増え続けます。何しろ、実際に人手がなければ…店舗を閉めざるえず社会問題になるからです。果たして政府は、これから外国人材を、どう活用するか…更に、問われることになります。

この年末から、来年の目玉として…カタルは5月1日の段階で、皆さんに、この構想を伝えています。カタルは昨年、クラウドワークスに注目しました。この形態が、もっとも相応しいと…今でも、考えています。

その為に貧乏人のカタル君には、珍しく…5000株も、売り買いをしない株として、長く保有するために現物に直し残したのです。ただ現在は業績の推移が、株価に追い付いてくるのを待っている所です。でも4割も総契約額が伸びていますから…そんなに長い時間は待たされません。次のステップは2000円台の突入でしょう。

その5月1日のレポートでは「アウトソーシング」を掲げています。その後も好調な業績推移を続け、株価は伸び続け…とうとう7000円台に入りました。300円台から7000円へ成長しました。この背景は…何度も述べていますが、人手不足の現状です。

もう一つが、企業の保守的な対応ですね。これまで企業自らが人材確保に動くべきだったのですが…何しろ、「失われた時代」を造る程のアホ政策です。下地は、やはりパイオニアの指名解雇事件です。1993年かな?

そうして「働き方改革」が問われたのは…一昨年の12月25日に起きた高橋さんの自殺事件が労災認定になり、電通事件と言う大きく報道された昨年からです。ここまで追い込まれているのに…何も動かない政策に、世論は呆れ…労働基準監督局が重い腰を上げます。

この為に、ヤマト運輸など…各社は適正な労働環境の確保に動き出します。それまでは…みんなが、過度の「サービス残業」をしていましたが…大きな社会問題になりませんでした。でも内部の膿が、たまりに溜まって…とうとう爆発したのが、電通事件です。通常、3流企業などなら分かりますが…就職が難関の憧れの企業の電通さえ…汚染されていました。

でもまだ…「連合」などの態度は、現状を受け入れていません。何故、成果主義を受け入れないのでしょう。パイオニアの指名解雇事件から、実に24年以上も経過します。日本の村論理の矛盾が露呈し…電通事件まで、時間が掛かる訳です。まさに「失われた時代」です。

だからアウトソーシングの株価が、此処に来て…新しい名目時代を迎え20倍に成長したのです。これは「名目時代」を象徴する現象ですね。しかし…既にアウトソーシングは20倍にも成長し…現在は200日線とのかい離も高く…株価は休みを欲しています。故に、二番手、三番手のアウトソーシングに…追随する銘柄が、必要なのです。

人材不足関連のカタル銘柄の業績推移

カタルは、この秋に人手不足をメインに据え…この銘柄で、年末を飾りたいと思っています。その業績の動きが、此方です。これは四季報数字ですが…既に、この9月末の今期は終わりを迎え…来期予想に、まもなく入ります。3月決算では、ありませんよ。間違いないように…。9月決算期銘柄です。カタルが注目しているのは、この売り上げの伸び率です。通常、このような伸びは、あり得ません。この背景は…眉唾なのでしょうか? それとも本当なのでしょうか?

カタルがこの構想を組み立てたのは…5月の休みに日経産業新聞を読んでいる時です。えっ、凄い採用人数だな。こんな企業があるのか?…と、疑問を感じたのです。そうして四季報でこの3社を調べました。なるほど…これなら、この程度の人材採用は、あるかも知れない…と思うようになりました。そうして、パソコンの株価ボードに3社の会社を並べました。でも時は…5月です。毎年、夏は相場が弱く…今年だって、トランプ政権誕生で株価は上昇を続けていたので…きっと、全体は調整するだろうと思い…株価位置の低い銘柄を採用しました。此処が…失敗でしたね。時代はデフレの実質ではなく、名目時代だったのです。

故に、好業績が続く方を選択すべきでした。でも安全を優先させ…減益報道から、株価が売られ大きく下がっている銘柄を、選択したのです。この背景は夏相場が弱いからです。もともと、直ぐに大きく上がる可能性はなく…しばらくはボックス相場を続けるだろうと考えていました。同じ時期に好業績のムトー精工も取り上げています。どうも市場参加者の多くは目先筋が多いようで…やはり株価位置より、目先に躍らされているようです。

ただ…カタルの方が、間違っていましたね。やはり業績の良い方を市場は選択し続けています。潜在的な成長力より…。カタルは此処に来て…何度もアウトソーシングを取り上げています。実はアウトソーシングも、過去、4ケタを付けた後に半値程度まで大きく売られ…それから長い、長期の上昇波動に乗りました。2013年の春ですね。その時に動きが此方です。

2013年のアウトソーシングの株価推移(右が株価、左は出来高)

若干、今回取り上げている銘柄の方が…下値のもみ合いは長いのですが、これは様々な理由が背景にあります。相場環境は違いますし…業績の落ち込みはアウトソーシングの場合は期間が短かったためでしょう。その後…アウトソーシングは「仕掛け筋」が参入しています。しかし…今回のカタル銘柄の増収減益は、成長投資を拡大するために経費が増大したためです。カタルには2013年のアウトソーシングの株価の動きと、今回のカタル銘柄の動きはダブって見えます。

最も大切なのは、売り上げの伸びです。これが正道な…業績を観るポイントです。アマゾンは長く赤字が続いており、批判が続いていました。でも株価は、ずっと成長を続けています。何故なら、売り上げの伸び率が…凄いからですね。とうとう1000ドルクラブの銘柄になりましたね。

企業の成長は、先ず、売り上げ推移なのです。増収度合いが一番、今年3月7日に1113円の高値を付けていますが、明日は丁度、6か月目になります。年末までに、この高値を奪回するのでしょう。なにぶん、小型株故…銘柄の公表は控えています。でも調べる気になれば…簡単に銘柄が分かるように…ヒントをたくさん述べています。

丁度…本日は、最近の安値667円を付け677円現在です。カタルは、本日も670円で1000株だけ…買いました。まもなく…700円以下では買えなくなるでしょう。

昔のカタルは、現役時代に…判断を間違った株を売り、このような追証が掛かるような…下値で、よく銘柄の入れ替えを行いました。そうして証券マンは、手数料を上げて行きます。いつ仕掛けが入り…ストップ高しても、可笑しくない需給バランスになっています。少し買えば…簡単に株価が飛ぶので、無理して上を買わないように…。読者の皆さんも、先ずは打診の範囲に留めましょう。1万株買うなら100株とか…せいぜい多くても1000株程度に留めましょうね。でも、そろそろ始まりそうです。

必ず、読者の皆さんは株価が上昇し始めると買い始めます。いつもそうです。過去、カタルはいつも述べていますね。最初に銘柄を推奨した時がカタルのポイントです。連騰に連騰を続けた高値を買い、そうして引っ掛かったからと言って文句を言わないようにしてください。最近の事例ではクロスマーケティングかな?カタルは500円台で株を買っています。1000円まで行きましたが、まだ、この買値の玉が2000株だけ残っています。今回のカタル銘柄も、4桁の乗せる前に買っておいてくださいね。

さて昨日、516円で1000株だけ買ったケネディクス、昨日の後場から、今回の反落で、初めて…動きらしい動きを感じました。あの513円は「ツケロ」買いではないでしょうか? 場には多くの買い物を出しませんが、売り物があれば、全部、買う買い方ですね。日銀の指値オペ(無制限に買う買い方)みたいなものです。通常、相場があるなら…この辺りですね。果たしてどうか…仕掛け筋の力量が、分かります。本日も508円で、昨日の安値で…始まり、なんだか、作為的な動きを感じました。

全体相場は、微妙です。日経平均株価は安値を僅かですが更新したので…大型株をガンガンやる相場ではないでしょう。今回、掲げるカタル銘柄のようなゲリラ戦が、先導役になる筈です。全体相場が、この環境なので…もしこの銘柄が、何処かでストップ高するような人気を集めると、いきなりスター株に、育つかもしれません。「理外の理」と言う諺もあります。株と言うのは、分からないものなのです。決算月だから、この減益でも、配当がもらえるのかな?

ケネディクスも、今回のカタル銘柄も、ストップ高するような一本立ちすれば…面白いですね。両者とも…その可能性は、否定できません。このような環境が逆にチャンスなのですね。カタルに、力があれば…此処は、仕掛け処です。人手不足は長いテーマで、「とっかえ、ひっかえ」して…順番に銘柄を渡り鳥させ、証券マンの手数料稼ぎに…もって来いのテーマであり、銘柄です。優秀なセールスマンは、同じような銘柄をグルグル回して…手数料を稼ぎます。

証券マンの皆さん、天井圏でも、底値圏でもチャンスなのですよ。こんな時に…積極的な行動をとるのが、優秀なセールスなのでしょう。それでは…また明日。人生はケセラセラ。



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