アーカイブ:2018年2月

株価は底入れを示唆か…。

たぶん…NY市場も日経平均株価も下落の峠を、越したと思われます。しかし株式相場は必ず、もう一度、下値の確認作業をするケースが多いですから、まだ無理をされない方が良いのでしょう。

日経平均株価の日足推移

今回は、一時的に…日経平均株価は200日線を下回り、安値は20950.15円を付けました。この水準は、カタルが調整が始まった直後から述べていた2015年6月の高値である20952円の想定下限ラインに一致しています。でも強ければ…22750円の壁を割ることはないのです。更に…三菱UFJの800円割れもなかったと思っています。

デフレ脱却をめざし…日本経済は大きく舵を切りましたが…5年を経ても、完全に「流動性の罠」から脱出できてないのですね。その事を確かめた…今回の下落局面でした。何故…既に調整局面が完了したかと思っているかと言えば…沢山の事例が、その事を物語っています。

先ずは…人気株が存在します。この下落局面でも高値を更新している銘柄は100銘柄ほど存在します。更にカタルが、次のスター株と目論んでいる「小野薬品」は…全体相場が下がっているのに…逆行高を演じています。

このような株が存在すると言う事は…相場は、生きている証ですね。失われたデフレ時代は…全面安なのです。つまり今回の下げは、単なる…スピード違反を咎めた乖離調整に過ぎません。

ソニーの日足推移

更に…色んな事象を掲げたら、キリがありませんが、同じ人気株のソニーにしましょうか…カタルは昨年11月7日に空売りをして買戻し…直ぐにドテン買いに転じて今度は買いで儲けています。その株価のラインが4945円から5150円なのです。

ファナックの日足推移

ファナックなども…先の安値26035円を、今回の安値26120円でしたから、今のところは割れていません。このような総合的な「事象の積み立て」が、相場観の新しい見方を形成していきます。複合的な評価なのです。

日証金のデータ

数え上げるとキリがないのです。日証金の回転日数も信用取引の追証の投げと思われる解消により、回転日数が41.76日まで早くなりましたが15日現在で55.4日まで遅くなってきました。つまり目先の投げは…既に、一巡していると思われます。

基本的に様々な事象が…相場の「目先の底入れ」を示しています。

よって…新しい相場の波動入りになる可能性が高いのです。しかし…直ぐに日経平均株価がドンドン高値を追うかどうかは…今のところは、定かではありません。とりあえず…全体相場は、「底入れ」したかも知れないと言う段階でしょう。

此処から…市場に「スター株」が、誕生するかどうか? …が問われます。カタルは此処では「小野薬品」を筆頭に…「ケネディクス」も可能性が存在すると考えています。更に金曜日は、「夢テク」なども買っております。

要するに…全体相場が活況を迎えるかどうか…。此処からの「スター株」の動きが、注目されると言うものです。特にカタルは暴落前から…小野薬品を取り上げています。カタルのレポートが、その辺の評論家のレベルではなく…事前に相場の「未来を語っている」と言う証左でしょう。

小野薬品の日足推移

この小野薬品は、昨年6月に自社株買いを発表し…カタルは、その後の7月に打診買いをしました。(Aの地点)そうして先日、この期日が来たので僅かな儲けで期間延長のクロスをして…(Bの地点)更にCの地点で買い増しをしたことを…レポートで述べています。

更に、この全体のガラの中で…事前に次期「スター株」の可能性を指摘して、レポートで述べていますね。別に株価が上がったから後で述べている訳ではありません。試に昔のレポートを読んで…自分の目で本当かどうか確かめてみると良いのです。1月26日のレポートで小野薬品を買っている事を取り上げています。まだ3000円にも乗っておらず、偉そうに言えませんが…。

幾つかのヒントが、このレポートに掲げられています。今、昔のレポートを読んだら…1月17日、18日に「弱気レポート」を紹介しており、事前に…今回の株価の下げを暗示している様な内容です。

どの程度、皆さんに…「カタルレポート」の読解力があるか? いつも事前に、様々な方向性を取り上げています。あとは皆さんの利用の仕方に…掛かっているのでしょう。それでは…また明日。

本日、遅れておりました有料会員向けレポートを、この原稿をアップする前にアップしました。会員の方は、是非…お読みください。一日、掲載が遅れ…申し訳ございませんでした。



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