アーカイブ:2017年9月14日

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かたる:しかし呆れる展開で…東芝のゴタゴタ劇を観ていると、シャープの時にも感じましたが、日本村の機能不全は歴然としています。要するに…能力のない馬鹿の集まりで、合議主義を信条としている為に、まともな決断がつかないのでしょう。利害調整の末の迷走です。オーナー企業が優れているのは…トップの決断が絶対だからです。ソフトバンクや日本電産などを観れば分かります。株式市場の評価も、オーナー企業評価は高いものが多いようです。

国の政策も同様です。様々な団体との利害調整です。加計学園問題など観ていると分かります。業界団体の公益社団法人「日本獣医師会」など…。まぁ、どの業界も同じ構造です。なにも農協だけではないのです。日本と言う国は、集団行動を得意としているようです。これは…たぶん教育問題です。教育の在り方を見直さないと大変です。しかし…仮にすぐに方向転換しても…結果が出るのは、かなり先の話です。

ケネディクス株を買ったエリオットは、既に株を売ったかどうか…分かりませんが…「日立国際」だと…日経新聞に取り上げられるのですね。…面白いね。つまり経営者に問題があると思っているから、彼らは株を買って圧力を掛ける訳です。でも宮島さんは、既に方向転換していますからね。ただ…ね。この環境下で、この程度の利益計上なので…一所懸命に仕事をしてないことは事実です。まぁ、並みの経営者です。

Vテクが、何故、綺麗に立ち上がったか? 杉本さんは、積極的な経営者です。保身など…考えていません。たまたま中国の国策転換があり、ブームにマッチして動いたのです。そうして日本精工の子会社などを買収して、一気に事業拡大に乗り出しました。故に一株利益はドンドン上昇したのです。

カタルの推測が正しければ…息の長い名目時代への移行なので、ケネディクスはワンタイミング遅れましたが、日揮を上回る上昇相場になると考えています。上昇スピードは、経営者次第です。この好環境を活かせるかどうか…。飛躍できるチャンなのです。

今回の○○テクは、親会社の佐藤さん次第なのでしょうが…この社長はタコ配をするような人なので、非常に関心が高いのです。経営者は自分自身を追い込まないと駄目です。

ソフトバンクの孫さんは、自ら、語っていましたね。もう一度、チャレンジすると…そうして国内に留まらずに、ARM社などの買収に動きました。自分が諦めて…「保身」に入るようでは、既にお終いです。現役を引退すべきです。

大相撲もそうですね。今場所は休場が多いですが…基本は精神状態が弛んでいるから怪我をするのです。常に自身を高みに持って行くことが出来るなら…素晴らしい生涯になるのでしょう。どうせ…人生は、一度限りです。世の中は…何とかなるのです。カタルは自分自身のシナリオに従い、常に行動しています。この結果がどうなるか…。

パナソニックの急騰(珍しい現象)

パナソニックが新高値に入っており…大型株なのに…珍しい現象です。テーマの電池は、規制になった田中化学研究所(4080)など…馬鹿高値ですね。ババ抜きゲームですが…GSユアサは、あまり相場になっていません。カタルなら中国の電池絡みの会社を買います。日本のメーカーなど、既に株価が高すぎます。「安永」の時にも述べましたが…材料株と言うのは、人気モノですから、必ず人気は冷めます。だから長続きしません。いくら…未来の成長が望めても。単発なのです。

このブームに、業績が繋がると「Vテク」のような成功事例になります。田中化研の一株利益が50円、80円と変化すれば面白いのですが…。どう考えても、期待は出来ません。日清紡も一番人気ですが…重い筈です。他に…市場では電線の地中化などもテーマになっていますが…工事量は限られますからね。そもそも建設業は、劇的な変化にはなりません。

意外と…難しいでしょう。そんなに簡単に…株価が5倍、10倍になるような株が見つかるなら、誰もが…お金持ちになります。条件が合っていても、経営者の資質問題もあるし…加えて、「仕掛け人」の存在は、非常に重要です。色んな条件がマッチしないと駄目なのです。環境は必要条件の一つに過ぎません。様々な条件がマッチした時に大相場に発展します。一番は、相場環境の問題で「時代の流れ」です。個別株だけでなく…市場全体のシステマチックリスクの問題もあります。

無理をして、株価を上げようとするのは…決して上手く行きません。時代環境が合っており、可能性が高いなら…必ず、追随するグループは、次々に現れてきます。最近の事例では「ムトー精工」が、そうでした。だから…慌てることはありませんよ。節操を欠いた行動は慎みましょう。無理をして上値を買わずに…売って来る馬鹿が居たら…粛々と行動すれば良いのです。

さてメールを読むと…昨日のチャートが気になる人が多いようです。別にカタルは秘密主義ではなく、メールでの問い合わせがあれば…大概、週末にまとめて返信しています。面倒だから…昨日の銘柄を発表しますね。上のチャートがU-NEXT(9418)で、下のチャートがJVCKW(6632)です。ケンウッドの方が…分かりやすいかな?

上は前から手掛けている株です。下はカタルの観察銘柄なのです。両者とも、ある実験の一つです。でも銘柄など…一つで良いのですよ。自分の力量の合わせ、売り買いすれば良いです。小野薬品でも、アコムでも…なんでも構いませんね。ただ時価総額が大きな会社は値動きが乏しくなります。当たり前の話です。その代り…大量の資金を消化できます。東レなどは、幾らでも大丈夫ですよ。カタルは1000円以下の時から、ずっと一環推奨しています。本日は、何故か知らないけれど…40円も上がり1074円ですね。

カタルは一応、プロだったのです。その辺の機関投資家さんより、ずっと優秀だろうと自負しています。失敗もありますが…理由も述べて推奨しています。此処が大切なのです。小手川君は素晴らしいけれど…たぶん、彼の資金になると、小手先じゃ無理です。せいぜい100億円未満でしょう。数十億円台になると…運用は途端に難しくなるのです。カタルの経験は40億円まで…です。でもこの時は、時代の読みを間違いました。金融庁の行動を視野に入れてなかったのです。

名目時代なら…ベンチャリは、良い企業に変身していたと思っています。しかし実質時代でしたからね。それもガチガチの清貧思想です。ダヴィンチの金子さんは悲運でした。生き残っていれば…ケネディクスではなく、ダヴィンチをやっていたのです。宮島さんと、金子さんでは比較になりません。やはり企業は…経営者の資質です。根性論を持ち出すわけではありませんが…「男を磨かせて頂きます。」と言う任侠の世界の精神が必要なのでしょう。

昨日のケネディクスの動きは特筆ですね。なんだか…今年春にエリオットが買った時のように下値がなく…上昇を続けています。仕方がないから、下値を待っていましたが、本日は今の所、寄り値で2000株だけ買い戻しました。先日、下値でかなりの株数を外したのに…売った株価より、遙か上で…買い戻しているなんて…馬鹿がやることです。

これが貧乏人の「性」ですね。まさにコンチクショウです。金持ちなら、あの時も買っていたのです。しかし貧乏人故に「心のユトリ」を重視して、持ち株を減らしたのです。株式取引は、金持ちのゲームです。貧乏人は、いつまでも貧乏人、はやく…普通の人になりたいよ。えェ~ん。えェ~ん。それでは…また明日。



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