アーカイブ:2017年11月2日

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かたる:最初に…お詫びです。昨日の原稿の中で「みずほ」の持ち株と配当額の計算の所で、当初の原稿では、みずほ株5万株と書いていましたが、「50万株」の誤りです。1億円は、およそ50万株ですからね。既に訂正しましたが、ごめんなさい。

さて…昨日の大幅高には驚きました。ソニーの空売り4950円を指しており、忘れていたら…後場から出来て、慌てて…僅かな利幅で買い戻しました。空売りは滅多にしないのです。でも今回も一時的でしたが、またも成功しました。連勝記録は伸びています。

でも、ようやく上限ラインが見えて来たかな? 果たしてデフレの出口である22750円を抜いてから休むのか…、あるいは、その手前で一服するのか? この辺りは定かではありませんが、常識論では、間もなく…16日間の連続上昇の「爆上げ相場」は一服すると…考えています。でも相場は「理外の理」とも言います。常識に語るのは易しいのですが…誰も、未来図は分かりません。しかしカタルは、この常識論を前提にして相場論を語っています。

日経平均株価の日足推移

ここ2年程の最大乖離は、トランプ政権の誕生を受けた株価上昇相場でした。調べてみると…200日線乖離が15%(15.67%かな?)を超えたところがピークだったようです。今回は、昨日で13.52%です。

ただ週足では…過熱感はありません。52週線乖離では、アベノミクス誕生の直後は47%(2013/5)もの上昇場面がありました。今回の52週線乖離は14%程度の話です。つまり…それほど過熱感がある訳ではありません。このようなテクニカル水準は、ある意味で大切でしょう。この意味は…短期の調整なのでしょう。

トランプ政権の誕生にも驚きましたが…その直後、トランプ氏の経済重視の政策スタンスを好感し、株価は常識破りの上昇を続けています。通常、貿易摩擦が、最も懸念を生む案件です。NAFTAの交渉は現在進行中で、韓国や日本もFTA交渉が進み、最難関の中国との摩擦が、一番の懸念材料です。何しろ、経済大国のNO1とNO2の争いがこじれると…世界経済は大きく揺れます。その前哨戦のNAFTAはどうなるのか…。

しかし経済人は…流石です。米国への生産移転も加速しているように見えます。一つは法人減税などの政策が期待されるため。もう一つは、BRICsの人件費が上昇しており、生産移転のメリットが薄れている為に、先進国では、国内回帰の流れがあるように感じています。中国は難しい国ですからね。本日の日経新聞の経済教室の「法人課税の存続に限界も…」と言う記事は…相場観の参考にしておかねばなりません。

アマゾンは第二本社の選択を進め、企業誘致に自治体は必死です。雇用の問題は非常に大切なものです。でも働くと言う意識は、大きく変化していますからね。故に「ベーシックインカム」なのですね。価値観が大きく変化する可能性があります。AI時代は、人間の根底にある「喜び」の形が、大きく変化するのでしょう。所詮、お金など…生活するためには、ある程度は必要ですが…人間の豊かさと結びつくかどうか、疑問でもあります。

カタルは現在、ケネディクス、夢テク、そうしてユビキタスを中心に売り買いをしています。勿論、この間に、他の様々な銘柄を手掛けています。ただソニーやエレクトロンなど観ると…やり過ぎのような印象を抱いています。この背景に日銀のETF買いがあることは間違いありません。市場に出回っている浮動株を吸い上げている為に、指数は上下し易くなっています。カタルが、アドバンテストを狙った背景でもあります。

まだ「流動性の罠」から、完全に脱出したわけではありませんが…既に抜けた可能性は高いですね。だから待機した資金、企業の内部留保を始め、日銀の当座預金残など…いよいよ「過剰流動性相場」も見られるかもしれません。まだ真剣に考えるのは早いので、本日はヒントだけに留めます。

ちょっと待っていてください。ハイ、今、ユビキタスが下がっており、1399-1411-1342-1345で237900株ですから、1340円より1300円まで5本の指値を入れました。今週は陰線でも良いと思っています。月曜日の寄り付きは1385円です。1350円から1370円辺りの引け値が理想形かな?

もともとカタルは…総花的な指数相場が苦手です。機関投資家ではありませんからね。それにあまり儲からないものです。今回はSUMCOなどの半導体に集中していた人は、どれも良かったですね。アドバンもそうですし…新川などまで、株価は上がっています。

今は大きな流れなので…やはり一流は、良いですね。エレクトロンや信越化学など…どれも凄い形です。カタルも、早く、一流人間になりたいものです。三文役者では、いつまでも貧乏人の世界から抜け出せません。今回のリーマンショックでもそうです。JPモルガンは大きく抜けていいますが…シティーなどは、全く論外です。

これだけ覚えておくだけでも、長い人生の中で、大金持ちになれますよ。人生には何度か…NHKがワイワイ騒ぐ、株安の場面があります。そんな時に、少しずつ、一流株を買うのですね。銀行なら三菱UFJ、家電ならソニーやパナソニックかな? 自動車はトヨタですね。同じ業種でも、一流を買うのですよ。基本的に、やはり一流は良いのです。

カタルの顧客で、カタルが追証になっている時に、必ず、電話が来るお金持ちの奥様が居ました。そんな時は、大概1~2週間程度なのですが、1000株、2000株と…現物で株を買います。日経新聞には、大暴落の文字が躍っており…NHKはニュースで大きく株安を報じているのです。そんな時に限り、買い出動をするのです。大概、半年後程度、株を待つと…儲かっています。

何も、いつも株価を気にする必要はありません。投資には、色んな方法があります。それぞれ…自分に合った方法を選択すると良いのでしょう。最近は…あまり買いたくないのです。証券マンだったカタルは…こんな時にも、無理して手数料を上げる為に…無理やり銘柄を選び、何かを…買いますが、大概は、失敗します。そんな株価位置のようにも見えます。

でも…ね。全体が休んでも、出遅れ物色が続き…全体の水準訂正に、今回は…移行すると考えています。これだけ株が上がっているにもかかわらず…上がらない株があります。そんな株も、何れ…みんな水準訂正をしますから…心配する必要はありません。だからブツブツ投資なのですよ。下がるなら…いくらでも買えばいいのでしょう。一例を掲げるとパイオニアなどはそんなイメージかな? 少し上がっていますが…ほとんど動きませんね。

確か…日経新聞が書いた時に試に1000株を204円で買いました。カタルはこの技術は使えると思っています。もともとパイオニアはレーザー技術の蓄積がありますからね。先日は期日が近いJ・TECを買い増ししたのです。そうしたら…1割ほど、上がったかな? おかげで…期日分は損をせずに売ることができました。ユビキタスと同じですね。ユビキタスもそうだったのです。800円台で買い増し…した瞬間に上がり出しました。株って…分からないものです。

最近のカタルは「ツキ」があるようです。今年は孫が生まれてから、良い事が続いています。まぁ、これまでの人生は苦難の連続ですから、多少は浮上しても良いのだろうと勝手に考えています。東京に上京してから、初めて…間もなく名目の時代に入りますからね。1989年からですよ。馬鹿な人生です。あっ、今、夢テクの920円が500株だけ買えました。本当は昨日買ったから…915円から下に指値をしたのですが…。何しろ、何故か、本日はアウトソーシングが高いですからね。何故かな?決算でも発表したのか…それとも期待かな?

でも…ね。危ない数字もありますから…ちゃんと見ましょうね。時代はどう動くか? 此処が重要です。多くの人は、目先の需給動向を気にしますが…そんな需給は、時代の流れで決まっています。所詮、力がある勢力でも、時代には勝てません。間違った選択をすれば、加藤あきらのように、一人相撲になります。

時代を追っていれば…やがて時代の経過で、多くの大衆が応援してくれます。 1万株の投資でなくても、100株投資の大衆の買いの方が勢力は強いのです。だから…場に出ている売り物を、全部、買える力があっても…自分で一人占めはいけません。場に1万株の売り物があるなら、先ずは500株を2回か、3回、買ってみることです。上がる株なら…必ず、他の大衆が応援してくれます。こんな事は…常識ですからね。

それでは…また明日。



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