アーカイブ:2017年11月6日

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かたる:何故、彼は、また今朝…電話を掛けてきたのかな?

なんでも新築している家の工事代金の残金を、工務店に払わざる得ないらしく…合計で3500万円を払うらしいのです。その為に…既に、株を、かなり売った…との事です。かなり悔しそうに…上がった株の話をしていました。

神主さんの話なのですが…。カタルは、前からの持論を述べた次第です。しかし…同じことを、何年も、何年も…飽きずに、言っている自分にも、呆れる次第です。

本日の株価は22611円で71円高ですね。あと100円ほどで22750円の壁に到達します。果たして…このままクリアする事が、出来るのでしょうか? カタルは、この株価水準が「名目時代」と「実質時代」を隔てる「壁」だと述べています。

丁度、神主さんと、初めて会ったのは、ソニー生命からスカウトされていた時期で…歩合セールスになる前の話です。当時、ソニー生命は、新潟に新設店舗を構えると言う事で、面接を受けたのです。

どうしても会いたいと言う事で、ある日突然、電話を貰い、会うだけなら…と言う前提で、支店長になる人に会いました。その人に、これから東京に出て歩合セールスになると話したら、地元の証券会社の役員を紹介され、その役員の情報元が、神主さんでした。それで…神主さんに会う事になったのです。あれから30年近くの歳月が流れます。

彼も上京した当時は、2000万円以上の月給をもらっており、優秀なセールスでした。喫茶店で給料明細をカタルに見せるのです。そうして昼食を御馳走になりました。丁度、郷里が一緒だった事もアリ、長い付き合いになりました。あれから…ずっと、実質経済のデフレの時代ですからね。そんな高給取りも食えなくなり…一時、競馬場でアルバイトをする次第です。中央競馬のバイトは、なかなか良い収入でした。

証券界は、兎に角、みんな、食えなくなりましたからね。凍てつく市場と…氷河時代になった次第です。あと僅かな水準まで戻った株を見て、いろんな思いが、走馬灯の如く、駆け巡る次第です。

「アイボからアトムへ」とのレポートを書いたせいで、100株だけですが、カタルもソニー株を、今朝の寄り付きの5100円で買いました。一時は…慣れない「空売り」をした株です。仮に綺麗に、この壁を抜けるなら、このソニー株も…上がる可能性があります。

でも…ね。どうでしょう。正直に言えば…既に全体の乖離は高く、あまり買いたくはないのです。故に「ユビキタス」の選択になっているのですから…。全体は休むから、仕手株が上がると思っている訳です。だから石川製作でも、豊和工業でもない…スマートコミュニティーのユビキタスの選択になりました。

でも全体が強ければ…本格的なユビキタスの出番は、なかなか訪れません。やはり、この手の株が物色される環境は、全体が休んでいる時です。故に…ソニーと一緒に買うのは、論理的に矛盾しています。まぁ、そんな時間感覚だと思っている訳です。

現在、取り組んでいるケネディクスも、夢テクも同じ感覚です。全体株がドンドン上がるなら、半導体や電機など日経平均採用の有名企業になります。既にSUMCOなどの半導体も、大半の上昇相場は終わっていると思っています。

でも…22750円を奪回して、休んだ方が…綺麗ですね。その方が、論理的には筋が通ります。あと150円ほどです。この辺りは神様ではないし…的確に予想できる道理がありません。故に、矛盾した行動なのでしょう。

でも昨日、東京駅からのタクシーの帰り道、東西線の走っている永代通りを通ったのですが、ずいぶん、新築の工事が始まっていました。大和証券も解体され、このゾーンは地所でしょうか? TDKも、横浜銀行も…日本橋は、既にビルが完成し、柳屋ビルを除き、3つの角が新築です。コレドは早かったのですが、ずいぶん変わったものです。あの工事を見て、何故か…棒鋼の合同鉄鋼を、本格的に買ってみても、良いのじゃないか…と思ってみた次第です。

期待通りの数字が出ずに、株価は下がったようですが、此処は買い場なのでしょう。もう一つは…やはりサンフロンティア不動産ですね。時期がバブルで、この手の数字なら、間違いなく…株価は5ケタです。安過ぎます。カタルは両方とも、持ってはいますが…打診程度の株数です。投資が成功するかどうかは…何処に、力を注ぐか。

所詮、貧乏人故、多くの銘柄を同時に、手掛けることなどできません。邦銀株は、まだまだヤレヤレの売りが出る水準で、急ぐ必要はないのでしょう。色んな流れを考えると、選択も、難しいのです。株価は22625円です。あと100円程です。ソフトバンクは足を引っ張っていますね。でもファストリは、マズマズです。大型株の東レも、ずいぶん上がりました。この手の株で、およそ…2割ですよ。凄い事です。機関投資家は儲かっています。

総花的な指数相場は、機関投資家が儲かる相場です。個人投資家は、どちらかと言えば…値動き重視の小型株を選択しているから、順番が後回しになります。でも、どの株も下げる様には見えません。こんな所で「空売り」している心理は、どんなものなのでしょう。カタルは、今回、「利食いする」馬鹿と述べ、名目時代は、常に「買い増し」が正解だと述べて来ましたが、実際は…かなり手を空けています。目一杯に買うカタルの性格にしては、珍しい現象でしょう。

22750円の奪回は、やはりソニーが…鍵を握っているのかも知れません。ITバブル期、ソニーが年末にかけ、ストップ高を繰り返す姿を…先日は、思わず想像しました。故に…あの日、4950円で空売りをしたのに、僅かな利幅で、直ぐに買い戻したのです。

常識的には…ソロソロですが、株は、常に…常識外の動きをします。カタルは一応、有言実行で「アイボからアトム」とのレポートを書いたので、有言実行で、本日は株を買ったのです。正直に言えば…全体の相場観を、養うための肥やしに過ぎません。

どっちでも、良かったのです。全く…カタルも、どっちに転ぶか、分かりません。でも出来る事なら…22750円を超えて欲しいのは、カタルだけではないでしょう。かなり「空売り」が入っている筈です。何しろ、ソニーです。果たして…どうなりますか。

相場観と言うのは、様々なシナリオが存在しますが…事前に、幾つかのパターンを考えておかないと、相場に乗れません。カタルは、本日も…次世代の「相場の核」の銘柄を、幾つか買っています。常に、時価を参考に動いている訳です。

しかし所詮、自分自身が貧乏人ですから、カタルの相場観など、あてになりません。神主さんには、何年も…何年も、同じことを言い続けているのです。おそらく…神主さんは「ケネディクス」も利食いしましたね。株と言うのは面白いものです。人間は、時間には勝てません。

それでは…また明日。



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