アーカイブ:2017年11月23日

黄金期間の到来

昨日も少し触れましたが…サウジ情勢は不安定です。日本は多くの石油輸入を、中東に頼っています。サウジからは33.1%、アラブ首長国連邦が24.4%、カタールが11.0%、(ロシアが8.1%で)クウェート7.2%、イラン4.7%など…と報道されていました。(2014年)

今の市場は、本当に…強くなりましたね。ようやく、日本人の意識変化が見え始めています。昨日は天皇陛下の退位の話が報道されており2019年4月頃…だそうです。思い返すと…「平成」の世は、株屋にとっては悪夢でした。同時に…ネットが普及し生活感が一変しました。まだスマフォが登場して10年なのです。社会はドンドン変化しています。

この技術革新は、留まるところを知りません。ゾゾタウンの採寸スーツは素晴らしいですね。日経新聞を読むと…半導体の文字が溢れて来ました。カタルは、市場の流れを読み違っていました。確かにSUMCOを1800円台で買ったのですが、直ぐに利食いをしており、「実質時代」の頭の構造でした。散々、名目時代なのだから「買い増し」が正解だ…と述べている本人が、僅かな利幅で、利食いをしている訳です。

有言実行とは…なかなか難しいものです。しかし含み利益が、いくら増えても何にもなりません。この後の相場の「読み」はドンドン大切になります。

カタルの現役時代、毎日、株式手数料が1日100万円を下回らない時期がありました。この数字が、どれ程…驚異的か。証券マンなら理解できると思います。毎日、100万円以上なのです。歩合セールスの場合、月収が800万円以上ですね。

当たり前です。何しろ、預かり資産の3億円が、40億円になったのです。顧客の資産は、みんな10倍です。この時に…もうワンランク上を狙い、「賭け」に出ました。ベンチャーリンクを100円割れから買い始め…500円台まで買い続けました。

本当に成功すると…思っていました。カーブスなど…順調に伸びていたのです。その時に保険屋に進出する話を聴いた時に…止めるべきでした。保険屋さんの狙いは良いのですが、時間がかかります。金融は難しい分野で、時間が掛かります。

ソフトバンクの孫氏が、素晴らしいのは…朝日放送株の買収の時の決断です。「撤退」と言うのは、なかなか出来ないものです。自分の方針が間違っているかもしれないと…感じた時に、スパッと切れるかどうか…。此処が勝敗の分かれ目なのでしょう。

読者から、有意義なメールを貰う事が…時々、あります。この確率は非常に低いのですが…なかなかです。先日は、半導体に関した話の中で「原子スイッチ」の話が出て来ました。日経新聞にも掲載されていたようですが、カタルは見逃したようです。この話は面白いですね。思わずNECを買おうと思いました。まだ買っていませんよ。それほど…一発で、惹かれたと言う話です。

半導体の限界は、前から指摘されています。しかもこの技術は日本発です。今回の「量子コンピュータ」の話しもそうです。NTTは世界初の技術公開です。果たしてデファクトスタンダードが取れるかどうか…。アップルとマイクロソフトの話もそうですが、彼らは上手いですからね。この二つの「量子コンピュータ」と「原子スイッチ」の話しは、是非、インプットしておきましょう。

相場観の組み立ては、大きな成果の違いを生みます。仮に…この時期にSUMCOだけをやっていたら…あっという間に資産は2倍以上になります。カタルの選択肢の中には、このラインも存在していました。しかしカタルは選択肢を誤っています。だから、この連騰相場に乗れない「はみ出し者」です。相場論の組み立ては、実に難しい。

上がる銘柄など…たくさん存在し、今は、石ころを蹴っても、必ず、当たります。問題は如何に、効率を上げるか? 証券マン時代は、高い手数料を抜く為に、最も早いスピードを、常に狙う訳です。でも市場参加者の種族は様々で…彼らの気持ちに成りきることは、なかなか難しいのです。自分にないものを求められます。自分が大金持ちなら…今はどうするか?

相手の気持ちになって…相場を読まねばなりません。結果論など…は、誰にでも言えます。そんなのはカタルより、ずっと口が達者な評論家の話です。僕らは実践家です。カタルは読者、それぞれの資産が1億円以上になるように…100万円を元手にして、共にがんばろうと…主張しています。言う以上は…先ずは実践です。今年は相場に恵まれ、想定外の成果です。

でもあと1か月、此処から来年の春まで、株式市場の黄金期です。特に年末年始は、毎年のアノマリーから見ると…確実に儲かるベストの投資期間なのです。今年のカタルは、この候補の一つに、長年、言い続けてきた「ケネディクス」を選択しました。

何故、ケネディクスが、抜群の投資成果を上げる…と考えるか? その理由を述べねばなりませんが…流石のカタルも「有料読者」を優先せねばなりません。当たり前ですね。先日のクラウドワークスの方針転換も、後にしようかと思ったのです。有料読者を優先させるべきではないかと…一時は考えました。でもこの銘柄は、第一回の会員向けのレポート銘柄ですからね。時間が経過しています。この辺りのバランスは、難しいものです。

でもカタルは、一般の読者も、みんな平等に考えています。だから…よく一緒に買うと述べています。昨日だって…ケネディクスを後場寄りに1000株だけですが、一緒に買っています。この実験は、大概…成功しているようですよ。今までで…失敗したと思ったことが、あったか…どうか。

カタルは、本物の投資家を目指し、自分自身の意見を、いつも事前に公表しています。確かに…時間の一部を切り抜けば、間違っている部分も在るかも知れません。でも自分でも…最近は、かなり自信を持っています。やはり証券マンを辞めて、投資家の道を歩んで、正解だったと思っています。まだ現役時代の年収1億円の稼ぎには、到底及びませんが…着実に、一歩、一歩、前進している自分を実感しています。

皆さんは、馬鹿なカタルの人生の小説版を、読んでいるようなものですね。カタルは、既に、このサイトを20年近く続けているのです。最初は、株式市場を通じて…日本経済の矛盾を、一緒に考えて欲しかったのです。その原点は、今でも変わっていません。

それでは…本日は、この辺で…。東京は、まだ雨が降っていますが、これから出かけねばなりません。久しぶりに、ブツブツ…と、隣の浜ちゃんと、3人の会食です。新しい材料を仕入れてきます。また…明日。

これから…一年で一番、投資成果が、期待される年末年始の黄金期間の到来です。



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